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2011.06.11(Sat)

自分がしでかした事故の後始末も出来ないような政府なのか 

米研究所が福島県沖で海洋調査 原発事故の影響評価へ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011061101000216.html

 福島第1原発事故を受け、米ウッズホール海洋学研究所の専門家チームが、福島県などの沖合で広範囲の海洋調査を始めたことが11日分かった。海水や海洋生物を採取し、原発から放出された放射性物質が生態系に及ぼす影響を評価する。日本政府は米国からの調査申請を「かなりの短時間」(政府筋)で許可したが、米国による調査であることを理由に事実を公表していない。

 文部科学省などの調査では、原発周辺で海水や海底の土から放射性物質が検出され、魚介類からも放射性物質が確認されている。ただ、こうした調査結果を取りまとめ、生態系への影響を評価する作業には着手しておらず、米国主導の調査が先行する形となりそうだ。

 大量の放射性物質による海洋汚染について、同研究所は「初期調査が重要な意味を持つ」と指摘。半減期の長い放射性セシウムなどが、食物連鎖でどのように蓄積するかは不透明だと懸念を示し、将来的な人体への影響も調べたいとしている。

 関係者によると、今回の調査は4~19日の日程。ウッズホール海洋学研究所の専門家に加え、東大やスペインの研究者も参加。米ハワイ大の調査船で、日本の排他的経済水域(EEZ)を航行し、200キロ四方で採取活動を行う。原発沖合の海流についても調べる。

 原発事故では、高濃度の放射性物質で汚染された水が海に大量流出。海洋調査の拡大を求める声が上がっていた。文科省は「今回の調査には日本の研究者も加わっている。結果を共有したい」としている。


このブログでも伝えてきましたが、

●首相官邸で原発事故処理の指示を出しているのはアメリカ政府の人間
●汚染水の放出はアメリカ政府の「強い要請」によるもの

という感じで、まさに植民地支配の様相を呈しているわけですが、今回のはそれに追い打ちをかけるような体たらくです。

>文科省は「今回の調査には日本の研究者も加わっている。結果を共有したい」としている。

何なのでしょう、この他人事っぷりは。

本来なら、事故を起こした日本の政府がこれを主導しなければならないはずです。それなのに、アメリカ様が調査するから、それに加えてもらおうという態度でいるわけです。官僚組織が有事に役に立たないということは最近よく分かりましたが、ここまでひどいとは正直思いませんでした。



実は、私が空間中の放射線量や、土壌汚染よりも、何よりも気になるのがこの海洋汚染です。

海中に広がった放射性物質は、小型動物を通じて魚の中に濃縮され、それが結局人間の身体の中に食物として取り込まれます。いわゆる「生物濃縮」というやつです。翌名前の出てくるセシウムだけでなく、骨に吸着して白血病を起こすストロンチウムがこれによって人体に入り込んでくる可能性があります。

それだけではなく、海中には昆布やワカメのように、海水からの栄養分をダイレクトに吸収している海藻がいます。昆布はダシやおでんの種に、ワカメは味噌汁などに幅広く用いられています。つまり、海にばらまかれた放射性物質が、そのまま海藻に残ってしまうわけです。

ワカメの味噌汁はダメ、昆布だしもダメ、おまけにノリもダメとなると、日本人の食文化が根本的に破壊される事態になりかねません。

政府がやるべきなのは、福島の数十海里沖の調査だけでなく、

・沿岸部(東日本だけでなく、全国)の港湾の水の放射性物質の濃度測定
・全国で採れた魚介類・海藻の放射性物質の測定
・基準を上回る魚介類・海藻の出荷停止+買い取りによる補償


なのではないでしょうか。

海外に外務省の役人を送って「日本産は安全です!」などとPRしているというのは、恥の上塗りというだけでなく、手前の売り物の危険性をろくすっぽ調べずに出荷している点で、詐欺と同じです。

官房長官の「直ちに影響はない」詐欺、御用学者の「放射線は健康にいい」詐欺、首相の「めどが付いたらやめる」詐欺もそうですが、最近の政府の人間のやることなすこと、ほとんどが人を騙す反社会的な言動です。冒頭の引用記事のように、他の国の政府がやっていることに便乗して、仕事をするふりも、税金を掠め取る詐欺の一種でしょう。

騙されないように気をつけたいものです。

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Comment

問題は、米国の支配に日本の人々が全く気づかないどころか、
逆に喜んで支配されようとしている点だと思います。

地震の際に行われた米国の支援を批判すると、
多くの(日本の)人々から非難を受けると思うんです。
トモダチ作戦を賞賛する意見ばかりで、そういう空気でしたからね。
そしてその見返りを要求されることにあまり関心がいってないようです。

多くの人々はアメリカに従属意識があるので、
今回のような日本政府の対応に実は賛成しているんじゃないかと思います。
日本の政府はダメだけど、アメリカ様の政府ならしっかりしているから信用できる。助けてくれると。

本当にそれでいいのか、深く考える必要があると思うんですけどねえ。
なすび | 2011年06月13日(月) 11:29 | URL | コメント編集

●>>なすびさん

> 日本の政府はダメだけど、アメリカ様の政府ならしっかりしているから信用できる。助けてくれると。

そう思っている日本人は実に多いでしょう。というか、「そうであってほしい」のだと。自己責任という感覚がないのです。私は小沢一郎がなぜ「日本人は自立した判断ができない」ということを繰り返すのか不思議でしたが、多分彼にはこういう事態に陥ることが見えていたんでしょうね。

逆に言えば、戦後65年間、それだけうまく向こうがコントロールしているということでもあります。

私の読みが外れたのは、東京電力解体後外資が安値で買い取るというオプションを向こうが取らなかったことくらいで、内政干渉のダシに使ってくると思った点は全て当たっていました。どこかのシンクタンクが、災害時にどのように日本に対して食い込むかというプランを練っているのでしょう。まさに悪魔の所業ですが、生き残るための選択の一つであると理解することもできます。

一番問題なのは、日本人自身が国家意志をもってそういう動きをしないことです。

拉致問題などという簡単な宿題さえ、家庭教師アメリカの手ほどきがないと何もできない。日本政府の問題対処能力は幼稚園児以下です。自分がもらした糞尿(放射能汚染)の後処理すらできないのですから、もう赤ん坊以下かもしれません。

自分としては、もう徹底的にダメさを見せてもらい、国民の相当数が本気で政府機構に信頼を置かなくなってほしいのですが、そうするとワシントンの食い物にされて明治維新以後とは比べものにならないほどの害悪が発生するおそれがあります。難しいですね。米中が一変に弱体化してくれればいいのですが。
ろろ | 2011年06月14日(火) 00:14 | URL | コメント編集

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 | 2011年06月14日(火) 02:43 |  | コメント編集

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