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2007.08.25(Sat)

どうすれば日本は戦争せずに済むのか(3) 

  切れ切れになっている記事で済みません。●どうすれば日本は戦争をせずに済むのか(1)と、●同(2)の続きです。

  白村江の戦い、秀吉の朝鮮遠征、そして大東亜戦争に共通している、三つ目の教訓はこれです。

(3)大陸に権益を持たない

  この重要性はいくら強調してもしすぎることはありません。なぜなら、大陸に権益を持つというのは、日本という国の本質にそぐわない行動だからです。

  こういう言い方をすると単純すぎるとの誹りを受けるかも知れませんが、日本という国は対外的には間違いなく「シーパワー」(海洋国家)であり、それゆえに陸軍力という大きな弱点を持っています。
  もちろん、日本軍はそれなりにタフで、頭数の大きい陸軍を持っていました。大戦末期では、関東軍だけでも74万人もの兵力がいたそうです。しかし、それはあまり問題ではありません。
  たとえば、ネット右翼や自称保守の人々は、「日中戦争や大東亜戦争の時、日本軍は行く先々で歓迎された」ということをよく口にします。●こういう例もあるようですし、日本人の民族性からいってもそれほど外れてはいないでしょう。(まずいないでしょうが、この手の問題の肯否についてのコメントは一切受け付けません)
  しかし、考えてみて下さい。それがそのまま日本軍の弱点だったのではないですか?ロシアや中国のようなランドパワーの国に対しては、友好親善など通用しません。自分の方が優位だと少しでも感じれば、必ず裏切るような連中なのです。ああいう連中と戦うには、少しでも逆らった相手を徹底的に虐殺する(ロシア型)か、自国民の犠牲などものとのせずに数の力で押しつぶす(中国型)しかありません。大陸の国というのは、陸づたいにいくらでも逃げ場所がありますから、隣接する相手を殺しまくるしか自己保存の手段がないのです。
  おそらく、日本人に●ロシア人のような真似はできないでしょう。日本人は太古の昔から、狭い国土で協調を第一に生きてきた民族であり、その文化を捨てることはできないからです。四方を草原に囲まれ、東西から敵が押し寄せてくる度に生きるか死ぬかの戦いをしなければならなかったロシア人とは、民族の記憶が違うのです。
  異民族を暴力的に従え、奴隷のように扱うことにためらわない、場合によっては自国民すら楯にして生き延びる・・・そのくらいのことができなければ、大陸で勝ち抜くことはできません。ランドパワーというのはそういうものなのです。

  歴史的に見ても、日本は大陸に保持する権益が災いの種になってきました。白村江の戦いの原因は、「百済・高句麗連合vs唐・新羅連合」の抗争に日本が巻き込まれたからですが、その大本の原因は、日本が●任那(みまな)という植民地を半島南部に持っていたからです。この権益を維持するために日本は百済と同盟を結んでいました。その縁で白村江の戦いを挑まざるを得なかったのです。
  このように、大陸に権益を持つと、大陸の勢力分布の変動に巻き込まれてしまうのです。(1)の「外国との交流の活発化」もそういう危険がありましたが、大陸権益の場合はよりその影響が直接的だということです。
  もし、うまいこと唐・新羅の連合軍を退けていたとしても、向こうは何度となく戦いを挑み、数の力で日本を押しつぶしていたでしょう。何しろ、向こうは陸伝いに物資を補給できるのに対し、日本は決して穏やかでない海をまたいでの補給です。私が唐・新羅連合軍の司令官なら、水軍で日本の補給線である対馬に徹底攻撃をしかけます。完全に掌握はできなくても、補給を邪魔できれば、任那の日本軍はすぐに疲弊するはずです。
  それを何とか耐えても、日本側も再び権益を奪われることを怖れて、軍事的負担を増大させたに違いありません。持ち出しが増えて結局ペイしなくなるのです。

