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2009.06.05(Fri)

中国は「良いゲスト」ではあるが、決して「正会員」になれない 

  ●こちらの記事で書いていた、中国の資源獲得のための「野望」がご破算になったようです。

リオ・ティント、中国アルミとの提携中止「価値失った」
http://www.asahi.com/business/update/0605/TKY200906050190.html

英豪の資源大手のリオ・ティントは5日、中国非鉄大手の中国アルミニウムと2月に合意した資本提携を取りやめると発表した。代わりに、既存株主を対象に152億ドル(約1兆4700億円)規模の新株を発行。豪西部の鉄鉱石事業では、英豪資源大手のBHPビリトンと合弁会社を設立するという。

 リオのジャン・デュ・プレシス会長は「2月以降、金融市場は著しい改善を見せており、中国アルミとの取引は価値を失った」と説明。既存株主からの強い反発にも考慮したという。

 リオと中国アルミは2月、中国アルミがリオの転換社債を引き受け、豪州などのリオの鉄鉱石鉱山に出資するなど195億ドル(約1兆8800億円)を投じることで合意していた。中国アルミの熊維平社長は5日発表した声明で「この結果には非常に失望している」と述べた。


  この記事は、「グローバリスト」である米英の世界経済支配層が、中国という国をどう見ているか非常によく分かる記事だといえます。
  すなわち、中国が世界中にデフレ輸出をまき散らし、自分たちに利益を与える「道具」として振る舞う分には高く評価する(そして、その役割から生じる利益を享受することを許す)が、貿易や金融取引の分野において影響力を有する「支配側」に加わることは絶対に許さない、ということです。
  戦前は、日本がそのような役回りにいました。日露戦争までの日本は、英米の金融資本による投資(国債引き受けや武器弾薬の輸出)先としては非常に有望な国でした。しかし、第一次大戦で戦勝国となったことで、英米が数百年かけて狙いを付けてきた中国市場に日本が乗り込んでくると、徐々に硬化した姿勢に転じました。日英同盟の消滅、九カ国条約、アメリカにおける日系移民排斥運動といった英米の締め付けは、全てそのような文脈で理解できます。
  そのような締め付けに対して反発した日本は、結局「空気が読めない」つけを、焼け野原と300万人の死者という形で払わされました。
  アメリカによって開国し、イギリスに育成された大日本帝国が、世界の支配構造を変えるというのは、彼らにとって「暴挙」であり、許すことはできなかったというわけです。

  このようなことを書くと、日本を愛する方々には、「鬼畜米英何するものぞ」という気持ちが湧いてくる方もいるかもしれません。

  こういうことを言うと、愛国心あふれる方には失礼かも知れませんが、今中国の指導者層が味わっている気持ちもそれと同じなのです。
  米英、特にアメリカは、取引相手の国に対して、市場の透明性や参入障壁の除去を強烈に求めてきます。よく言われる●「年次改革要望書」など、分かりやすい粗暴犯(笑)に過ぎません。政府民間問わず、公平さを装う英語メディアや、留学経験のある学者や客員教授の知識人といった「トロイの木馬」を使って情報操作を仕掛けてくることなど日常茶飯事です。
  そして、彼らの論理からすれば、カネがある人間がどこかの国の資産を買いあさろうと、文句を付ける筋合いはないはずです。
  しかし、今回のリオ・ティントを巡る騒動を見れば分かるように、米英の支配層は中国資本の「侵略」に対してはきちんとガードをしてくるのです。他人に対しては門戸開放を求めながら、自分たちは他からの侵入は許さないわけです。
  まったくひどい二枚舌ですが、第一次大戦までのヨーロッパや、キリスト教の生まれた二千年前のパレスチナなどは、殺すか殺されるかの日常だったわけですから、向こうとしては「騙される方が悪い」と思っていることでしょう。
  中国としては納得がいかないのでしょうが、米英が仕掛けるグローバル貿易システムに乗っかって掴んだ「繁栄」など、しょせんその程度の徒花でしかありません。何度も言及しているように、中国の最大の弱点は、ランドパワー(大陸国家)でありながら、シーパワー(海洋国家)の構築した貿易や金融という仕組みを利用しなければ繁栄できない、下手をすると国家統一の維持すらできない脆弱さです。
  本来であれば、中国は不毛なグローバル競争の土俵から下りて、自然環境に調和した形の新しい文明を模索すべきなのでしょう。老荘思想のように、それを可能とする哲学もあります。しかし、一度(一部の人間だけであるにせよ)味わってしまった文明の果実は、なかなか簡単に捨てられるものではありません。
  まだ中国側の怒りが臨界点に達していないとは思いますが、今後似たような案件が頓挫する度に、中国は欧米に対する反発を募らせることになるでしょう。それが、変な方向に爆発してしまわないように願いたいものです。

