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2011.05.19(Thu)

全銀連会長は、「自己責任」という言葉を辞書で100回引き、城南信用金庫理事長の爪の垢を頂戴して毎日煎じて飲めばいいと思う 

しかし、ここ最近菅直人とお馬鹿な仲間達以外にもむかつく相手に事欠きません。ブログのネタにはなっていいのですが…(笑)。

東電賠償、株主・社債権者などは負担しないと理解=全銀協会長
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21196820110519

全国銀行協会の奥正之会長(三井住友フィナンシャルグループ会長)は19日の定例会見で、東京電力原発事故の賠償スキームについて、東京電力の株主や社債権者、金融債権保有者は損失負担からは免れると理解していると語った。

奥会長は「原子力損害賠償法に基づいて賠償されるので、国と原子力事業者の両者で分担するべき。その他の社債権者や株主、金融債権保有者、納入業者などは負担しないと理解している」と述べた。同スキームを具体化するに当たっては「被害者の救済と電力の安定供給、金融市場の安定化を守れるようにしてほしい」と要望した。

枝野幸男官房長官らの発言に対しては「債権放棄の話が出てくるのはどうしてかなと思う」と疑問を呈した。主力取引銀行の三井住友銀行としては、東電向け貸出金の債権放棄や金利減免などは考えていないとの見解を示した。 
三井住友銀行は3月末に東電に対して6000億円を緊急融資したほか、これとは別に3000億円程度の貸出金があるとみられる。


このお偉いさんは、何か重大な勘違いをしているのではないかと思います。

日本は、建前の上では資本主義の経済体制です。東京電力や三井住友銀行が株式を発行して資金調達をしていることが何よりの証拠です。

その株式ですが、今の日本の法律にはこう書いてあります。

会社法

(株主の責任)

第百四条  株主の責任は、その有する株式の引受価額を限度とする。



社債権者についてはこのような条文はありませんが、引受価額を定めて発行される以上、債務がデフォルトになる危険を承知で融資しているのは同じです。銀行の貸し付けだって同じでしょう。

だから、株券や社債券が紙屑になっても、貸付が不良債権になっても、全ては投資家の自己責任なのです。

想定外の事態だったなどという言い訳は聞きません。原子力発電所の設置に関する事項は、毎年毎年事業報告書に出ていたはずです。21世紀に入ってからも2002年の福島第一原発のトラブル隠しが発覚した時も、2007年に中越沖地震をきっかけに起きた柏崎刈羽原発の放射性物質漏洩事故も、株主総会で報告があったはずです。

それらのリスクを無視して経営陣の電力事業を追認してきたのですから、東京電力の株主達にガタガタ言う資格はありません。完全な自己責任です。

社債権者だってこの会社はヤバイと思ったら社債権者集会をやってアピールすればいいわけですし、大口の債権者も役員を送り込んでいる場合が多いわけですから、危ない経営をしている東京電力をコントロールする機会はあったはずです。

こういう連中が、ハケン切りにあった労働者や、ホームレス生活を余儀なくされた元多重債務者や、職のない若者に「競争力のない人間は要らない」とか「貧乏なのは自己責任だ」などと言い放ってきたのです。

どうです。みなさん、頭に来ませんか。東京電力なんて、小物なんですよ。貯め込んだカネを右に左に動かす金融資本こそ悪の本丸なんです。こういう連中に対して怒りをぶつけなくてどうするんですか。

しかも、頭に来るのが、こういう我利我利亡者に限って、なんだかもっともらしい美辞麗句を目に付きやすいところに飾っていることです。


未来に向けて、金融機関ができること
http://www.smfg.co.jp/responsibility/commitment/

我々を取り巻く事業環境は大きく変わろうとしており、金融機関として我々が取り組んでいく課題が多様化していることを強く実感しております。例えば、昨今では、新たな規制への対応を求められる機会が増加しており、コンプライアンス態勢の一層の強化や、お客さま本位の営業体制整備、加えて細心のリスク管理の徹底といった「守り」の面の重要性が増しています。一方で、成長戦略として特にアジアを中心とした海外での取り組みを強化する中で、独創性、生産性を高め、信頼性を向上させていく「攻め」の姿勢も不可欠と考えております。

こうした「守り」と「攻め」の2つの課題に取り組む上で、「先進性」「スピード」「提案・解決力」という私どもの強みを生かし、社会やお客さまをはじめとするステークホルダーから「最高の信頼」をいただくことが重要である、という私どもの基本的な考え方は変わりません。金融機関としていかなる形でステークホルダーの要請にお応えし、お役に立てるかを「攻め」と「守り」2つの側面から愚直に考え、実行していくことで、必ずや新たな未来づくりへと向かっていけるものと信じています。

そして、今後のCSR活動については、次の3点を念頭に取り組んでいきたいと思います。第一は、「ステークホルダーの期待・要請への感度を高め、それに応えること」すなわちステークホルダーのさまざまな声を企業経営に積極的に反映させていくこと、第二に、「社会的課題の解決に資するビジネスの種を探し、イノベーションにつなげていくこと」、第三に、「CSRを通じて社会のインフラを底上げし、好循環な社会をつくり出すこと」です。例えば、低炭素社会の実現や、少子・高齢化社会への対応などは、当社グループが持てる力を発揮しながら取り組むべき、また取り組むことのできる分野であると思います。