  同じような例は、大東亜戦争の前にもありました。発端は、日露戦争に「勝った」ことです。戦後のポーツマス条約で、日本はリャオトン半島から伸びる●南満州鉄道を獲得しました。これが転落の歴史の始まりだったのです。この鉄道の経営のために「南満州鉄道会社(満鉄)」を置き、権益防衛のために「関東軍」を置いたわけですが、これが勝手に動き出し、対ソ連防衛を名目に満州全域に打って出たというのが満州事変だったわけです。
  満州を制すると、今度はソ連と中国(国民党)を同時に敵に回す羽目に陥りました。戦争に「勝利」して領土を拡張する度に、どんどん敵が多くなっています。この権益を利用して金儲けできる人々ならいいのでしょうが、一般国民としては、兵士として家の男は取られるわ、税金は増えるわ、ろくなことがありませんでした。
  大陸で権益を持つというのは、こういうことなのです。つまり、大陸では周囲の勢力からプレッシャーを受けるので、安定的に事業を営むためにどうしても実力による防衛が必要になります。それがさらに敵を増やし、結局その敵を権益の外側で叩きのめさなくてはならない(領土拡張)事態に陥るわけです。
  それなら軍隊なんて送らなければいいじゃないか、という人もいそうですが、そういう場所に店を構えたり工場を作ったりする人たち(グローバリスト)は大金持ちで、自分の投資を無駄にしたくはありません。だから、政府を動かして権益の防衛を求めるわけです。

  秀吉の朝鮮遠征に至っては、二回で延べ34万人(文禄の役20万、慶長の役14万)あまりの大兵力を導入しながら、何の成果も得られませんでした。世界最大の陸軍兵力を持ち、鉄砲を世界で一番保有していたにも関わらず、スタートラインにすら立てなかったのです。
  ここから「日本人は陸戦はダメだ」と諦めていれば、大東亜戦争は起こっていなかったかも知れません。
  
  もう一度まとめておきます。過去の対外戦争から得られる教訓は、

(1)外国との交流を活発にしない
(2)「親切な外国人」は警戒する
(3)大陸に権益を持たない


  この三つです。

  え?それって鎖国みたいなもんじゃないの?と思ったあなた。

  正解です。私が提唱したいのは、「現代版鎖国」なのです。

  ただし、ここでいう鎖国というのは、あくまで「たとえ」です。江戸時代のような鎖国は、現代ではほぼ不可能でしょう。 
  理由はいくつかあります。残念ながらまだ日本ではエネルギーを自給できないという点、これだけ情報化が進んでいる以上外国のことを国民に知らせずはおけないという点などがそうです。
  しかし、それ以外の点、たとえば「外国人や日本人の出入国の自由の制限」「入国管理の厳格化」「検疫の強化」「国際交流事業の縮小」など、やれることはたくさんあります。

  考えられる主な反論は、以下のようなものでしょう。すなわち、

  「日本は加工貿易国だから、たくさん輸出しなければ生きていけない」

  「食糧自給率が低いから鎖国は無理」


  というものです。まあ早い話、他国と「仲良く」しなければ日本は生きていけないということです。

  まあ、私もいきなり全ての国と断交しろなどと言うつもりはありません。しかし、上の批判はあまり根拠にならない気がします。

  前者の、輸出に関する懸念は、実はそれほど必要がありません。
  なぜなら、そもそも日本は「貿易依存度」が大変低く、内需志向の国だからです。2005年には21.9%に達していますが、韓国の70%、中国の80%に比べればずっと健全です。日本で作ったものは日本で消費する・・・これを基本にすれば、国は回っていくということです。
  内需中心の経済をぶっ壊したいと思っているのは、グローバリストだけです。「輸出依存企業」は、利益率を高めるために人件費を圧縮する必要があり、インフレや通貨価値の上昇につながる内需拡大には反対なのです。だから、構造改革などというものをやらせてデフレを蔓延させたがっているのです。また、アメリカなどの「国際金融資本」は、製造業での競争を放棄して金融で日本を支配するという狙いを持っていますから、株式の時価総額が下がるデフレは大歓迎というわけです。
  日本の貿易依存度は2001年には10%前後でした。それが4年間で倍になっています。今はおそらく、もう少し大きくなっているでしょう。この間政権についていたのが、あの「小泉純一郎」です。彼が、グローバリストの手先であるということがよくわかります。
  まあ、彼のファン(というか信者)は、「民主党よりまし」とか「小泉のせいではなくて、グローバル化のせい」とか「特定アジアが(以下略)」などと言い逃れをするのかもしれませんが・・・。
  ともかくも、これからの経済政策は、内需を優先し、余剰した生産物を外国に「おすそわけ」するという方向に進むべきでしょう。これ以上貿易依存度を高め、近隣諸国、特に中国との相互依存を深めてしまえば、中国崩壊などの混乱に巻き込まれるのは必至であり、ひどい場合はかの国と権益(現地の生産ラインや日本人居住者)を巡って戦争になるでしょう。●「日本をアジアと世界の架け橋にする」などと宣言している狂気のグローバリスト内閣は、いますぐにでも退陣させるべきです。