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EDIT  |  15:03 |  地政学・国際関係  | TB(0)  | CM(13) | Top↑

Comment

>米英の支配層は中国資本の「侵略」に対してはきちんとガードをしてくるのです。

欧州のChina Hands(中国専門家)は、まさにそういう姿勢で中国に当たるべきだと主要してますね

チャイナ・ハンズが見る日本(2)義和団モデル
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/20080218n5b2i000_18.html

> 英国とフランスだけを見ても、欧州の中で中国に対する姿勢の差は大きい。
ただ「いざ、中国が彼らの持つ既得権を犯し始めたら、義和団事件の時のように、
欧州は共同して中国に当たるのではないのか」と感じさせられることがある。
それは、欧州の人々と話していて、彼らが日本人とは
相当に異なる中国人観を共通して持つと知る時だ。

 欧州のチャイナ・ハンズは中国の発展を賞賛して見せる。
しかし、「巨大化する中国は結局は危険な存在になるだろう。宗教を持たない中国人。
彼らの行動に歯止めをかけるものはないからだ」と本音を語る人が実に多い。

 「中国人は西洋人とは完全に異なる存在」という動物を見るような意識が心の奥底にあるのだろう。
こういう話を聞かされるとつい、義和団事件を描いた映画「北京の55日」の
底を流れる西欧人の古典的な中国観を思い出してしまう。
9800VX | 2009年06月05日(金) 16:49 | URL | コメント編集

●なるほど

中国アルミの資本提携中止ニュース、とりざたされていましたが、「それは一体どういうことなのか?」がよくわからなくて、検索かけていてこちらにたどり着きました。
大変わかりやすくて、納得しました。
最近「学校で教えられた歴史」と「実際に起こったであろう出来事」の間に、かなり差があるような気がしていて、いろいろ調べているのですが、ろろさんのブログすごく勉強になります。
これからちょこちょこ、訪問させていただきますね。
takahasic | 2009年06月05日(金) 16:50 | URL | コメント編集

●TBです

極東の今後再考/「第三次世界大戦」の可能性/“無利息貨幣”の世界経済 1
http://sun.ap.teacup.com/souun/419.html
極東の今後再考/「第三次世界大戦」の可能性/“無利息貨幣”の世界経済 2
http://sun.ap.teacup.com/souun/420.html
早雲 | 2009年06月05日(金) 22:28 | URL | コメント編集

中国人は、もう少し忍耐力身につけて、長期的な問題では日本人やアラブ人やアジア人と連携組んで、アングロサクソン勢力と対抗するというのを、グランドデザインとして考えればいいのですが。

現状は、自分たちに利がある条件提示されると手の平返しますから、信頼出来ませんね。

いくら国と国との関係や民族や経済は馴れ合いじゃ無いと言っても、腰の定まらない相手と手を組んでも失敗するだけです。

もちろんアングロサクソン勢力も、金融権力も日中の離間工作を行い、自分達の権益を相互対立を惹起させる事により維持してるのは見えてるのですが。

そういう事差し引いても、日本人と中国人は利害の一致する部分の関与しか出来ないと思います。

三菱がモルガンの一部を押さえたので、別にマネーゲームに参加しなくても、日本人がこの状況をどう有意義に使っていくかも考えるといいかもしれません。

もちろん中国人を全面的に拒絶する必要も無いと思います。
デルフ | 2009年06月05日(金) 23:45 | URL | コメント編集

●コメントありがとうございます

>>9800VXさん

>宗教を持たない中国人。
>彼らの行動に歯止めをかけるものはない

  中国人も、欧米の連中にこんなこと言われたくないでしょうね。近代の彼らの行動は「おれら神の子、おまえら異教徒」というのを「私たち文明人、あなたたち未開人」にずらしただけで、暴虐の度合いなんかは変わってませんからね。
  ただ、デルフさんもおっしゃるように、中国には西欧文明に相対して、自分たちのモデルを打ち出そうという人がいません。なんかあるとすぐ、某「行動するホシュ」みたいになってしまう。そこが彼らの限界でしょう。

