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2009.04.04(Sat)

「毎朝売店にならんでいる広告がいっぱいのっかった黒っぽい紙」の読み方 

  近頃また余裕がなくなってきたので、簡単な記事になってしまい恐縮です。

マレーシア、ナジブ首相が就任 「自国優先」政策の懸念も
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090404AT2M0303503042009.html

 マレーシアのミザン国王は3日、ナジブ副首相を第6代首相に任命した。アブドラ前首相は昨年3月の総選挙で与党連合の議席数が大幅に減ったのを受け事実上、引責辞任した。マイナス成長も予測されるなか、新首相が自国優先の経済政策への傾斜を強めるのではないかとの懸念も出ている。

 アブドラ氏は2003年10月、22年間首相を務めたマハティール氏の後任となり、同氏が進めた大型プロジェクトを中止するなど独自路線を打ち出した。だが昨年3月の総選挙で与党連合が約40年ぶりに憲法改正に必要な3分の2の議席数を下回ったため、党内で退任圧力が高まり辞任を余儀なくされた。

 アンワル元副首相が率いる野党連合が政権交代を叫ぶ中、ナジブ氏は「変革以外に生存の道はない」と強調。長期政権下で浸透した党内の汚職行為に国民の批判が高まっているため、綱紀粛正を強化する方針を示す。ただ既得権益喪失への抵抗は強く、実現は困難との見方が少なくない。


>新首相が自国優先の経済政策への傾斜を強めるのではないか

  一体、何がいけないんでしょうか。政府や、そこで働く公務員というのは、自国優先の政策を敷くのが当然だと思っている私の方が非常識なのでしょうか?
  まあ、その「懸念」をしている人びとがいるということは事実なのでしょう。
  たとえば、他国の地場産業を無視して薄利多売のマスプロ製品を売りつけてくる「輸出依存企業」や、ある国の天然資源や労働力を他国に付け替えることで手数料を稼いでいる「商社」とか、投資規制が活動の邪魔になる「金融資本」などは、ある国に自国優先の政策を取られたら困ります。
  そういう経済主体というのは、広告(宣伝だけでなく、事実を見えにくくすることも含む)やブランド戦略、要するに人をいかに騙してカネを出させるかが鍵なので、マスメディアとの結びつきが必然的に強くなります。この記事を書いた日経新聞も、そういうところから広告費をいただいているわけで、なんとしてでもグローバリゼーションを礼賛しようと日夜奮闘しているわけです。ここや産経新聞が、小泉政権の構造カイカクを必死こいて弁護しているのも、そういう文脈で理解できます。
  それにしても、せこいやり方です。さらっと読み流してしまいそうな部分でも、毎日毎日同じことを書き続ければ、いずれそれが物事の判断の前提になってしまいます。「国際競争力の強化」や「流動化する雇用」「集中と選択」などといった概念は、そうやって日経新聞によって一般常識に格上げされてしまったということができます。
  もし、そういう概念が不当だとしても、それに反論する側は非常に労力を要する作業を強いられるわけです。それに対して、グローバリスト企業の提灯持ちである学者や政治家、もしくは某超大国政府などは、「~は常識」「世界的な流れである~」という風に言えば済むわけで、彼らにとってはマスメディアは実に有り難い仕事をしてくれているわけです。
  新聞記事を読む時は、「誰が何をした」という事実の部分だけをできる限り追いかけるようにして、それについての解釈や評価、価値判断は「バッカじゃないの」と嗤うためのネタにするくらいの方がいいと思います。
  新聞社というのは、●こちらのブログ記事●こちらのブログ記事●こちらのブログ記事でも分かるように、みんながみんな中身の優れた人材というわけではないのですから、世の人びとと同じく、やはり自分の生活を成り立たせてくれる人の利益を図ろうとして行動するはずなのです。
  最近、どっかの国がミサイルを発射するしないで一部政治家やマスコミやブログが馬鹿騒ぎをしているようですが、そういう時でもメディアの情報は醒めた目で見つめるようにしたいものです。

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Comment

●TBです

【大手メディア勤務の方々に】 大手メディアの行く末
http://sun.ap.teacup.com/souun/1735.html
早雲 | 2009年04月05日(日) 02:18 | URL | コメント編集

●>>早雲さん

わざわざすみません。

>論理的な反省

結局誰もやらないまま来てしまいましたね。

ドイツは第一次大戦後、シュリーフェンプランを徹底的に反省し、第二次大戦ではフランスに標的を絞って圧勝しました。独ソ戦に至るまでのドイツの快進撃(ヒトラーが地政学を無視してスターリングラードまで進軍させて失敗した)は、まさに論理的な反省から得たものです。

別に他国に勝つ命題でなくても、負けパターンをエリート階層が本気で避けようとしないわけですから、今後は本当に混乱した時代になるでしょうね。
ろろ | 2009年04月06日(月) 22:06 | URL | コメント編集

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