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2008.09.22(Mon)

ゼネラル・モーターズの凋落が物語るもの(前) 

  今日の記事は、実験的にいつもと文体を変えてみます。「違和感がある」「こっちの方がいい」など、コメント欄にて遠慮無くご感想をお寄せ下さい。

  さて、近頃、リーマンブラザーズの破産や、世界最大級の保険会社AIGの破綻をアメリカ政府が救済した事件などから、アメリカ発の金融不安を危ぶむ声が上がっている。
  しかし、このブログでは、そういう時こそ別の角度からアメリカという国を観察し、「少し上から眺めてみる」ことにしたいと思う。今回、私が注目したのは以下のニュースだ。

米GM:いすゞにトラック部門の売却打診 譲渡価格隔たり
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080920ddm008020097000c.html
--------以下引用--------

 経営不振に陥っている米自動車最大手、ゼネラル・モーターズ(GM)が、国内トラック大手のいすゞ自動車に、商用トラック部門の売却を打診したことが19日分かった。いすゞは正式に申し入れがあれば検討に入る考えだ。ただ、譲渡価格の隔たりは大きいと見られ、実現の可能性は流動的だ。仮に交渉がまとまれば、日本メーカーが米自動車大手の事業を買収する初のケースになる。

 関係者によると、GM側が9月中旬までに、トラック部門の大半を占める中型トラック部門を売却する意向をいすゞ側に伝えた。GMが近く譲渡額などを提示する模様だ。

 GMは主に「GMC」というブランドで北米などで商用トラック事業を展開している。乗用車では世界トップだが、商用トラックの世界シェアは06年の中大型トラック分野で2・1%(15位)と振るわず、収益面でも「足を引っ張っている部門」(国内トラック大手役員)とされる。

 いすゞの中大型トラックの世界シェアは2・7%(12位)。他社が手薄な小型トラックを主力としており、新興国などで販売を伸ばしている。

 買収が実現すれば、中大型トラックのシェアも5%近く(8位前後)に高まり、トヨタ自動車と子会社の日野自動車の合算シェア(3%)を抜き国内首位となる。

 いすゞは06年までGMから出資を受けたほか、現在も海外事業で連携するなど親密な関係を維持している。
--------引用以上--------

  世界ナンバーワンの自動車会社であるゼネラル・モーターズが、不採算になっている商用トラック部門を、友好関係にあるいすゞ自動車に売却するということである。これが意味するところは、私が思うに、単なる事業譲渡を超えた意味がある。
  ゼネラル・モーターズの歴史は、まさにアメリカの自動車産業発展の歴史だったといってもいい。
  私は今、何の気なしに「ゼネラル・モーターズ」という会社名を用いているが、実はこれは、日本で考えるところの自動車会社の名前ではない。「シボレー」や「キャデラック」といった、複数の自動車製造業者の株式を保有している「持ち株会社」である。日本で言えば、トヨタがダイハツや日野自動車を保有しているのに近いが、トヨタと異なり、GMは自分自身で車を作ってはいないということだ。
  この会社の最大の功績は、なんといっても、自動車という高級消費財を大衆の手の届く商品にしたということに尽きる。先に大量生産の自動車製造を実現したフォード社と異なり、GM(特に大衆車のシボレー・ブランド)は同じ性能の車であってもデザインを工夫し、広告を工夫して大衆に訴えて大成功した。
  また、高額な代金は、GMが用意したカーローンを利用することでカバーした。これによって中産階級でもがんばれば車を買うことが出来る状況が生まれた。つまり、今では当たり前になった「スタイリッシュなデザイン」「派手な広告戦略」そして「ローンによるマイカー購入」を、この業界に定着させたのがGMだったのだ。
  GMのブランド展開は多岐にわたる。先に挙げたシボレーやキャデラックのみならず、いかにもアメリカ人が好みそうな重装備SUV「ハマー」や、冒頭の記事で出てきた「GMC」がある。GMCは分からなくても、サファリとかユーコンといえば、アメ車ファンでなくとも知っている人はいるだろう。もちろん、そのようなレジャー色の強い車ではなく、商用トラック分野でも相当のシェアを占めている。
  GMは二度の石油ショックで打撃を受けたものの、その後もピックアップトラックやSUVといった車で相応のシェアを占め、積極的に海外に市場を求めることによって、世界一の自動車メーカーとしての地位を保持してきた。