  では、食糧自給率の方はどうかというと、こちらは厄介です。最近めっきり言われなくなりましたが、「食糧安保」という観点からも大切です。「腹が減ってはいくさができぬ」どころか、ものが食べられなければ死んでしまうからです。今現在、日本人が飢えに苦しまないで済んでいるのは、大量の外貨を稼いでおり、それでまだ食料品を買い漁ることが出来ているからです。
  私も農村に取材に出たり、農家の方にお話を聞いたりしてもっと理解を深めなければいけない分野ではありますが、今のところ次のような策が考えられます。

★一次産業への税制面の優遇

  ●こちらの江田島孔明氏の論考が参考になります。補助金ではなく税制面の優遇というのは、補助金を「ばらまき」と悪し様に呼んで都会人の憎悪を煽ろうとするグローバリストの策動をかわすためにも有効です。
  私なら、有機農法をやっている農家は全て非課税にしますね。安全性ということで中国産やアメリカ産(意外と知られていないが果物の薬漬けはすごい)に差を付けるのは、有機食品の普及が一番早いからです。それに、利幅が大きくなって小規模の農家でも採算が採れるようになります。そうすれば、事業者が多くても何とかやっていけます。
  もちろん、多少農薬を使っても、慣行農業は慣行農業で継続すべきでしょう。税制優遇する戸数をコントロールすれば、両者の割合はかなりの程度調整が可能になります。

★自然通貨の導入

  地元産の野菜やお米をキロ単位で買える地域通貨を導入するのです。この通貨のミソは、利用期限が決まっていることです。自然の産物のようにいつか腐ってなくなるから「自然通貨」というわけです。貯めておけない(もちろん人に貸して金利を得ることもできない)ので、みんなどんどん使います。小さいサイクルで経済が回り、自然と地産地消が根付くでしょう。クーポン券の付与については、平均的な食費より少し大きい額で十分だと思います。間食したい人は勝手に日本円を使えばいいだけです(笑)。
  自然通貨については、●こちらのリンクをご覧頂くとよいでしょう。
  個人的な意見ですが、自然通貨の仕組みをいきなり導入すると、減価の仕組みなど混乱しやすいので、農業分野に特化してクーポン券という形で実施すべきだと思います。

★休耕地の活用による新規参入者の増加

  農林水産省は意外とちゃんと仕事をしている官庁だと思いますが、どうしても改めてもらわなければならない点があります。それは、農地が余っているのに農民を増やそうとしないことです。
  農水省や自治体の農業部門、若しくは農協のやるべきことは、地元社会と新参者の橋渡しをすることでしょう。l言うなればコーディネーターです。田舎というのは狭い社会で、新参者が受け入れられるのは大変です。そこをうまく適合できるように生活支援をするのです。タクシーの運転手みたいに、軌道に乗るまでは給料を出した方がいいかもしれませんね。「自給率を100%に」と言っている民主党の小沢代表も、地元の岩手を回って「新しい人を受け容れてほしい」と説得して回ってもらいたいものです。
  そういった人々に、休耕田を無料で貸し出すのです。これこそ、土地の有効活用です。
  最近イノシシなどの野生動物が増えて、その被害を怖れて休耕田(耕作放棄地)が増えています。そうすると、荒れ放題の田畑がまたイノシシやタヌキの住処になり、被害が増えるという悪循環になってしまっています(●こちらのリンクを参照)。鶏と卵の問題に似ていますが、やはり人が住まなくなったのが一番の原因ではないかという気がします。
  駆除に金をかけるのもなんですから、こういう場所では、思い切って狩猟をレジャーにすると良いかも知れませんね。