>>takahasicsさん

>「それは一体どういうことなのか?」がよくわからなくて

  世の中では、経済のニュースと政治のニュースと、全てバラバラのものとして扱われていますからね。心臓だけ、肺だけ取り出して、人間の身体全体を見ない現代先端医学の姿勢とよく似ていると思います。

>最近「学校で教えられた歴史」と「実際に起こったであろう出来事」の間に、
>かなり差があるような気がしていて

  物事は解釈次第でなんとでもなりますからね。どうせ解釈するなら、我々が損をしないような見方で解釈したいものです。
  今後とも当ブログをよろしくお願いします。

>>早雲さん

  無利子通貨の導入が始まれば、不自然極まりない今の経済も、顔の見える人間同士の活動力交換という本来の形に回帰するような気がします。
  しかし、「彼ら」に委せていては、そのチャンスも訪れないでしょう。やはり、地域単位でやっていくほかはないと思います。

>>デルフさん

>中国人は、もう少し忍耐力身につけて、長期的な問題では日本人やアラブ人や
>アジア人と連携組んで、アングロサクソン勢力と対抗するというのを、
>グランドデザインとして考えればいい

  そうだと思います。しかし、とうの中国人自身が、その日本人やアラブ人に対して優位に立とうと思っているだけだったりします。
  欧米についていえば、中国人がうまいこと騙されているだけなんですが、そう思っていません。「本当は我々の方が上なんだ」と思っています。中華思想というのは、異民族に頼らないとやっていけないみじめな現実を覆い隠すための倒錯した思想だと思いますね。

>そういう事差し引いても、日本人と中国人は利害の一致する部分の関与しか出来ないと思います。

  毛沢東時代の限定された交流がちょうどいいと思います。個人的には、力関係的にまだ節度のある台湾を間に挟んで経済的に付き合うのがいいと思います。ロシアと朝鮮相手には、新潟がそういう場所になる可能性があります。

>三菱がモルガンの一部を押さえた

  これは、どうなんですかね。「彼ら」は、中国を永遠にプレーヤーに固定して、ディーラーにはさせないように、おそらく日本にも胴元になってほしくないと考えているのではないかと思います。
  それを抜きにしても、日本にはスキームを作って、そこに他人を参加させて暴利をむさぼるような真似、米英が数百年、ユダヤが数千年にわたってやってきているような策謀は無理でしょう。民族性からしても、せいぜい台湾や朝鮮を動かすくらいが限界だと思います。
  日本初の大変革がもしあるとすれば、漫画やアニメのように、庶民レベルでせっせと励んでいたらいつのまにかそれが世界に広がっていたという話になるでしょうね。政府がカネを出して広めると、グローバリストに利用されて失敗します。漫画やアニメの愛好家の人たちが、ごく一部を除いて麻生太郎や経済界の底の浅い考えに乗せられていないのは幸いです。
ろろ | 2009年06月06日(土) 06:07 | URL | コメント編集

>第一次大戦までのヨーロッパや、キリスト教の生まれた二千年前のパレスチナなどは、殺すか殺されるかの日常だったわけですから、向こうとしては「騙される方が悪い」と思っていることでしょう。