  そのGMが、不採算部門を他に売り出す、というところまで追い詰められている。この出来事を突き詰めて考えると、アメリカの社会が抱える二つの問題点が浮かび上がってくるということができる。

  その一つが、「異常なまでの株主至上主義」である。

  GMが不振ではないか、ということはかなり前から言われていた。GM自身が、2年前にこんな発表をしている。
  
GMといすゞ自動車の資本提携関係解消について
--------以下引用--------

‐ 戦略的業務提携は継続 ‐

 ゼネラルモーターズ・コーポレーション(NYSE:GM、以下GM)といすゞ自動車株式会社(東証7202、以下いすゞ)は、資本提携の解消について合意、GMによるISZ株売却に拘わらず両社は、従来通り業務提携関係を維持継続することで合意した。

 GMは北米事業黒字化に向けて重要な局面にあり、バランスシートの強化と、すでに相当規模に上る手元流動性の更なる強化のために、GMが保有するいすゞ株の売却を決定した。「過去35年間にわたる協業の歴史を通じて、GMはいすゞ自動車に深い尊敬の念を抱き、いすゞを高く評価している」とGM会長兼CEOリック・ワゴナーは語る。「両社の関係は強固で、この関係はさらに強くなってきている。GMはこのパートナーシップが継続することを期待している。今回の株式取引では、いすゞとの業務提携関係を維持しながら、北米事業黒字化に向け重要な局面にあるGMが、すでに相当規模に上る手元流動性を更に増強することができる」とコメントした。
--------引用以上--------

  この発表で、日経新聞を日常的に読んでいない(筆者に言わせれば、幸運な)人や、金融やら財務といった世界に疎い人にとって、読んでいて妙な感じがする場所があるのではないだろうか。何を隠そう、私もその一人なのだが・・・(笑)。
  その部分は、ここである。

>バランスシートの強化と、すでに相当規模に上る手元流動性の更なる強化のため

  バランスシートというのは、いわゆる「貸借対照表」のことで、企業のプラスの資産(保有する財産や現金など)が右側に、マイナスの資産(借金など)と資本(その気になれば使えるお金の額)が左側にが載っている表である。右と左を合わせるとちょうど釣り合っている「はず」なので、バランスという名前が使われている。
  それはなんとか分かるにしても、みなさんには「手元流動性」という言葉の意味が分からないのではないか。
  私も実は聞いたことがなかったので、なんのことだろうと思って調べてみたら、このような意味があるそうだ。

●手元流動性
--------以下引用--------
short-term liquidity

手元にあって何にでも使える流動的な資金が、どの程度あるかを示す指標。資金の残高それ自体を指す場合と、それを1日当たりの売上げで割って計算する場合がある(手元にある流動資金としては、現金預金と短期的に所有している有価証券がある)。

手元流動性 = 現金預金 + 短期所有の有価証券
手元流動性 = (現金預金 + 短期所有の有価証券) ÷ (売上高 ÷ 365)

