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2011.08.06(Sat)

東大アイソトープ総合センターの気高さと、菅直人のゲスっぷり 

南相馬市が全域除染へ、避難準備区域解除検討で
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110806-OYT1T00633.htm

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、福島県南相馬市と東京大学アイソトープ総合センターは6日、警戒区域を除いた市内全域で放射性物質を取り除く除染を共同実施すると発表した。

 政府は今月下旬にも原発から20~30キロ圏の緊急時避難準備区域の解除を検討。放射線量が高いままでは解除されても市民が避難先から戻って来ない懸念があり、市は早急に除染を進める。

 市によると、放射線量の高い地点を記した汚染マップを作製。放射線量が高い場所は、同センターの助言を受けながら、市が専門的な除染を行う。放射線量が低い場所は、公共施設の建物の高圧洗浄などを市が行う。

 一般住宅などの民間の建物や庭の除染は、NPOのほか市民ボランティアも募って実施する。8~9月を除染の強化月間として、緊急的に行う。


>東京大学アイソトープ総合センター

そういえば、この研究機関には、こういう方がいらっしゃいました。

児玉龍彦・東京大学アイソトープ総合センター長の衆院厚労委員会における参考人質疑




「東大=御用学者」という図式を作り上げてしまうのは、あまりにも乱暴ですね。こういう、良心を忘れていない科学者もいるようです。

研究期間は、我々が持っていない専門知識を有しており、しかも、一般に利用されてない特殊な機器類を保有しているのです。今回の原発事故のようなピンチの場合、素人以上に活発に事態の改善に向けて動いてもらわなければいけません。その意味で、東大アイソトープ総合センターは、きちんと役割を果たしてくれているように思います。こういう所には、どんどん税金で予算を付けてほしいものです。

しかし、

>政府は今月下旬にも原発から20~30キロ圏の緊急時避難準備区域の解除を検討

まあ、どうせこの「政府」というゴミの集まりがろくなことをしないというのは、3月11日以降明白だったわけですが、ここまで怠慢だと、もう怒りを通り越して、脳の中から存在そのものを消してしまいたくなります。

政府が危険だから出て行けと言って、福島県浜通り地方の人びとは、県内の他の場所、もしくは県外に散っていきました。それを、今度はろくに除染もしないうちに、「帰ってもいいよ」ということを言い出す。何を考えているのでしょうか。双葉郡や南相馬市の住民たちを、リードを付けて散歩している犬か何かと勘違いしているのではないでしょうか。

私が「脱原発依存」なる理念(のように見えるモノ)を掲げているにも関わらず、菅首相を全く信用していないのは、こういうところにあります。はっきり言いますが、将来の脱原発なんかより、自分の土地が汚染されているかどうか、はたまた、今年収穫できる米が食べても問題がないものなのかどうか、そちらの方が庶民にとってはよほど重要です。そういうところに手をつけないで、何が政治家だ、何が公僕だ、と思ってしまうのです。

どうも、世間には、菅の居座りを利用して脱原発を軌道に乗せよう、などと主張している人もいるようですが、はっきり言って考えが甘いのではありませんか。脱原発を本当に形にするには、国民が本気で怒りを表明しないとダメです。政治家の動静、しかも、菅直人などという、ゲスの極みのような人物の働きに、何を期待しているのだと、失笑してしまうほどです。

肝心の脱原発とやらも、もう早速腰折れです。

経産省幹部3人更迭、後任人事固まる 新次官に安達氏
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20110805_03.html

経済産業省は4日、事務次官ら首脳3人の更迭を含む幹部人事を固めた。松永和夫次官の後任には経済産業局長の安達健祐氏が就く。資源エネルギー庁長官には中小企業庁長官の原一郎氏、原子力安全・保安院長には商務流通審議官の深野弘行氏を充てる。安達氏、深野氏は12日付、原氏は9月1日付発令予定。松永次官と寺坂信昭保安院長は12日付で辞職する。

新次官の安達氏は1977年に入省し、エネ庁公益事業部(当時)で業務課長と開発課長を経験。04年から2年間は電力・ガス事業部長を務めるなどエネルギー政策の造詣が深い。10年7月からは経済産業局長として、法人税引き下げなど、他省庁との調整を要する難題に取り組んできた。

大臣官房長は上田之氏から立岡恒良・内閣官房内閣審議官、経済産業政策局長は安達氏から石黒憲彦・商務情報政策局長、製造産業局長は鈴木正徳氏から上田氏、商務情報政策局長は石黒氏から永誠一・近畿経済産業局長にそれぞれ交代する。