  こういう施策を打てば、食糧自給率も自然と上がってくるでしょう。
  そのために、外国の農産品に「適当な」関税はかけ続けます。WTOの言うことは適当に聞くフリをしていればいいのです。どうせ日本の作り出す工業中間財がなければ、アメリカも、中国も、朝鮮も、東南アジアも、工業が立ち往かないのですから、ギャーギャー騒いでも日本からの工業製品を禁輸などできません。
  もちろん、外国に呼応して国内のグローバリストが声を上げる可能性はあります。そうさせないためにも、自給率の問題にきちんと向き合える政党が政権に就く必要があります。自民党がダメだということは言うまでもありません。   

  1929年、アメリカでの株大暴落に端を発する世界恐慌が発生しました。日本は、第一次大戦直後からの輸出増、過剰在庫によるデフレに悩まされていたところに、さらに大恐慌が来てしまったわけです。
  あの頃の日本は、大陸に活路を求め、世界の国々と対立し、自爆する道を選びました。その原因は、不景気の穴埋めを対外進出でカバーしようとした「グローバリスト」ぶりにあったということができそうです。
  貿易依存度が比較的低く、高い産業力があり、国民の購買力がまだ決定的なダメージを受けていない今なら、まだ間に合います。グローバリストだけが喜ぶ「いつか来た道」を歩まず、内向きの生活を淡々と続けましょう。外国には、余ったものをお裾分けするくらいでちょうどいいのです。江戸時代のオランダ同様、それでもほしいと言ってくる国こそ付き合うべき相手です。
  そうすることが、自主自立の国家運営にもまっすぐにつながっていると私は思います。

【参考】リンクさせていただいているブログ「晴耕雨読」様の記事です。これをご覧いただくと、戦前の指導者層の陥穽がよく理解できること請け合いです。

安全保障論で対外拡張を続ければ、世界を制覇するしか安全保障を実現することはできない
http://sun.ap.teacup.com/souun/588.html
http://sun.ap.teacup.com/souun/589.html

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Comment

●21世紀版徴兵制が‥‥

必要かと思います。

といっても、本エントリーとの関連で言えば、必ずしも軍務に「動員」することではありません。

要するに若年労働力の安全保障と1次産業への「動員」です。

軍務(海上保安含む)と1次産業の人員不足を日本人の若年層で補うのです。

これを(現行のキャリア制度の是非はさておいて)国家Ⅰ種試験の受験資格に組み入れます。あるいは被選挙権の立候補資格、司法修習生の修了資格にです。3権の枢要部分にかかわりたい者はこういう「義務」を果たせということです。期間については、1次産業にかかわる者は最低3年必要でしょう。

加虐趣味でいえば、わたしは小泉純一郎や竹中平蔵の野良仕事ぶりを見てみたい。おそらく亀井静香や鈴木宗男の方が数段手際よくやって、ああいう男の「口だけ」ぶりが際立つことでしょう。
のらくろ(本拠から遊離中) | 2007年08月25日(土) 21:12 | URL | コメント編集

●もうひとつ(アメリカは身勝手)

>日本の貿易依存度は2001年には10%前後でした。
>そもそも日本は「貿易依存度」が大変低く、内需志向の国だからです。
>2005年には21.9%に達しています

実は、1980年代はアメリカは日本に対し、「集中豪雨的輸出をするな。自らの国の需要(すなわち内需)を拡大しろ」とわめき散らしていたのです。

それが今世紀になったら、貿易依存度を拡大した小泉純一郎を「ポチ」のごとく可愛がるとは全く一貫性がない。「アメリカはしばしば同盟国を裏切る」と(国民を餓死に追い込んでいるアイツに言われるのは癪だが)キムジョンイルの言う事が正鵠を得ているというこの矛盾、嗚呼!
のらくろ(本拠から遊離中) | 2007年08月25日(土) 21:32 | URL | コメント編集