この比率は、会社の厳密な意味での支払能力の余裕度を示す。
--------引用以上--------

  要するに、手持ちのカネがどの程度あるかということを言うようである。人間で言うと、財布の中にお札や小銭やプリペイドカードがどのくらい入っているかということだと考えればいいのかもしれない。
  しかし、妙な感じがするのは、「すでに相当規模に上る」という手持ちのカネについて、なぜ「更なる強化」が必要なのかということだ。上のGMによる発表によると、資本提携関係にあったいすゞ自動車の株を売却することで、その「更なる強化」とやらを達成するのだという。これも人間に置き換えて考えてみると、財布の中身をもっと増やしたいから、自分が持っているマンガやDVDを古本屋に売るという感じかも知れない。カネがすでにあるというのに、なぜそんなことをする必要があるのか、ということだ。
  こういうときは、経済新聞だとかビジネス雑誌で「常識」とされていることを疑うことから始めた方がいい。上場企業に勤めている(会社の名前が)一流のビジネスパーソン諸氏や、日経BP出版の本を愛読しているような方々には辛いかも知れないが、それをやらないとこの記事の意味が見えてこない。
  簡単な話だ。要するに、GMに「もっと手持ちのカネを増やせ」と言っている人間がいるのである。それが、株主という連中である。
  なぜ株主がGMに手持ちの金を増やせと言っているのかというと、そうやってこしらえた現金を「配当として俺たちに配れ」と言いたいからである。
  日本の●会社法もそうだが、欧米生まれの資本主義の根本にある考えは、「会社は株主の所有物であり、好きなように売ったり買ったりいじくり回したりできる」ということに尽きる。近代(フランス革命後のナポレオン法典くらいから)になってヨーロッパで成立した「所有権」という概念が、そのまま企業活動に持ち込まれた結果である。この論理を敷衍すれば、会社が保有する株を売却させようが、不採算部門を切り離そうが、株主の勝手ということになる。
  そして、ここが重要なのだが、そういう場面では、会社の経営がどうなるとか、社会的な影響がどうなるとか、そういうことは全く問題にならない。株主にとって会社は自分のロボットみたいなもので、ちゃんと動かなくなったら、古道具屋にたたき売ってしまえばいいだけの話である。
  つまり、経済の実態とは関係なく、株主が儲かりさえすればいいという発想で、会社の運命を左右するような決定がなされているのである。冒頭記事の商用トラックの売却についても、間違いなくそういう文脈で出てきている。
  こういうものを、業界再編などといえば格好がいいが、実態はそんなに明るいものではない。みなさんが「不採算」部門を買い取った側の経営者なら、まず何をするだろうか?「リストラ」だろう。同じ会社の身内だと躊躇する首切りや減給も、他人のところから買い取ったものであれば口実がつけやすい。買い取った側もボランティアでやっているわけではないので、そのような行動に出たとしても部外者は文句を言う筋合いはない。
  この身売り以前から、GMという会社にはそういう株主至上主義を匂わせる行動があった。その一つが、国内で発表する新車を「ピックアップトラック」や「SUV」に絞っていたことである。理由は単純で、こういう車種は単価が高く、(こちらも単価の高い)オプションもたくさん付けられるので、利益率が高いからだ。日本のメーカーが作るような、日常の足として役に立つごくフツーの乗用車などは作らないわけだ。だいいち、GMが作ったコンパクトカー(一応、他社と共同して作った●シボレー・クルーズなどはあるにせよ)など、見向きもされないだろう。「柄じゃない」というやつである。だから、小さい車をたくさん作って、という戦術を、GMは使えなかった。そんなことより、儲けになるSUVやピックアップを売れ、というのが株主の要望だったわけだ。
  こういう感じで書くと、アメリカの企業というのは寂しいなあ、という感じがしないだろうか。新しいことをやって市場を開拓するより、何でも良いから儲けろ、採算が悪ければ切れ、売れそうな手持ちの株は売れ、一事が万事こんな調子である。
  別に、GMに限らず、アメリカの企業はみなそういう傾向がある。つまり、世の中で役に立つものや、斬新なものを作ることよりも、株主の利益に奉仕する方が正しいという風潮だ。そういう世界では、新しい工場建設や、機械の増強などといった「設備投資」にカネが回らない。そんなカネがあるなら、手元流動性を確保して、株主への配当に回せ、ということだ。
  これでは、製造業が育つはずがない。アメリカが、常に新しいものを作り出しているというイメージは幻想だ。竹中平蔵のようなネオリベラル(新自由主義)思想の信奉者がもてはやすアメリカ企業の「イノベーション」などというものは、ITや軍事産業など、限られた分野で成し遂げられているにすぎない。
  もう、アメリカでは、時代を変えるような車など生まれないだろう。日本車やドイツ車に食われるがままという状態は、今後なお一層加速するに違いない。

  では、仮にGMの株主たちが考え方を変えたとしよう。年間いくらいくらまでの利益は自己資本に回して、設備を増強しなさい、という風に株主総会で決まったと考えてみる。
  しかし、そんなことをしても無駄だろう。なぜなら、もうアメリカには、GMが作る魅力的なピックアップや斬新なSUVを買う人間などほとんどいないからだ。

  時間がないのでここで一旦切って、次回に続けたいと思う。

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Comment

●TBありがとうございます。

グローバリズムに乗っかったトヨタの末路
http://sun.ap.teacup.com/souun/756.html
早雲 | 2008年09月22日(月) 00:13 | URL | コメント編集

  文体を「~です」「~ます」に戻して下さい。それに最近のエントリーも「~です」「~ます」に書き直して下さい。
匿名希望 | 2008年09月22日(月) 09:12 | URL | コメント編集

