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2011.11.12(Sat)

ザ・茶番劇 

野田首相、TPP交渉参加の方針表明
http://www.asahi.com/politics/update/1111/TKY201111110508.html

 野田佳彦首相は11日、首相官邸で記者会見し、環太平洋経済連携協定(TPP)について「TPP交渉参加に向けて関係国との協議に入る」と述べ、参加国との事前協議から始まる交渉プロセスに参加する方針を表明した。首相は12日からハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、オバマ米大統領らTPPの関係各国首脳と会談し、交渉参加の方針を伝える。

 TPP交渉に正式参加するには、すでに交渉入りした米国など9カ国と事前協議を行い、それぞれ承認を得る必要がある。日本が各国と本格交渉を始めるのは、早くても来年春以降とみられる。首相が「交渉参加に向けた協議」と表現し、事前協議を強調したのは、民主党内の反対派に配慮した面もある。

 首相は会見で、農業や医療などの分野でTPP参加に反対する声が強いことを念頭に「世界に誇る日本の医療制度、日本の伝統文化、美しい農村、そうしたものは断固として守り抜き、分厚い中間層によって支えられる安定した社会の再構築を実現する決意だ」と強調。こうした懸念に配慮する姿勢をみせた。



民主・山田氏、首相会見「参加表明でない」=TPP
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2011111101066

環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に慎重な山田正彦前農林水産相は11日夜、衆院議員会館で記者会見し、交渉参加をめぐる野田佳彦首相の記者会見の内容について「ほっとした。交渉参加表明でなく、事前協議(の表明)にとどまった」と評価した。山田氏は「(首相は)党の提言をくんで踏みとどまってくれた」と語った。



http://twitter.com/#!/kharaguchi

@kharaguchi 原口 一博 

総理会見を同志とともに聞いています。交渉参加に向け関係国と協議ということを総理は会見で言いました。 これを参加表明という記者がいますが、あくまで予備的交渉を言っているのであり、今までの情報収集をより念入りにやるということであるはずです。



「これから強盗に行くから、ナイフとガムテープを欲しいんだ。どこかにないか」と言っている人物Aがたとします。

その友人のB、C2名がそばにいました。二人は「やめろ、バカな真似をするな。そんなことをしたらお前と絶交する。警察に通報する」とAを説得していました。

すると、Aが「二人の気持ちは分かった。じゃあ、とりあえずナイフを取ってくる」と言い出しました。

BとCは、Aがナイフを取ってきたのを見て、Bは「よくやった。俺たちの説得をきいて、強盗はあきらめた。ほっとした」と言い、Cは「Aはナイフを取ってきただけだ。強盗をすることなどないはずだ。警察への通報はやめた」とにこにこ笑っています。






みなさんは、Aが強盗をやらかしたら、BとCが市民としての責任を果たしたと思いますか?







言うまでもありませんが、Bが上記引用記事の山田正彦前農相、Cがツイッターを引用した原口一博元総務相です。結局、TPP反対派というのは、こういう人たちが中心になっていたというわけですね。とりあえず抵抗したポーズだけは見せておいて、本当に国民の怒りが高じてくると狼狽し、誰も納得しない落としどころを作って、何か役割を終えたような顔をすると・・・。

私が、●前回の記事で、念のために書いておいた、

仮に、反対派の議員が、野田内閣を信任したとなれば、野田は確かに延命できます。しかし、「TPP反対は口だけか」ということになり、農家や医師、薬剤師といった、TPP参加に反対する勢力に一斉にそっぽを向かれるでしょう。そして、しばらくした後にある選挙で、民主党の議員として立候補せざるを得なくなり、小選挙区でそのほとんどが討ち死にすることになります。


という部分は、どうやら本当になりそうですね。

こうなると、この先の展開は見えています。今ははらわたが煮えくりかえっている、原口や山田のような詐欺師とは異なる本物のTPP反対派議員(例えば、斉藤恭紀)を、闇将軍の仙谷が、転校した元反対派・慎重派議員と一緒になって懐柔し、離党などの動きを封じ込めるでしょう。

情けない。一体、232人の衆院議員が署名した交渉参加反対決議の署名は、一体何だったのか。有楽町や日比谷でのデモに参加した国民の声は何だったのか。

もう、民主党主流派とそうでないグループとを分ける意味などありません。この、お為ごかしと嘘と茶番劇を繰り返す、メルトダウンした原子炉のような、日本人にとって害悪にしかならない「民主党」という集団を、木っ端みじんに消し去るべきです。

本当に心ある議員は、国民の怒りが爆発するまでに、できる限り早く離党すべきです。小沢一郎をもり立てようなどと、甘っちょろいことを言っている場合ではありません。それこそ、どぶ板をやり、車座集会を開き、有権者の声を聞けばいいのです。

国民、特に、トーキョーやオーサカ以外の地方に住む選挙民はバカではありません。そうやって、本気の姿勢を見せれば、必ず投票してくれます。いくら党のカネを使えて、労組の票が確保できたとしても、民主党=TPP推進政党にいるというだけで、間違いなく選挙には落ちます。比例名簿に名前を載せようにも、名簿上位は執行部とそれに近い議員で埋まっていて、当選1回、2回の議員につけ込む余地はありません。

結集する軸がない?そんなことはありません。



こういう議員がいる会派に、一時避難すればよいではありませんか。●日本の闇の部分を知り尽くし、「CIAに暗殺されない限り米国には従属しない」と啖呵を切れるあの人も、全力でバックアップしてくれます。

戦いはこれからです。野田がAPECで、ご主人様オバマの前で「TPP交渉に参加します」と言ったら、萎えてしまった山田や原口のようなゴミカスは使用済み燃料プールにでも沈めておいて、良識ある議員は立ち上がるべきです。

「民主党」という腐った看板を、捨て去るのは今です!

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