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2008.10.15(Wed)

留学すれば、「自分」になれるのか(後) 

  また間に記事が入って飛んでしまい恐縮です。●留学すれば、「自分」になれるのか(前)の続きです。
  再度、ニュース記事を引用します。

ゲートウェイ21破綻:債権者説明会 「詐欺だ」800人怒り 預かり金流用、常態化
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081006ddm041020082000c.html

破産申し立て中の留学支援会社大手「ゲートウェイ21」(東京都新宿区)の債権者説明会が5日、東京都内であり、福井伴昌社長は「本当にすみませんでした」と土下座して謝罪した。経営破綻(はたん)後、社長が公の場で発言するのは初めて。社長は「集めた資金をそのまま海外送金すればよかったが、会社が存続できない状態となり手をつけた」と資金流用を認めた。約800人の被害者は「詐欺だ」と厳しく批判した。

 同社は、留学予定者から預かった資金を、専属契約する海外の現地法人を介して、留学先やホームステイ先に支払う。このシステム通りに送金されれば留学に支障はないが、実際には払われていないケースが相次いでいた。

 会場から「預かり金に手をつけたのか」と追及されると、福井社長は「その通り。そうせざるを得なかった」と認めた。使途は先行してあっせんした他の留学生の費用だけでなく、会社の事務所の家賃や人件費にも及んでいた。さらに「『送金が集中する3、4、8、9月を乗り切れば』と思っていた。昨年もそれで乗り切った」と流用が常態化していたことも認めた。

 説明会に同席した野間啓弁護士は「昨年6月ごろから資金繰りが厳しくなっていた」と説明した。

 一方で個人的な蓄財など私的流用は否定。「私財を4000万円(会社に)入れた。個人財産は残っていない」と強調した。野間弁護士が「返金は難しい」と話すと、ため息に包まれた。男性が「あなた(社長)を刑事告訴します」と発言すると、一斉に拍手が起こった。

 訪れた被害者が会場(定員約200人)に入りきれず、外の歩道に50メートル以上の列を作った。参加者を入れ替え説明会を2度を開いたが、流用した原因は「全国展開に伴って経費が増え、売り上げが落ちたため」とだけ説明した。

 イタリアで料理人の修業をするため、肉体労働のアルバイトでためた約80万円を支払った埼玉県北川辺町の男性(30)は「答えられなくなると『すみません』で済ます。具体的なことは聞けなかった」とあきれ顔だった。



  私が、読んでいて非常に強い違和感を覚えたのは、この部分です。

>イタリアで料理人の修業をするため、肉体労働のアルバイトでためた
>約80万円を支払った埼玉県北川辺町の男性(30)は「答えられなくなると
>『すみません』で済ます。具体的なことは聞けなかった」とあきれ顔だった。


  イタリア料理の修行は、本場のイタリアでないと出来ないという理屈は、分かる気がします。しかし、それなら、なぜ普段から「肉体労働のアルバイト」ではなく、イタリア料理の店でアルバイトしないのか、不思議で仕方がないのです。
  どうも、ゲートウェイ社の「被害者」として取り上げられている例には、首をかしげる留学志望者が多いような気がします。いくつか拾ってみたので、引用部分をご覧下さい。

  まずは、読売新聞の記事です。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081005-OYT1T00531.htm?from=main5

 英国留学の仲介を依頼し、約180万円を納めた都内の30歳代の男性会社員は、勤務先に退職を申し出た後に破綻を知った。入学予定だった現地の語学学校に電話で確認したところ、「授業料は受け取っていない」との答え。「懸命に働いて留学費を作ったのに……」と言葉を絞り出した。

 都内の無職女性(26)は、米国に留学しようと約150万円を同社に納めた。アルバイトをかけ持ちしてためた資金だった。説明会で今後の対応を聞こうとしたが、「『すみません』と言うばかりで何も分からなかった」と憤る。


  一つの仕事に就いてそこからしっかり学ぶ方が、留学するよりずっと価値があると思っているのは私だけでしょうか?

