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2008.12.14(Sun)

【めいわくな】 ヤクザ国家同士の覚せい剤戦争 【隣人たち】 

  すいません。続き物の記事を書く時間がなかなか取れません。これで許して下さい。

覚せい剤 中国発が台頭
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000812100001

 北九州市の門司港に入港した外国貨物船から覚せい剤約300キロが発見・押収された事件は、中国南部から大量の覚せい剤が密売目的で国内に持ち込まれている実態をあらわにした。県警などは、中国マフィアや日本の暴力団の関与もあるとみており、過去に密輸が繰り返されてきた疑いも浮上している。北朝鮮ルートの覚せい剤流入量が減る中、北京五輪の警戒態勢が緩んだこの時期を狙って中国から大量密輸を図った可能性も指摘されている。

 ■北朝鮮ルートは激減

 11月11日午前2時すぎの門司港岸壁。古びた貨物船から14個の黒い箱を慌ただしく運び出す男たちを、フェンス越しに嶋田徳龍被告(40)=覚せい剤取締法違反(営利目的密輸入)の罪で起訴=がじっと眺めていた――。

 貨物船は表向き、肥料に使うリン鉱石約千トンを運ぶため、10月17日にベトナム国境近くの中国・防城を出た。だが、複数の船員は調べに「アモイ近くから出港し、防城へ着く前にシャブ(覚せい剤)を積んだ」と供述した。夜、洋上で別の船からロープで覚せい剤を搬入、防城で公安当局の検査を受けたが、発見されなかったという。

 船が防城を出た8日後、嶋田被告は門司港にいた。直後に香港へ渡って11月7日に帰国、関西からおいの車で3日かけて再び門司港へ来た。

 県警などの合同捜査本部は、一連の行動を「下見、香港で密輸の相談、覚せい剤の譲り受け」だった可能性があるとみている。帰国後、嶋田被告の携帯電話から中国に住む人物との複数の通話履歴が確認されたという。捜査幹部は「中国の第三者を介して、貨物船と情報をやり取りしていたのでは」とみる。

 嶋田被告は同月11日午後、北九州市内で逮捕された。「魚釣りに来た」と容疑を否認したという。

 ■船員「以前も運搬」

 今回逮捕、起訴された船員の中の数人は、過去にも覚せい剤密輸にかかわった疑いがあるという。捜査本部によると、昨年以降、中国から福岡や鹿児島県などへ来た密輸が疑われる貨物船の船員名簿に今回の船員と同一とみられる名前が複数あったという。

 その1人、2等機関士の男は昨年1月と同12月、愛知や鹿児島、福岡へ入港した中国発の船に乗っていた。船は今回と同じアフリカ船籍で、男は「大量の覚せい剤を載せていた」と供述。今回の事件についても「乗船前に現地のマフィアと会った」と話しているといい、捜査当局は船員の仕切り役だったとみている。

 ほかの船員の多くは「通常の10倍の給料で雇われた」と供述しているという。マフィアとつながりのある海運会社が、密輸のたびに高い報酬で船員を現地で募り、2、3人ほどの仕切り役を通じて指示を出す――。捜査幹部は、繰り返されている可能性がある中国からの「密輸船」の構図を、そうみている。

 ■五輪後、警戒緩む?

 今回の覚せい剤押収量は、過去の押収事案の中で4番目に多かった。薬物捜査の経験が長い県警幹部は、中国マフィアの影がちらつくことや船の出港地などから「福建省など中国南部で精製された可能性が高い」と話す。

 かつて、国内に流通する覚せい剤は北朝鮮製が中心だった。警察庁によると、02年までの5年間の大量押収事案のうち、北朝鮮を仕出し地とする押収物が4割以上だった。それが、北朝鮮から大量密輸を図ったとして関東の暴力団幹部らが06年に逮捕された事件を契機に流入量は激減した、と捜査当局はみている。

 代わって台頭したのが、中国南部やカナダルートだ。「北京五輪前の厳戒態勢で中国からの流入が減り、末端価格が高騰していた。大量密輸で多額の売却益を狙ったのではないか」。今回の事件を捜査幹部はそう読み解く。