今後も前をしっかりと見据え、持続可能な未来づくりに向けて貢献していきたいと思います。

株式会社 三井住友フィナンシャルグループ

取締役社長 宮田孝一


>社会やお客さまをはじめとするステークホルダーから「最高の信頼」をいただくことが重要である、という私どもの基本的な考え方は変わりません。

社会が三井住友銀行や全銀協に望んでいるのは「100%減資に応じて東京電力に自力で賠償させるのを邪魔しないこと」です。あなたのところのバカで非常識で会社法のルールも知らない会長を一刻も早く黙らせて下さい。

>社会的課題の解決に資するビジネスの種を探し、イノベーションにつなげていく

ビジネスの種を探すのはどうでもいいので、東京電力に自力で賠償させて、原発被災者の生活再建という社会的課題を解決して下さい。

>今後も前をしっかりと見据え、持続可能な未来づくりに向けて貢献していきたいと思います。

その答えが原発推進企業のメインバンクになって融資することで、間接的に放射線被害や風評被害に貢献することですか。呆れてものも言えませんね。

文章全体で見ても、抽象的で何をやりたいのかよく分かりません。金融機関としてアピールしたいなら、良い例を教えて上げましょう。

http://www.jsbank.co.jp/topic/pdf/genpatu.pdf

原発に頼らない安心できる社会へ

                   城南信用金庫

東京電力福島第一原子力発電所の事故は、我が国の未来に重大な影響を与えています。今回の事故を通じて、原子力エネルギーは、私達に明るい未来を与えてくれるものではなく、一歩間違えば取り返しのつかない危険性を持っていること、さらに、残念ながらそれを管理する政府機関も企業体も、万全の体制をとっていなかったことが明確になりつつあります。
こうした中で、私達は、原子力エネルギーに依存することはあまりにも危険性が大き過ぎるということを学びました。私達が地域金融機関として、今できることはささやかではありますが、省電力、省エネルギー、そして代替エネルギーの開発利用に少しでも貢献することではないかと考えます。
そのため、今後、私達は以下のような省電力と省エネルギーのための様々な取組みに努めるとともに、金融を通じて地域の皆様の省電力、省エネルギーのための設備投資を積極的に支援、推進してまいります。

① 徹底した節電運動の実施
② 冷暖房の設定温度の見直し
③ 省電力型設備の導入
④ 断熱工事の施工
⑤ 緑化工事の推進
⑥ ソーラーパネルの設置
⑦ LED照明への切り替え
⑧ 燃料電池の導入
⑨ 家庭用蓄電池の購入
⑩ 自家発電装置の購入
⑪ その他

以上


しかも、かけ声だけでなく、実際に●太陽光発電設備導入のための金利を優遇したローンを導入してもいます。

正直、蓄積されたカネを金利を付けて貸すという商売自体、私は積極的に評価はしていません。しかし、それでも、より良い目的や志のある人に資金を貸して、それを応援していくということは決してやれないことではないと思います。

本当に微々たるものですが、私も他の銀行に預けていたお金を引き上げて、城南信用金庫で定期預金を組みました。自分の預けた金が、どこかで燃料電池や太陽光発電ユニットを導入するきっかけになると思うと、少しだけカネをため込む居心地の悪さみたいなものから解放されるような気がします。

確かに、天下の三井住友銀行に比べれば、信金2位の城南信用金庫など、屁でもない存在でしょう。

しかし、上の二つの引用記事を見て、従業員が胸を張って「うちはこういう方針で営業しています」と言えるのは一体どちらの金融機関でしょうか?

カネの大小だけで決められない何かが、そこにはあるような気がします。


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EDIT  |  23:33 |  経済とグローバリゼーション  | CM(2) | Top↑

Comment

●最近の怒涛の更新ご苦労様です。

ご健勝でなによりです。
時たま覗いておりましたが、久しぶりに書き込みさせていただきます。
三井住友(笑)はやっぱりねという感じなのですが、城南信用金庫の様な会社が
まだわが国に残っていたことに感激しました。

最近の出来事は、三井住友に象徴されるような醜悪なモノばかりが基礎となっていましたので、今回の記事は一服の清涼剤の如しです。
我々一個人の力は、ろろさんが仰るところの金融資本に対し、とても微力ではありますが、
決して無力ではありません。
日常生活で、一つ一つ積み重ね、継続することが何より彼らにとって、脅威になると信じています。

独自の視点からの鋭い記事の更新を、今後も楽しみにしております。
大一大万大吉 | 2011年05月20日(金) 01:32 | URL | コメント編集

●>>大一大万大吉さん

>三井住友(笑)はやっぱりねという感じなのですが

戦前からずっと三井はそんな感じですね。最近でも郵政民営化絡みでずいぶん悪さをしているようですから。

そういうところは、いかに格好付けたメッセージを出そうとしても、歩いているうちにボロが出ますね。

>決して無力ではありません。

そうですね。

あとは、どれだけの人が「彼ら」のいかがわしさを直視できるようになるかでしょう。分かってしまえば大して怖くはないと思います。
ろろ | 2011年05月21日(土) 00:23 | URL | コメント編集

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