  続いて同じく読売、九州版の記事です。某半島に近いという土地柄(笑)が出ています。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20081008-OYS1T00459.htm

 「短期留学がうまく行けば、1年はソウルにいる気だったんです」。福岡県大野城市のアルバイト女性(21)は自宅で肩を落とした。

 女性は9月21日~10月1日、ソウルの語学学校に通う契約をゲ社と交わし、約36万円を支払った。滞在中はソウルの会社員(30歳代)宅にホームステイした。

 「24万ウォン(約1万8600円)払え」。9月28日、会社員の妻から突然要求された。まくしたてられても言葉が分からない。妻は親しい日本人に電話。受話器を交互に渡し、日本人の通訳を介しながらの問答が続いた。

 会社員側は「ゲートウェイ21と提携するソウルの会社から経費を受け取っていない」と主張。「日本で支払いは済ませた」と女性は拒否したが、「払うまで日本に帰さない」と迫ったという。女性は結局要求通りに支払い、29日に帰国した。


  福岡には韓国語の学校がないのでしょうか?

  毎日新聞の記事も取り上げます

http://mainichi.jp/select/biz/news/20081001ddm041020105000c.html

 カナダへ1年間留学予定だった東京都八王子市の女性(28)会社を辞め、5日に出発予定だった。ホームステイ代や語学学校への授業料も支払われていないといい、「航空券のキャンセル代がもったいないから出発するつもり。だけど到着後はどうすればよいのか」と途方に暮れていた。


  とりあえず出発して、どうしようというのでしょうか?「とりあえず留学」「とりあえず退職」と来た流れなのでしょうか?

  最後は、旅行業界の情報サイト「トラベルビジョン」からです。

http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=38260

 新宿支店にも、既に300万円を支払済で、9月に会社を退職し、11月1日の出発予定でロサンゼルスに1年間の予定で留学を申し込んだ人が訪れていた。9月中旬に同社から連絡があると伝えられていたが、この対応がなかったため先週末に電話で連絡し、担当以外のスタッフが応対。「担当者からかけなおす」と伝えられたが、週末には連絡がつかなかったという。


  300万円で1年間ですか・・ちょっとかかりすぎじゃないですか?

  確かに、大学生の被害例もあるのですが、目に付くのが、それ相応の年齢の社会人が大金を払っているという事例ばかり紹介されています。
  ことさら悲惨な例を取り上げて、センセーショナルにしようというマスコミの意図もあるのでしょうが、何かしっくり来ません。

  前編の記事でもお話ししましたが、私も実は留学を考えていました。

  留学したいと思っていた国は、カナダです。どうも、私はそれこそ落合信彦(笑)のような「国際ジャーナリスト」になりたいと思っていて、それなら英語が出来て、外国での生活を経験しておかないとダメだと思っていたようです。
  しかし、準備は真剣にやりました。大学4年くらいから独学で英語を勉強して、留学に必要なTOEFLという試験も受け(旧試験で597点)、志望していた大学のアドミッション・オフィスとも英語でメールをやりとりしました。カナダドルで3万ドル(当時はだいたい280万円くらい)貯め、TOEFLの成績表のコピーと、カナダドルの預金証明と、学部で取った単位証明も送りつけて、「3年から編入できますよ」という返事をもらっていました。

  それが、ちょっとしたきっかけで留学に興味がなくなっていき、今に至るわけですが、留学しなくてもいろいろ分かるようになってきたことがあるので、別にそれ自体後悔はしていません。司法試験に無駄に費やした6年間の方は今でも時々振り返って頭を抱えることがありますが・・・。