●連日の濃密な記事アップ、お疲れ様です。

そしてとても素晴らしい記事だと思います。
戦争の理由から、対策、未来への提言までここまでわかりやすく通して説明したブログは他にもないでしょう。

とくに、一次産業の対策については、現行で考えられるベストの組み合わせだと思います。今後、新たな保守勢力を作るときの最重要指針ですよ。これは。

私は減価通貨にするか、クーポンにするかは、活性化のターゲットすると業種および地域経済の現状によりで柔軟に決めればよいと思っています。
クーポンはどちらかと言うとどうしても初期に減価通貨が回りにくい遅い住宅・土木・エネルギー等のインフラ関連業種に使い、減価通貨は資源や人材(=潜在的な食糧生産力・農地・森林etc.)が眠っているような地域で、公務員および農協・漁協等が協力して、一次産業や小売業の活性化を目的として使うのが向いていると思います。
ただし、一次産業についても、疲弊が激しくとりあえず日銀券の量を増やさないとままならない状況なら、クーポンがベターだと思います。

休耕地の活用による新規参入者については、確か晴耕雨読にもセーフティーネットとして活用する案が書かれていました。
税制については、ろろさんと孔明さんのおっしゃるとおりと思います。
現行経済について才能のある人なら、そうした税制改革と休耕地活用だけで当面十分に満足できる経済状況を得られる人が増えそうですね。

いずれにしても、まじめに考えれば大枠としてろろさんの提案されるようなところに、収束されると私も思います。
本当に政策に関わる人にこそ、見てもらいたい内容ですね。
花ブナ | 2007年08月25日(土) 22:47 | URL | コメント編集

●>>のらくろさん

>21世紀版徴兵制

  結構いいですね。具体的な数字が読めるので、労働力の補完としては使えそうです。

>わたしは小泉純一郎や竹中平蔵の野良仕事ぶりを見てみたい。
>おそらく亀井静香や鈴木宗男の方が数段手際よくやって、
>ああいう男の「口だけ」ぶりが際立つことでしょう。

  鈴木氏や亀井氏は、麦わら帽子に長靴が似合いそうです。小泉さんはあの体格ではダメでしょうね。口ばっかりで根性もなさそうです。竹中氏は、ものすごい暗い顔で苗を植えているイメージが(笑)。

>実は、1980年代はアメリカは日本に対し、
>「集中豪雨的輸出をするな。自らの国の需要
<(すなわち内需)を拡大しろ」とわめき散らしていたのです。

  よく存じております。中曽根政権の時、構造協議というのが連日報道されていて、子供の私は「内需拡大」という言葉だけはなぜか覚えていました。そのくらいアメリカの意向を受けたマスコミが垂れ流していたんでしょうね。
  アメリカがご都合主義だということがよく分かります。

ろろ | 2007年08月25日(土) 22:51 | URL | コメント編集

●>>花ブナさん

>戦争の理由から、対策、未来への提言までここまで
>わかりやすく通して説明したブログは他にもないでしょう。

>とくに、一次産業の対策については、現行で考えられる
>ベストの組み合わせだと思います。

  そういって頂けると有り難いですね。

>クーポンはどちらかと言うとどうしても初期に減価通貨が回りにくい
>住宅・土木・エネルギー等のインフラ関連業種に使い、
>減価通貨は資源や人材(=潜在的な食糧生産力・農地・森林etc.)
>が眠っているような地域で、公務員および農協・漁協等が協力して、
>一次産業や小売業の活性化を目的として使うのが向いていると思います。