第一次大戦までのヨーロッパ(私的に言えば第二次大戦終結まで)は、突き詰めて言えば仏独の角逐の場として、少なくとも300年争い続けてきたと思われます。17世紀の30年戦争は当時の神聖ローマ帝国(ドイツ)の弱体化とフランスの強大化を招きましたが、その後も仏独はオーストリア継承戦争、七年戦争、ドイツ統一後の普仏戦争、前世紀の2度の世界大戦と、ずっと戦い続けてきた。最近のEU内での仏独融和の様に幻惑された輩が「日中韓中心の東アジア共同体だ!」と喚いていますが、たかだか前世紀前半に50年程度のいさかいがあっただけのこれら3国が均衡を保ちつつ発展できるなどと考える愚かしさには、ろろさんにしてみれば、「もう一度高校へ戻って世界史勉強し直せ」というところでしょうね。それをドーバー海峡という海の向こうからけしかけていたイギリスという存在も頭の隅に置いておく必要があります。

>本来であれば、中国は不毛なグローバル競争の土俵から下りて、自然環境に調和した形の新しい文明を模索すべきなのでしょう。老荘思想のように、それを可能とする哲学もあります。しかし、一度(一部の人間だけであるにせよ)味わってしまった文明の果実は、なかなか簡単に捨てられるものではありません。

どこまで本当かいささか疑問なしともしませんが、BC以前、あの地域の北方の大河は単に「河」と記されていたところ、燃料需要のため流域の森林伐採が過剰に進んで濁流が常態化したため「黄」の一字が加わったと言われている。2000年以上にわたって行われている環境破壊は、あの民族の体質と言い切ってもいい。

以前ろろさんは「日本は単に公害・環境破壊を途上国に移転しただけ」と冷ややかにおっしゃいました。確かにそういう一面も否定できませんが、その環境破壊の度合を国や地域別で見れば、明らかに海洋アジアよりも大陸アジアの方が激しいと言わざるを得ない。単に日本のような発注者側の問題だけではなく、受注者側のメンタリティーの問題も決して小さくはないと私は考えます。もちろん、ニホンケーダンレンのような、受注側の鈍感さに付け込む輩はケシカランのでありますが。
のらくろ | 2009年06月06日(土) 09:31 | URL | コメント編集

●>>のらくろさん

>その環境破壊の度合を国や地域別で見れば、明らかに海洋アジアよりも大陸アジアの方が激しいと言わざるを得ない。

海洋・大陸の分け方に意味があるとすれば、気候的なものです。後者の方が降水量が多く、気候の変化が少ないという以上の差はありません。

精神的、文化的に大陸は略奪型で海洋は相互扶助的だという考えはしていません。単純な二分法は巷によくある「俺たちシーパワーはランドパワーより優れている」的な論理につながりかねないからです。巷で地政学を持ち出す輩にはそういうのが本当に多く、腹が立ちます。

また、明治以降は我が国独自の文明は、少なくとも政治経済のレベルでは「死んだ」と思います。日本は日本であることを捨てたのです。それ以降の日本と中国には、国家としての志向性には差がありません。私が「日本は中国より上だ」と言わないのはそのためです。

日本が滅びなかったのは、たまたま明治維新で殺せなかった前近代性が残っていたからでしょう。
ろろ | 2009年06月06日(土) 10:54 | URL | コメント編集

●ろろさん、遅れながら始めまして

申し訳ありません。始めまして。
ロンの友人のデルフといいます。

ロンのとこに遊びに来て一緒にサイト見たのでコメントしました。

>毛沢東時代の限定された交流がちょうどいいと思います。

ロンも私も会社から中国の会社と取引しろと命令が出てます。

ロンより一足お先に中国に行って驚いたのは、本当に日本の常識など通用しない事です。

例を上げると、昼間から裏社会の人間が警察と酒飲んで女抱いて遊んでいます。つるんでいるんです。
カネの回収に、平気で政府側の人間でもヤクザ使っています。
役割分担と言ってもいいくらい、いい加減です。

現地に長くいた日本人の男性に話聞くと、戸籍に登録されてるのは大雑把に14億人くらいだということですが、実態は18~20億の人口がいるみたいです。尋常じゃありません。

>「彼ら」

ロンが金融権力とか金融マフィアとか言ってる連中ですね?
色々役割分担があるみたいで、グローバリストの連中同士で格上だの格下だのあるんでしょうか?ここのとこはよく分からないんですが。