  みなさんに分かっていただきたかったのは、留学を本当にしたいと思えば、私がやったようなことくらいはやって当然なのではないか、ということです。つまり、

★現地で困らないための語学力等を日本で身につける
★受け入れ先と直接交渉する


  くらいはやると思うのです。
  それをやらずに、留学斡旋会社に丸投げしているというのは、本当に真剣に勉強する気持ちがあるのだろうか、と、首をかしげてしまうのです。
  留学といえども、自分の人生の一部なわけですから、他人に完全に任せてしまうのが好ましいとは思えません。他者に依存すると自分では関知し得ないリスクを背負い込むことになってしまいかねないからです。
  たとえば、「料理するのが面倒」だと言って、ファミリーレストランやコンビニの弁当で食事を済ませているとします。そういうところには、価格競争力を高めるために、必ずと言っていいほど「チュウゴク産」の食材が使われています。普段使いの値段で、調理という手間を掛けて提供するのですから、売る側としてはそうせざるを得ない面があるのです。
  そういうものにすっかり自分の食生活を依存しておいて、「安全な食品を」などと言い出す人間がいても、私は一切耳を貸しません。他人に、調理という生活に必要不可欠な行為を任せっきりにしているつけが回ってきているだけです。
  ゲートウェイ21というのは、「料金が安くても、現地スタッフが24時間サポート」というサービスを謳っていました。相当な無理をしていたことは間違いありません。そういう点では、「安くおいしく安全に」という無理難題を押しつけられている外食産業とよく似た立場にあったということができます。
  そう考えると、ゲートウェイ社だけを一方的に責めるのは間違いだということにならないでしょうか。

  もっとも、大金を払って留学に夢を求めてしまう人びとの気持ちも、分からなくはありません。

  今の世の中には一つ困った風潮があります。それは、「自己実現をしない人生は生きる意味がない」という、誤った認識がまかり通っていることです。
  自己実現というのは、「なりたいと思っている自分になること」といった感じの意味でしょうか、とにかく、そういうものを追い求めていない人生はつまらないという認識が、かなり多くの人びとの間で共有されている気がするのです。
  それが、日本人特有の「海外」に対する漠然とした憧れ(未知の世界なので、素晴らしいものに違いないという認識)と結びついて、留学に走る人が出てくるのでしょう。簡単に言えば、日本では思うように自分の願望を達成できないから、よくわからないけどすごそうな外国に行ってみればうまく行くかも知れないと期待しているのが、上に挙げたような留学生の実態です。
  こういうことを言うと、英語や国際感覚を身につけるためだ、というもっともらしい理由で反論するのでしょうが、そんなものは日本国内にいても十分身につけることが出来ます。海外旅行というと、ロシアに1回しか行ったことがない私が、1年そこら留学した同年代の人間より、国際情勢や世界経済に対する認識が不足しているとは思いません。
  それに、たかだか半年や1年留学したところで、日本では身につけようがない英語力や国際感覚が身につくのでしょうか。ビジネスや研究に携わり、レベルの高い人材と交流して、初めてそういう力がついてくるのではないでしょうか。
  なにより、言語を理解し、論理に従って本質を見抜くという知性のあり方は、欧米だろうと日本だろうとアフリカだろうと、全く変わりがありません。その国の特殊な事情を研究するためとか、専門的な研究をやっている場所がそこにないという限り、留学は必要ないのではないかと思っています。
  そう言う点では、●外国に留学しないと実力がつかないなどとぬかしている人事院官僚など、外国滞在を税金で楽しんでいるだけだ、という批判ができるでしょう。