●>>匿名希望

  ご要望だということはわかるのですが、どうしてそう感じるのかとか、本文の内容がどうだとか、そういうことをまず述べてくださいよ。
  何か、頭ごなしに命令をされているようで、気分が悪いですね。
ろろ | 2008年09月22日(月) 10:36 | URL | コメント編集

いつも勉強させて頂いております。

私も「ですます」調の方が良いと感じます。
ろろ様のいつもの文章は、語りかけられているような優しさがありますし、
そのせいかスっと頭に入ってきいやすいと思います。

一方、「だ・である」調は簡潔で読みやすいものの堅さを感じてしまい、
ちょっと身構えてしまうかな?と、今日読んでいて感じました。

また主観ですが、このような話題を扱うブログは「だ・である」調が多く、
「ですます」調の文章も、日々是勉強の特徴の一つではないかと思います。
hase | 2008年09月22日(月) 16:32 | URL | コメント編集

●管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 | 2008年09月22日(月) 18:56 |  | コメント編集

こちらのコメ欄ではご無沙汰です。

haseさんと同じ理由ですが、従来の書き方がいいですね。
語りかけるような優しさに加えて、その定着した“味”を変えるのは読む側に戸惑いを与えることにもなりそうに感じます。
それにその口調だからこそ、そこから出る“毒”もまた印象的でインパクトを与えるのかな、と思います。

今回は山場CMではないようですが、後編が楽しみです。
Masaya | 2008年09月22日(月) 21:38 | URL | コメント編集

●コメントありがとうございます

>>haseさん
>>Masayaさん
>>秘匿コメントの方

丁寧なご意見ありがとうございます。

「だ・である」の方が書きやすいかと思ったのですが、自分でも違和感がありました。習い性になるというのは本当ですねぇ。

独自性につながるというのは、非常に貴重な視点だと感じました。やはり、戻した方がいいでしょうかね…。
ろろ | 2008年09月22日(月) 22:51 | URL | コメント編集

はじめまして。
電気系ではGEは総合電気から金融会社に成り下がってしまいましたね。
一時期アメリカはジャパンバッシングをしていましたが、あの時叩くべきは
日本ではなくて獅子身中の虫のネオリベ、金融至上主義、短期利益至上主義
だったと思うのです。日本もこの寄生虫にかなり食い荒らされましたが、いま
この寄生虫を体内から追い出せるかどうかの岐路ですね。
open | 2008年09月23日(火) 02:01 | URL | コメント編集

●オクダ自動車株式会社

文体についてですが、haseさん、Masayaさんと同じく従来型が私にはありがたいです。

文面の当たりが柔らかいほうが、実は内容でのスパイスが効きやすいということがあるのかなと、この変化を求めたろろさんのチャレンジのおかげで認識できたように思います。

さて、タイトルですが、あるいはあまりに後編の先取りになってしまっているとお叱りを受けるかもですが、以下に私の思うところをかいつまんでカキコいたします。

トヨタについてこのブログで書かれる時はだいだいろくなことではない。しかし、トヨタという会社のもともとの在り方は、こちらのブログで示されるようなありようではなかったはず……と考えていて、やはりアイツが社長になってから、トヨタはトヨタでなくなったのかと思わずにはいられません。

以前にもコメントしましたが、おそらく奥田はトヨタで初めて、そして今のところ唯一、傍流のトヨタ自販出身の社長です。この男は従来のトヨタの規模をGMに比肩しうるまでに拡大、成長させ、それがために在京のエコノミストたちに注目される結果となった。それまではトヨタは数字だけは注目されても、「所詮三河の田舎侍」といった冷ややかな視線を中央から浴びせられていたが、トヨタの側でもそれでよしとする風潮があったように思われます。

ところが、「商売人」の奥田がトヨタのトップに座ってあれこれしたことは、短期的な業績アップにはつながっているのですが、3か月ほど前に私が長期購読している自動車専門誌にあった読者投稿にはそのウラで進んだ、私のイメージする「トヨタ」ではありえない事象が並んでいたのです。