ただ判明してるのは置いときます。

J・Pモルガン・チェース

http://amesei.exblog.jp/blog.asp?iid=&acv=&dif=&opt=2&srl=9715452&dte=2009%2D05%2D12+02%3A53%3A00%2E000

ここに出てくるように、NY連銀(FRB)の最大株主

モルガン・スタンレー

グローバリストにとって伝説的らしい?ソロモン=スミス・バーニーを
手に入れた銀行。

富裕層や政府や企業や機関投資家相手に主に商売している。

ドイツ銀行と合併だか飲み込まれたかどっちかの、モルガン・グレンフェル、J・Pモルガン等と一緒に、モルガンブロックと呼ばれるらしい。

バンク・オブ・ニューヨーク・メロン

時折ハゲタカみたいな事やるが、主にカストディ(証券管理業務)をやってるらしい。
その部分では世界ナンバーワンで、アメリカの不良資産救済プログラムにおける、不良債権を売買するための監査役にアメリカ財務省から選ばれたとの事。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E9%A0%90%E8%A8%97%E8%A8%BC%E5%88%B8

これに限らず、日本の大企業の海外での資金調達に関係が深い。
アメリカの年金基金の一つという側面もあるらしい。

他にも、もしかしたら色々隠れた役割あるから「システム上重要な銀行」とかいうのかもしれませんが、これは金融界の重鎮じゃないとわからないかも。

昔のつながりは公表されていて、ここで解るのですが。

http://www.save-a-patriot.org/files/view/whofed.html


長文失礼しました。これからもよろしくお願いします。
デルフ | 2009年06月06日(土) 11:33 | URL | コメント編集

●>>デルフさん

豊富な知識をご開陳いただける気持ちは嬉しいのですが、そういう方面の深入りはこのブログの本旨ではありません。

私、副〇隆彦やら大田ドラゴンやらリチャードなんたらのシンパや信者の類いだと思われたくないんですよ。うちが陰謀論をぶっても本が売れて儲かる訳じゃありませんし(笑)。

こちらに書き込む際は、その系統の話は控えていただけると幸いなんですがね。
ろろ | 2009年06月06日(土) 23:10 | URL | コメント編集

こんばんわ。
中国は、その点過去の日本と世界の金貸し連中系統とのやりとりを学んでないのですかね?
本当にきちんと歴史を知っていれば、それこそアヘン戦争が役に立ってるとおもうんですが、歴史と文化の断絶なんですかね?

もっと、小利口というか、ずる賢く立ち振舞う中国だと思っているので、今回のこれは結構浅はかな気がします。

なんせ、民度が低いと言われれば、「我が国は民度が低いから・・・」と平気で切り返してくるお国柄なんで。

ようは、過去が今に生かされてなく天狗になってんじゃないかと思うところです。
『たに』 | 2009年06月07日(日) 03:07 | URL | コメント編集

●ゲストと正会員

レコードチャイナ:欧米企業と中国との関係は破局が近い?―米メディア

2009年6月1日、環球時報によると、米タイム誌ウェブサイト版は5月31日、「ビッグビジネスと中国の情事は破局」と題したコラムを掲載、中国と大手外資企業の関係は今後難しい局面に進んでいくだろうと論じた。

コラムの筆者は世界が中国進出に熱狂していた05年5月、米FORTUNE誌が主催して北京で行われた会議で、欧米企業のCEOたちと数日を過ごした際、CEOたちの「中華帝国」に対する子犬に似た媚びようを見、打ちのめされる思いをしたという。「これが続くはずがないと思った」と筆者は当時を振り返る。彼らは、中国の低コストでかつ日に日に品質を改善している生産施設と、巨大な中産階級マーケットに恋していただけなのだ。

筆者の予想通り、ここ数年変化が生じた。中国は、3月にコカコーラ社による中国大手飲料メーカー「匯源果汁」の買収を拒否したように、中国の消費者から儲けようとする欧米企業に冷たくなってきた、という。また、欧米の製造業は、輸送費の高騰で、外注のコストにより関心を払わざるを得なくなってきた。アーケストーン・コンサルティング社の生産責任者ジョン・フェレイラ氏は、仮に輸送コストが下がることがあっても、この流れは変わらないと見る。昨年末にフェレイラ氏が欧米の製造企業を対象に行った調査によると、90%近くが、一部の業務を中国から引き上げることを考えているという。(翻訳・編集/津野尾)
2009-06-02 07:03:21 配信