  それはさておき、こんな風に留学に対してはあまり必要性を感じていない私も、ゲートウェイ21の被害者に対して「自己責任だ」「考えが甘い」という言葉を使って一方的に非難する気にはなりません。
  なぜなら、今の世の中には、上に挙げたような人びとが、「夢」や「希望」を追い求めざるを得ないようあ状況が確かに存在するからです。
  その下敷きになっているのは、「日本社会の地滑り現象」です。要するに、日本という国が没落の途上にあるということなのですが、これは主に経済の世界でいえることです。
  バブル経済に突入するまでの日本は、大企業が稼いできた利益を税金で吸い上げ、社会保障や公共事業を用いて国内で循環させるという仕組みを取っていました。多くの国営企業(たとえば国鉄)などが存在していたことも、雇用の安定には役立っていました。
  ところが、80年代半ばの中曽根政権の辺りから、貯蓄より投機が推奨され始め、国営企業は無駄が多いと民営化する方向へ舵を切りました。その分、民間企業の活力を利用して、無駄な税金として使われていた部分を生きたお金にしようということです。いわゆる「民活」というやつです。
  これ以降の政権の経済政策というのは一貫しています。社会のあらゆる分野を、政府や自治体による面倒見から、私企業の営利活動と個人の自己防衛へとシフトしていくということです。これによって、確かに無駄は少なくなりましたが、競争力がずば抜けて高い一部の個人や企業にばかり金が行くようになり、「広く浅く」という従来の分配方式は行われなくなります。
  それでいいじゃないか、と思うかも知れませんが、そうなると、社会全体の需要が減るので、あなたも含めて能力が中以下の人間はどんどん仕事がなくなっていきます。いまや政権与党が「移民を1000万人入れよう」という議員連盟を発足させている時代です。そうなると、高度なスキルを要する職業のみならず、単純労働の世界まで、外国人と競争させられることになるわけです。
  そういう世の中で、なんとか箔をつけたい、という思いで、留学を選択するという人が出てくるのは不思議ではありません。
  あるいは、もっと進んで、そういう過度の競争を強いる世界で戦わされるより、漠然とした夢の方に自己実現を見いだしたいという人が増えるという現象も出てきます。
  みなさんも、物事が思うようにいかなかった時、歌を歌ったり、お酒を飲んだりして、憂さ晴らしをしたことはないでしょうか。歌や酒それ自体には、それをやったからといって、うまくいかなかった物事を好転させる効果はありません。しかし、始終努力を強いられるとなると、そこから逃げなければやっていられない、という気持ちは誰しもが持っているものです。
  そんなことはない、俺は自分の努力で何でも実現してきた!甘えるんじゃない!とか思っている人は、こんなブログは見ないで、「日本ベンチャー協議会」にでも入って自民党の格差推進政策をどんどん応援してください(笑)。
  面白いもので、「夢」や「希望」は安定している社会よりも、今の日本のように、社会全体が不安定化している(というより、政府当局や外国の干渉で、そうさせられている)社会の方で、より重みを持ってしまうのです。●宝くじと資格試験のことを扱った記事でも言いましたが、現実が報れないものであればあるほど、それを忘れるために、勝算の少ない一発逆転に走ってしまう人が増えるのです。学歴が低かったり、外国語が嫌いだったりすると、パチンコや宝くじや司法試験になってしまうのが、たまたま外国にかぶれていたり、外国語のテストで良い点を取れていたりすると、留学になるということです。どちらも、現に存在する情けない現実から目をそらしたいという点では、根本的な違いはありません。
  だから、全体としての留学者数は減っている(=一番の利用者だった大学生の親御さんにお金がなくなってきている)にも関わらず、ゲートウェイ21の被害者のような、社会人による短期留学が増えているのではないかということです。
  昨今の事件というのはどれも、過度の競争社会化で追い詰められた「弱者」が、それでもなんとか生きようともがいた結果なのではないかという気さえします。別に犯罪を正当化するつもりはないのですが、そういう「弱者」を「犯罪予備軍」に変えるような方向をわざわざ取る必要があるのかどうかは大いに疑問です。