  たとえば、札幌以外の北海道や岩手、福島のようなところなら、減価通貨を流しても流通が生じるでしょう。通貨に見合っただけの品物を供給する生産力もあるからです。
  逆に、鳥取のような場所なら、クーポンを使う方が即効性があるのではないでしょうか。もっとも、ジャスコとコンビニに徹底的に経済インフラを破壊されている地域に、どれだけ効果があるか・・・JAが直売所と同時にテレフォンショッピングをやってくれればいいんですけどね。
  もしくは、過疎地域やその隣接地域に出店するスーパーは、地元の人間を雇用する義務があるという風に大規模小売店舗法を改正するのです。
  こう考えると、車でどこにでも行けるようになった(経済活動を地元でする必要が無くなった)というのは、グローバリストにとって実に都合のいい仕組みなのだということがよくわかります。公共事業も、突っ込むところを間違えましたね。道は適当に整備しておいて、林業や治水治山にだけお金を出せばよかったのに・・・。

>休耕地の活用による新規参入者については、
>確か晴耕雨読にもセーフティーネットとして活用する案が
>書かれていました。

  さすが早雲(あっしら)さんですね。ちゃんと目を付けているとは・・・。まあ、もっとも、

>まじめに考えれば大枠としてろろさんの提案されるような
>ところに、収束される

  はずなんですよね。自画自賛ではなく、本当にそうです。変な利害関係をぬきに、農業の維持発展と農家の保護を考えれば、これくらいしか思いつかないです。
ろろ | 2007年08月25日(土) 23:07 | URL | コメント編集

●温故知新

この企画は永久保存版ですね。まさに「温故知新」。
ただ休耕地の活用については、農業の魅力をアピール(特に若い世代に)するなど人材確保策も必要でしょう(水産や林業もですね)。

大陸に利権を持たないという点についてですが、最近中国に対する牽制という意味でも注目を集めてるインドも同様でしょうか。
外交や安全保障で協力することはあっても、深入りせずに適度な関係を保つ方がいいのかな…と思ったりします。
Masaya | 2007年08月26日(日) 23:42 | URL | コメント編集

●>>Masayaさん

>まさに「温故知新」。

  私が今後目指したい方向がまさにそれです。江戸時代に行われた上杉鷹山や山田方谷などの藩政改革や、徳川三代の国家のグランドデザインなどは、非常に参考になります。
  明治維新の精神ではダメです。いずれ書くつもりですが、あれは一部の人々がイギリスに魂を売って近代化した事例で、グローバリストの系列につながるものです。フォーマットが間違っているので、いずれは大東亜共栄圏にたどり着き、破滅していたでしょう。

>大陸に利権を持たないという点についてですが、最近中国
>に対する牽制という意味でも注目を集めてるインドも
>同様でしょうか。

  インドに利権を持つことは難しいでしょう。まず距離的な問題があります。中国がなぜ注目されるのかといえば、違うのに近いからです。反復して取引が期待できて、しかもスペシャリストやエージェントが必要になるということです。商社のような在来種のグローバリストにとっては最高の飯の種なんですね。インドにはそういう旨みはあまりありません。
 
  それに、アーリア系で合理主義という点を考えれば、アングロサクソンとそれほど違いはないように思います。こういう事例があります。

http://blog.goo.ne.jp/sinji_ss/e/b3cbddcd198f3c652b42989c887b813b

  台湾についてもそうなのですが、中国と敵対しているからと言って美化は禁物です。

  アングロサクソンとインド人との違いは、白人に蹂躙された痛みを知っていることですが、それを日本と「共有」しているわけではありません。ボースやパール判事の事績を過大評価するのは危険です。
  少なくとも、国策を立案する人間が、そういう「ちょっといい話」に左右されてはいかんでしょう。別に、我が国の首相がそういう人間だとは言いませんがね。
  遠交近攻は兵の常道ですから、やっておいて損はないでしょう。そういう点「だけ」は、安倍さんを評価してもいいと思います。
ろろ | 2007年08月27日(月) 21:50 | URL | コメント編集

●私の母方の祖父はノモンハンで生き残りました

もう30年以上前に亡くなった私の祖父は、ノモンハンでソ連軍と戦い
大変苦労したそうです。大陸は危険です。経団連が大挙してシナ進出をして
大陸の権益を得ようとする。内需を絞りシナの外需で潤うとします。
貧乏な日本が、満蒙は日本の生命線といってシナに深入りしたのと
本当に重なります。この悪循環を断つにはやはり日本はエネルギーを自給
しなければなりません。
ケーキ屋 | 2007年08月30日(木) 15:05 | URL | コメント編集