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=31917


上記記事の「中国と大手外資企業の蜜月関係の終焉」を象徴するような事件ですね。


>中国は「良いゲスト」ではあるが、決して「正会員」になれない

20世紀という時代は、米英などの英語圏諸国が正会員で独仏露日などの主要大国がゲストである時代だったと思います。そして、21世紀は英語圏諸国だけでなく独仏露日などの主要国が正会員になる時代でしょう。これら諸国が一堂に会するのは主要8ヶ国首脳会議(G8サミット)であり、その前身の先進国首脳会議が開始された1975年が21世紀の始まりと見ることもできます。

>精神的、文化的に大陸は略奪型で海洋は相互扶助的だという考えはしていません。単純な二分法は巷によくある「俺たちシーパワーはランドパワーより優れている」的な論理につながりかねないからです。巷で地政学を持ち出す輩にはそういうのが本当に多く、腹が立ちます。

独仏露が大陸国家であることを考えると、21世紀はシーパワーよりもランドパワー優位になるのではないかと考えています。シーパワーの日本としては難しい選択を迫られることが多くなるのではないかと危惧しています。

中国人全員が欧米のような高い生活水準を獲得するには地球の資源が足りない事を考えると、中国全体が「正会員」になることは困難でしょう。中国の一部(例えば上海近辺や広東省など)だけが遠い将来に「正会員」になることはあり得るかもしれませんが。


ぷりん | 2009年06月07日(日) 13:39 | URL | コメント編集

●ごめんなさいね。

失礼しました。

私個人は白人の優位性確保とアメリカの国益確保に、ダミーとして陰謀論をわざわざ作って使ってると考えてます。

要するに、資源会社にしろ金融にしろ、白人の特にアングロサクソンの
利益獲得を行うためのツールなんじゃないかと。

それにしても、「白人同士」というまとまり方は、うらやましくなるくらいですね。
何であそこまでまとまれるのか、ここの部分は本当に不思議です。
デルフ | 2009年06月08日(月) 00:02 | URL | コメント編集

●コメントありがとうございます

>>「たに」さん

>中国は、その点過去の日本と世界の金貸し連中系統とのやりとりを学んでないのですかね?

  学んでいません。日本人も人のことは言えませんが、あの国の知識人層はどこかで気づいているのだと思います。自国が、グローバル経済なしには存続すらできないということに。

>>ぷりんさん

>21世紀は英語圏諸国だけでなく独仏露日などの主要国が正会員になる時代でしょう。

  そうなる前に、英米の情報支配みたいなのが崩れて、戦国時代になる方が早いでしょう。
  全世界が一元的に貿易を行っていたのは、イギリスのポンド、アメリカのドルがあったからです。世界共通通貨などという代物が作られればまた事情は変わってくるかもしれませんが、金貸しが肥え太る現在の状況が強化されるだけでしょうね。我々には何のメリットもありません。

>独仏露が大陸国家であることを考えると、21世紀はシーパワーよりも
>ランドパワー優位になるのではないかと考えています。

  ドイツとフランスはダメだと思いますが、炭鉱を大量に保有し、アジアとヨーロッパをつなぐ鉄道を一元管理できるロシアは、かなりの確率で生き残るような気がします。

>シーパワーの日本としては難しい選択を迫られることが多くなるのではないかと危惧しています。

  エネルギーと食糧を自律的に供給できるようになれば、それほど立場は悪くなりません。それよりも、化石帯水層が枯渇して、大規模営農が不可能になるアメリカやオーストラリアの方がやばいでしょう。

>>デルフさん

>「白人同士」というまとまり方は、うらやましくなるくらいですね。

  そうはいっても、得をしているのは国をまたいで相互につながっている上層部の金持ちだけですからね。
  勝手にやってろという感じです。ただし、こっちに迷惑だけはかけるなと。
ろろ | 2009年06月09日(火) 08:07 | URL | コメント編集

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