  もちろん、こういうことを是正するには、経済社会のあり方を、多数の「弱者」にとって居心地の良いものに変えることが第一です。格差を助長し、分配を否定している今の政権には、即刻死んでもらうしかないでしょう。
  しかし、もう一つ大事なことがあります。それは「教育」です。
  要するに、学校で「夢を持って生きることが大切だ」とか、「努力すればなりたい自分になれる」ということを教えるのはやめろ、ということです。公教育というのは国家が自分に都合の良い世界観や価値体系を教え込むための仕組みですから、どうしても無理矢理詰め込んだり、選別したりする過程が必要です。それを正当化するためには、「努力すればいいことがある」という風に、抽象的に訴えるしかないのです。
  もちろん、ひねくれた人間はそういうことを信じませんし、本当に優秀な人間は何があっても大丈夫なのでしょうが、純粋で、学習能力が高い生徒は「自己実現真理教」の犠牲になってしまいます。ゲートウェイ21の被害者にも、そういう人がかなり多いことが予想されます。
  ●以前の記事で触れた「熱く生きろ!」と若者を扇動するカルトなども、同じような構造を持っていると思ってもらってもいいでしょう。真面目で、素直な人間を食い物にしているあたり、学校教育も、落合信彦や大前研一のようなカルトの教祖も、詐欺師と同列だということもできます。
  こういうことが話題になるといつも思ってしまうのですが、そもそも「夢」や「希望」がなければ、人生は生きるに値しないのでしょうか?
  学校教育や、メディアの場面で語られるのは、いつも成功して名を馳せた人間の話ばかりです。「偉人伝」などというものが典型でしょう。発明王エジソンは学歴がありませんでしたが、優秀な父母に個人教育を施されて、持ち前の才能が開花し天才です。「天才は99%の努力と1%のひらめき」と言いますが、何日も寝ずに研究に没頭できるというのは、もうそれだけでかなりの才能の持ち主だということができます。
  エジソンはまだ人の役に立つ発明をしていたからいいのですが、ロックフェラーだとかカーネギーだとか、ただたんに金儲けをしただけの人物が称揚されるのはどうなのでしょうか。日本で言えば、本田宗一郎や松下幸之助はまだいいとして、「ホリエモン」だとか楽天の三木谷社長みたいな人物を、素晴らしい人物だと称揚するようなものです。他人の損で儲けを挙げた連中を「カリスマトレーダー」だとか呼んだり、どうも、現実に手にした財産の多寡で、人間の価値を決めつける風潮が蔓延している気がしてなりません。
  そういう世の中だからこそ、地道に周囲の人びとの役に立つような生き方だとか、親孝行することの価値だとか、目立たないところで社会に貢献している人に光を当てるとかいった作業が必要になってくるのではなないかと思うのです。そうでなければ、この世の中は才能と環境に恵まれた一握りの人間以外に生きるに値しないものになってしまうのではないでしょうか。
  私は、安倍内閣の教育カイカクというやつに、初めは期待していたのですが、蓋を開けてみると「武道の必修化」だとか「教育バウチャー」だとか、どうしようもないことばかり唱えていたのを見て、正直がっかりしたのを覚えています。あとあと、安倍晋三やその周囲に集まっている人間の正体が分かった時は、「ああ、なるほど、愛国心を植え付けて、国民の不満をそらしたり、対外進出をさせやすくするためなんだな」と、納得したのを覚えています。
  近代の経済システムでは、結果にならない努力は全て無駄になってしまいます。だから、教育くらいはそういうものの逆を行ってほしいと思っていたのですが、学力テストの低下と日教組の組合組織率の関係についてぐちゃぐちゃと下らない話をしているような「ウヨク」や、いまだに憲法9条に対するカルト崇拝だとか自虐教育だとかを推進している「サヨク」が跋扈している現状では、なかなかそういう声は盛り上がらないようです。
  私が今いる場所で、結果が伴わなかった努力を私なりに称えてやるしかないのかもしれません。
  