●>>ケーキ屋さん

  おじいさまは、大変貴重な話をしてくださったようですね。

  ランドパワーの恐ろしさを本当に理解しているのは、大陸で彼らと戦った人たちだけでしょう。彼らの恐ろしさは、有事にこそ発揮されます。
  この点、シベリア抑留者の方々は、あの悪逆非道そのものの仕打ちによく辛抱されました。本当に脱帽します。

>この悪循環を断つにはやはり日本はエネルギーを自給
>しなければなりません。

  そうですね。水素エネルギーやメタンハイドレート、ソフトバイオマスから作るエタノールなど、使えるなら何でも使うくらいの気概が必要です。
  50年後に二酸化炭素を半減させるなどと、できるわけがない目標を掲げて悦に入っている現政権には、そういう切迫感がまるで感じられません。中国とインドを京都議定書に加入させてから言ってもらいたいですね。救いようのない馬鹿です。
ろろ | 2007年08月30日(木) 22:18 | URL | コメント編集

●はじめまして

グローバリズムには胡散臭さを感じておりました。
恐らくインターネットの普及もグローバリストの仕業でしょうね。
国際金融資本が国家・地域社会を破壊し、国民の労働ピンハネしている現状は絶望的ですらあります。

地域通貨の導入によって自給率を上げることは非常に期待しているのですが、なんせ今の日本人(特に主婦・高齢者)はテレビ漬けでなんの知性もないくせに投票権を持っているというおぞましい状況なんで、なかなか難しいでしょうね。

男女平等参画にしても、御しやすい馬鹿女に権限を持たせていこうとする意思がみえみえですね。
古来より女はまつりごとに口を出したら国が滅びるといわれてますが、その通りです。脳の作りが違うのだから、差別ではなくて、差異なんですが女には理解できないでしょう。

私は1票の格差をつけることを私は提案したい。
選挙権を免許制にすればいいんですよ。
女と70歳以上の老人には基本的に選挙権は無し。
(勿論在日は論外。)

成人男性に2年に一回、ペーパーテスト受けさせればいい。
免許保持者には税制上かなり厚めに優遇する。
男の復権にもなる。(長い目で見れば、女のためでもあるのだよ)

あと、みなさんメディアと接するときは、なぜこのタイミングでこれが放映されているか、発信する側の意図を考えてください。
逆説ですが、その点のみでメディアの価値はある。

例えば、今なら、対中国への不信を促すような報道がある。
勿論、中国はしょうもない蛮国ですが、底流には来るべき戦争への扇動が感じられる。

心ある皆さんのような男性諸氏が、家庭内でも権威を持ち女房子供老いた両親を従わせて、政治に目を光らせる。もちろん選挙には、あなた方家長が支持した政党に投票させる、こういった健全な姿にならないと選挙の意味は無いでしょう。



neko | 2007年09月22日(土) 22:26 | URL | コメント編集

●>>nekoさん

>私は1票の格差をつけることを私は提案したい。

  合理的な理由がつけられません。

>選挙権を免許制にすればいいんですよ。

  免許=当該行為の原則禁止です。権利ではなくなってしまいます。  

>女と70歳以上の老人には基本的に選挙権は無し。

  そういう方々が大量に自民党に投票した9・11選挙で「ネットの普及で政治意識が向上した」と言っていた「保守」「愛国」がたくさんいたのを思い出しました。
ろろ | 2007年09月23日(日) 01:13 | URL | コメント編集

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ブッシュくんの妄言を考える

 妄言と言えば朝鮮、朝鮮と言えば妄言、妄言の起源は朝鮮、そもそも朝鮮の存在が妄言。 このように、朝鮮と妄言は切っても切れない存在、「妄言無くして朝鮮無く、朝鮮無くして妄言無し」と言っても過言では無い程に密接し
2007/08/25(土) 22:38:05 | 或る浪人の手記
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