 県警幹部は「今回は氷山の一角。今後も中国からの密輸を警戒する必要がある」と話している。



>警察庁によると、02年までの5年間の大量押収事案のうち、北朝鮮を仕出し地とする
>押収物が4割以上だった。


>北朝鮮から大量密輸を図ったとして関東の暴力団幹部らが06年に
>逮捕された事件を契機に流入量は激減した、と捜査当局はみている。
  

  2006年に政権を運営していたのは小泉内閣、安倍内閣です。だから、この北朝鮮製の覚せい剤撲滅キャンペーンがなぜ起きたのか、表面的に見れば「小泉・安倍という対北朝鮮強硬派政権の功績」だということになるわけです。
  確かに、2006年の覚せい剤の流通量は減りました。摘発した押収した量が激減したからです。ところが、2007年になるとまた急増しているのです。2007年の上半期(1~6月)の押収量だけで、前年(2006年)の8倍になり、最終的には前年比約203キロ増になったそうです。
  2007年の上半期は、まだ安倍さんが首相だったはずですが、その年から急増したのが中国製の覚せい剤でした。福建省を中心として、華南地域で精製されたものが多いということです。
  そして、今年は北京五輪があったせいで中国側が港湾や空港で厳戒態勢を取り、中国からの覚せい剤の持ち出しがしにくかったようです。今回の大量摘発は、上半期の分の「巻き返し」ではないかという見方も出来そうです。
  2006年から今年までの覚せい剤事情を見ていて興味深いのは、品薄になった時は価格が上がり、チュウゴク製の覚せい剤が順調に流通していると価格が下がっていることです。これは、日本国内での覚せい剤に対する需要というのは一定だということを意味しています。
  おそらく、これは増えることはあっても減ることはないでしょう。景気が悪いと、ギャンブルや麻薬がはやるものです。単に、世の中が嫌になるからというわけではありません。覚せい剤の常用者は、多忙な業種(以前某運送会社のドライバーがよく覚せい剤で捕まった)や、ハイにならないとやっていられない仕事(たとえば芸能人)の人間に多いのですが、今後は過剰な競争で精神や肉体を摩耗する人が増えると予想されるからです。
  そういう人間が少しでも減るように、社会政策や経済政策があるのではないでしょうか。もっとも、近頃の有力政治家というのは、北朝鮮製の覚せい剤が減ったこと「だけ」を見て喝采するようなアホな連中に支持されている人が多いようですから、そんなことに目を向けろと言っても無理なのかも知れません。

  そうそう、覚せい剤について、もう一つ面白い記事を紹介します。

[社会] 延辺の麻薬犯罪に備え'人民戦争'を宣布
http://www.searchnavi.com/~hp/chosenzoku/news6/081203-4.htm

延辺自治州が麻薬犯罪に対して "人民戦争"を宣布した。延辺州党委と州政府は 27日、李龍煕州長の司会により、延辺史上初めて公開された "麻薬取り締まり人民戦争動員退治大会"を召集し、延辺州の範囲内で麻薬取り締まり活動を大々的に展開する事にした。

延辺は中、朝、ロシア 3国国境地帯に位置する特殊な立場であるため、麻薬密搬入事件が頻繁に起こっているのが実情で、それもここ最近だけの話ではない。しかしこのような麻薬密搬入事件に止まらず、社会的に青少年の麻薬服用者が増え、深刻な問題として台頭し始めたのは最近のことだ。

延辺自治州公安局麻薬取り締まり大隊によれば、延辺自治州の麻薬犯罪発生率は高く、麻薬犯罪が大規模化、組織化の兆しを見せており、関連犯罪者も低年齢化する傾向が出ている状況だ。 統計によると 2005年は 392件の事件で麻薬 6484gを押収、2006年は 407件の事件で麻薬 1万 501gを押収、2007年は 591件の事件で麻薬 3万 5000gを押収した。 警察はまた麻薬服用者のうち、 17~35歳の青少年が 70%を占め、特に最年少の麻薬服用者がわずか 14歳と明らかにした。

今年 1月から 10月までに押収した覚せい剤の量は、去年同時期の 4倍に増えた。 特に国内外の麻薬犯罪者たちがお互いに結託しており、また麻薬密売の犯行がますます拡大しており、犯罪道具もますます進歩しているため、見逃すことが出来ない。

延辺自治州党委員会・凱は "麻薬取り締まり活動は、社会と国境地帯及び国家の安全と社会の経済発展を推進する上で重要な役目をしている"と指摘し、地方各政府が "麻薬取り締まり活動を一つの政治任務と考えなければならない"と指示した。

大会で延辺自治州党委員会と政府は、傘下 8つの県・市の指導者たちと、それぞれ麻薬取り締まりの目標を確定した。 延辺自治州党委員会と政府はまた、麻薬取り締まり活動に必要な資金の投入を増やす事にした。 特に麻薬が国外から延辺自治州へ流れ込むことが出来ないように、国境で遮断するため、国境防衛の力量を伸ばし、予防、広報、退治等、麻薬取り締り統制システムを強化する事とした。



>"麻薬取り締まり人民戦争動員退治大会"

  ちゃんと考えたネーミングなので、笑ってはいけません(笑)。もっとも、こういう風に誇大なネーミングをするとき、中国人はあまりやる気がないというのが普通です。多分、このネーミングも、中央向けにアピールするための材料というだけでしょう。
  それよりも、面白いのはここです。