  せめてこの記事を見て、単なる「違う自分になるため」の留学を思いとどまる人が出てきてくれると嬉しいです。大事なお金と、若い頃の時間を無駄にしないためにも・・・。

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Comment

私も落合サンに憧れていた黒歴史があります(笑)。
アメリカン・ドリームがもてはやされるのは、超格差社会で低所得階層からの脱出が困難な米国社会の現実の顕れである…それに気づいたことが、米国信仰・日本蔑視から脱却する一つのきっかけでした。
つつましく、ささやかで、平凡で、勤勉な日本(人)でありたいですね。
RAS | 2008年10月15日(水) 20:34 | URL | コメント編集

●>>RASさん

>黒歴史

  やっぱりいらっしゃいましたか・・・(笑)。
  某公儀隠密様もそうですが、いかに当てにならないことを言ってても、1ミリも自分を疑っていない人って、妙に説得力があるように思います。まあ、さしもの落合サンも、や○ゅうさんと一緒にされたら怒るかな(笑)。

>アメリカン・ドリームがもてはやされるのは、超格差社会で
>低所得階層からの脱出が困難な米国社会の現実の顕れである

  麻薬みたいなものなんですよ。頑張れば「誰でも」ビッグになれると。
  しかし、肌に色が付いていたり、親の財産がなかったりすると、社会の至る所にガラスの壁があるのに気づくわけです。しかも、それが数世代にわたって固定されています。あれが、白人の支配なんだなと思います。
  我が国の新自由主義者も、同じ路線を走っているわけですね。彼らが叩いていた「利権政治家」というのは、地方では既得権益の編み目を作っていましたが、それに東京や大阪で一旗揚げることは許されていました。中曽根や小泉の「おかげ」で、いまや東京すらも階級が固定され始めています。
  我々の先祖達は、纏足も、宦官も、科挙も輸入しませんでした。人間自体に烙印を押し、社会の流動性を奪う仕組みを拒絶したわけです。太平洋の向こう側からやってくる纏足や宦官制度を日本社会に定着させてはなりません。

ろろ | 2008年10月16日(木) 00:36 | URL | コメント編集

弱者と強者は紙一重であり、両者が固定されず中流を拡大するべく、高度成長期やバブル期の恩恵を多少なりとも受けたものとしては次世代に対し、平凡な一生の貴さを伝えたいものです。
はやぶさ | 2008年10月16日(木) 17:25 | URL | コメント編集

●>>はやぶささん

>平凡な一生の貴さを伝えたいものです。

  ええ、全くその通りです。
  一か八かの賭けを楽しみたい連中は、勝手にやればいいのです。そうでない人まで、自己責任の世界にたたき込むことはありません。
  外国や思想の違う人間を叩いて喜んでいる人たちにも、そういうことを分かってほしいものですが・・・。
ろろ | 2008年10月16日(木) 23:45 | URL | コメント編集

拝啓
いつも楽しく拝見しています。
拙僧の伴侶も、昔々にハワイへホームステイした経験がありますが、
1月から12月まで英語で言えません。大爆笑でした。
我が伴侶の場合、もっと根本的な問題が潜んでいます。
「平凡な一生の貴さ」素晴しい言葉ですね。
日々の生活に追われて粗雑になっている気持ちにブレーキを掛けてくれる記事がこちらにはあります。勝手ながら感謝しています。敬具
和尚 | 2008年10月17日(金) 18:52 | URL | コメント編集

●>>和尚さん

>日々の生活に追われて粗雑になっている気持ちにブレーキを
>掛けてくれる記事がこちらにはあります

  和尚さんは、私の旧ブログをご覧になったことはあるでしょうか。
  粗雑になった気持ちを、さらにかき乱すようなことばかり書いてあります。今思うと、その頃はバランス感覚が欠如していました。お褒めいただいているほど大層な記事を書けてるかどうか怪しいですが、少なくとも、立場の弱い人間がなぜそうなってしまうのか、というところまでは考えが行くようになりました。
  読者の方々や友人のブログ執筆者の方に支えていただきながら、ものを見る目を曇らせることなく書き続けて行ければと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします。
ろろ | 2008年10月18日(土) 00:33 | URL | コメント編集

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