エネ庁関連では電力・ガス事業部長に84年入省の糟谷敏秀・通商政策局通商機構部長が就く。現職の横尾英博氏は日本貿易振興機構副理事長に就任予定。

安達 健祐氏(あだち・けんゆう) 77年東大法卒、通産省入省。03年大臣官房総務課長、04年エネ庁電力・ガス事業部長、06年総括審議官、07年貿易経済協力局長、08年大臣官房長、10年7月経済産業政策局長。東京都出身、59歳。

原 一郎氏(たかはら・いちろう) 79年東大法卒、通産省入省。04年大臣官房会計課長、05年エネ庁省エネルギー・新エネルギー部長、06年経済産業研究所副所長、07年中小企業庁事業環境部長、09年関東経済産業局長、10年7月中小企業庁長官。東京都出身、55歳。

深野 弘行氏(ふかの・ひろゆき) 79年慶大経済卒、通産省入省。03年エネ庁総合政策課長、04年大臣官房審議官、08年保安院次長、09年近畿経済産業局長、10年7月商務流通審議官。神奈川県出身、54歳。


経歴を見れば分かりますが、安達と高原は資源エネルギー庁のキャリアが長く、見事なまでの「原子力ムラ」出身者です。経産省内の順送り人事を、完全に追認した形です。つまり、菅は従来の原発政策の継続を追認したわけです。

そればかりか、もう菅直人は、完全に政府部内で「どうでもいいゴミ」扱いされています。

政府「原発輸出は継続」 菅総理は見直し明言
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210805057.html

政府は、外国への原発の輸出を継続していく方針を決定しました。しかし、菅総理大臣は輸出見直しを明言していて、長期的な方針ははっきりしていません。

 自民党の小野寺議員の質問主意書に対する答弁書で、政府は「諸外国が我が国の原子力技術を活用したいと希望する場合には、世界最高水準の安全性を有するものを提供していく」として原発輸出を当面、継続して行う方針を示しました。これにより、現在、国会の承認を求めているベトナムなど4カ国との原子力協定や、トルコなど5カ国との交渉は引き続き進められることになります。しかし、菅総理は原発輸出の見直しを明言していて、長期的な方針については「できるだけ早い時期に考え方を取りまとめる」との表現にとどまっています。


首相を飛び越えて、「政府」として発言しているのが誰なのか(どうせ、経産省の官僚だろうが)分かりませんが、どちらにしろ、ただの受け狙いの軽いノリでしかない菅の「脱原発依存」が、現実の政策決定に何の影響力も持っていないことが分かるでしょう。

この国を牛耳る「官僚」という顔のない独裁者と、本気で戦うつもりがないから、こうやってなめられるのです。ただなんとなくその場しのぎで安全地帯みたいなものを見つけて、そこに入り込んでは、除染のように本当に取り組むべき課題をほっぽらかしにしているのが、菅直人という議員の正体だと私は断じます。

どうでしょうか。これでもまだ、菅をのさばらせておくことが、脱原発のための方便だと言えますか。

この首相が居座っていても、脱原発なとどという理想も近づかず、被災地の復興や除染が遅れる一方です。それよりは、まだ財務省の意向に逆らってでも復興にカネをつっこむとか、福島第一原発をなんとしてでも封じ込める覚悟をもって仕事をしようという人を応援した方がいいのではありませんか。

誰がましなのがいるのかって?そんなのは私に聞かないで、自分の頭を使って考えて下さい。

相変わらず、政治の世界では絶望的な状況が続きますが、それでも、東大アイソトープ総合センターのように、独自に動き始めたところがあります。彼らが、明治以降続く「帝国大学アカデミズム」とは思えない行動を採っているのは、児玉教授というリーダーの存在もありますが、何より、国民の間に「なんとか原発事故を収束させてくれ」「もう原発はこりごりだ」という声が高まっている証拠でもあります。

放射性物質の汚染拡散や、それによる健康被害は、これから先問題になることです。とすれば、我々としては、まずは、原発事故を風化させないことが重要です。

そして、これは特に、原発立地県の方々にお願いしたいのですが、新潟県の泉田知事や、福井県の西川知事のように、「福島の事故の原因が、地震による配管破断の可能性を含めて究明されるまで、原発を動かすことを認めない」という意思を表明している知事さんを応援してあげてください。菅直人の支持率狙いの「口だけ脱原発」の行く末より、現実に運転再開を阻止している知事の意思の方がよほど重要です。

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Comment

これは見ました。
なんというか、日本にもまだこのような方が残っているのだと、励まされた気分でした。

しかし、原発推進派は次から次に出てくる新しいデータに対し、「反対派に言わされている」など、かなり厳しい反論をしていて、見苦しく感じます。(もちろん素人の私には最終的な判断はできませんが…)
どちらにしても、原発依存はやめるべきでしょうね、外国に頼っているのは変わりませんし…
この問題に関しては泉田知事を支持します(柏崎の時もかなり慎重でしたし)
む~ | 2011年08月07日(日) 18:06 | URL | コメント編集

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