>延辺は中、朝、ロシア 3国国境地帯に位置する

>今年 1月から 10月までに押収した覚せい剤の量は、去年同時期の 4倍に増えた。

  さらに、付け加えると、延辺という町の周辺は、「朝鮮族自治州」だったりします。
  はい、ここまで指摘すれば、青少年にまで浸透している覚醒剤汚染が、一体どこのどいつが仕掛けたか、分からない人はいませんね?
  要するに、日本向けの輸出という「シノギ」を奪われたヤクザ国家・北朝鮮が、発展著しい中国の市場を狙って「攻勢」を強めているということです。確かに、中国東北部から福建省や香港など華南地域から運搬するとなると、途中で中国の公安警察に発見される可能性が出てきますが、川一本またいで向こう側の北朝鮮からなら、供給ルートが短いので、リスクも当然少なくなるわけです。しかも、現地には協力者になってくれそうな朝鮮族もいます。麻薬戦争をおっ始めるなどと吹聴している延辺自治州の政府(当然朝鮮族だらけ)の一部も、もしかしたら北朝鮮とグルになっているのかもしれません。
  
  このブログが以前から主張しているように、中国と北朝鮮は現在、厳しい冷戦状態にあります。冷戦というのは、ただにらみ合っている状態ではありません。米ソがそうだったように、水面下で激しいつばぜり合いを演じているものです。
  私は政府関係者でもありませんし、これからもそういう関係者になることはありませんが、きちんとしたインテリジェンス部門を日本政府が持っていたら、中国東北部、特に瀋陽とか長春みたいに朝鮮族が多い都市を中心にして、きちんと情報収集をする部署を置いた方がいいんじゃないでしょうか。
  2010年の上海万博が終われば、いよいよ中国は「中国東北部従来工業基地再開発計画」に乗り出します。その前に、北朝鮮という目の上のたんこぶを始末しにくる可能性もあるのです。そんな地域に進出する馬鹿な企業が出ないように、いろいろな情報を集めておくことは重要だと思います。

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EDIT  |  23:47 |  中国・朝鮮  | TB(0)  | CM(3) | Top↑

Comment

●TBです

国生みの原理を探る-「西洋」を「娘」の父親として認知する
http://sun.ap.teacup.com/souun/2114.html
もはや「生存」が問われていると思います
http://sun.ap.teacup.com/souun/2115.html
早雲 | 2008年12月17日(水) 19:09 | URL | コメント編集

●情報を広げてみましたw

 以下のような内容のメールを、20人くらいの身内・友人・知人を含めたメールアドレス登録者に送信しておきました。。。


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☆==================
  お疲れ様です、久しぶりの方もおられますね。

 さて、、、

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 このブログが以前から主張しているように、中国と北朝鮮は現在、厳しい冷戦状態にあります。冷戦というのは、ただにらみ合っている状態ではありません。米ソがそうだったように、水面下で激しいつばぜり合いを演じているものです。
  私は政府関係者でもありませんし、これからもそういう関係者になることはありませんが、きちんとしたインテリジェンス部門を日本政府が持っていたら、中国東北部、特に瀋陽とか長春みたいに朝鮮族が多い都市を中心にして、きちんと情報収集をする部署を置いた方がいいんじゃないでしょうか。
  2010年の上海万博が終われば、いよいよ中国は「中国東北部従来工業基地再開発計画」に乗り出します。その前に、北朝鮮という目の上のたんこぶを始末しにくる可能性もあるのです。そんな地域に進出する馬鹿な企業が出ないように、いろいろな情報を集めておくことは重要だと思います。

『日々是勉強』「【めいわくな】 ヤクザ国家同士の覚せい剤戦争 【隣人たち】」
http://roronotokoro.blog113.fc2.com/blog-entry-221.html
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 なぜインテリジェンス部門が必要なのか、もっと詳しく知りたい方は、上記のブログにアクセスしてみて下さい。
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 さて、どんな反応があるでしょうか、ね。。。
尊野ジョーイ | 2008年12月21日(日) 21:48 | URL | コメント編集

●コメントありがとうございます

>>早雲さん

  西洋文明に乱暴されて孕まされたという比喩は、なるほどと思いました。
  その事実がトラウマになっているのも確かですが、あまりその辺をじくじく考えない方がいいんじゃないかと思います。それをやって国内が紛糾すれば、ますます英米の思うつぼでしょうからね。

>>尊野ジョーイさん

  まあ、ここは安倍さんや自民党を悪く言っていて、北朝鮮や中国についてもなるべく先入観抜きで書こうと努めているブログですから、国益に反するブログだと烙印を押されておしまいかもしれませんね。
  愛国だとか保守だとか自称している方々の中に、「対中戦略では日本より北朝鮮の方がよっぽどアメリカにとって利便性が高い」「アメリカは日本に対して、その北朝鮮に金を出すことしか期待していない」という事実を素直に受け入れられる人がいればいいのですが。
ろろ | 2008年12月21日(日) 23:58 | URL | コメント編集

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