「私にとっては日常のメンテナンスのためにマイカー(当然トヨタ製)の外からは見えない部分に手を入れると、やたらに切る(ケガをする)ようになった。見えない部分のパーツについての面取りが行われていないのだろう。こういうところでコストダウンというのは、自動車を売っている会社としていかがなものか。近頃ではメルセデス・ベンツといえどもコスト削減に取り組まなくてはいられなくなってきたが、あの会社はそういうことは絶対にしない。『自動車を作っている誇り』を失っていないからだと思う。」

私はこの投稿を読んだとき、それまでろろさん始めあちこちのブログでトヨタ批判をされていて、自分の思い描いたトヨタとはなんかちがうという違和感があってなんとも居心地の悪い思いをしていたのですが、これで合点が行きました。トヨタは奥田以前と奥田以後ではかなり、というかまるで違う会社になっていたようです。奥田は退任して久しいですが、あとの張、渡辺社長も、奥田の実績には抗えず、奥田の敷いたレールから外れることが許されない「雰囲気」に飲み込まれているのだと思われるのです。

そして今回のろろさんのエントリー。GMは自動車を作っていない、持ち株会社だ-トヨタはそこまでは会社の成り立ちからして突き進んではいませんが、カーライフを顧客に提供してきた路線を大きく崩し、単なる自動車という商品を顧客に売り付ける会社へと変貌したことは確かなようです。この変貌の結果-そしてそれに対する私の忸怩たる思い-こそが、私の本コメントにつけたタイトルの意味です。
のらくろ | 2008年09月23日(火) 03:38 | URL | コメント編集

●とうとう”ドル”の「終わり」の「終わり」が明示されました

米国の「デフォルト宣言」→新世界通貨体制
http://sun.ap.teacup.com/souun/431.html
早雲 | 2008年09月23日(火) 05:45 | URL | コメント編集

ろろさん、こんにちは。

まず、文体について。私は特に違和感は感じなかったです。あれ? と思ったのは最初の一瞬だけ。「ですます」調でなくても、文章の流れはやはりろろさんのもの、です。ろろさんの書きやすい方でいいんじゃないでしょうか。

さて、GMの凋落といえば、もうひとつ忘れてはならないのが労働組合ですね(後半にでてくるのかな?)。これらも株主と同じく、自己の利益を最大化することしか頭にない。アメリカといえばすぐにレイオフという印象ですが、実際は従業員やOBたちの年金・健保負担でGMは追い詰められていた。株主だけの話じゃないんですよね。

まったくアメリカという国は、上から下まで...。その上、宗教大国でもある。いまだに創世記だなんて、どうかしてると思いますが、あれだけバラバラだと宗教にでもすがらないとやっていけないのでしょうね。

我が日本も心配です。上がおかしくなったために、下もおかしくなり始めた。『蟹工船』がブームだなんていいますが、私にはあまり良い傾向とは思えません。上が腐ったから下も対抗せねばならず、やむを得ない面もあるのですが、あんなのは日本のやり方ではないのです。
愚樵 | 2008年09月23日(火) 05:50 | URL | コメント編集

 いつも、ありがとうございます。
 文体は、従来型よりこちらの方が見やすいです。これからもよろしくお願いします。
kobe | 2008年09月23日(火) 21:28 | URL | コメント編集

●コメントありがとうございます

>>openさん

>電気系ではGEは総合電気から金融会社に成り下がってしまいましたね。

  そうですね。もう原子力と軍需以外に、なにも売り物がありませんね。
  「儲かるものを」「利益率の高い事業を」と、企業体質を改造していった結果があれです。情けない限りです。

>あの時叩くべきは 日本ではなくて獅子身中の虫のネオリベ、金融至上主義、
>短期利益至上主義だったと思うのです。

  全くその通りだと思います。ロン=ポール議員のような例外は除いて、政治家にもそういう意識が全くありません。

http://www.kanshin.com/keyword/1269126

>“CIAと軍産複合体の危険性”を声高に語り、
>9人の候補のうち唯一イラク戦争(侵略)に反対している。
>さらに、●海外駐留米軍の撤退●他国への干渉・介入の中止
>●NATO脱退●911の徹底調査●FRB廃止●愛国者法廃止・・・。

  リンク先の方は「超リベラル」などと論評していますが、全く逆です。これこそ真の愛国的アメリカ人が口にすべき主張です。

>>のらくろさん

  トヨタは、「失われた十年」の間に、北米での利益拡大を図った辺りで大きく変節したと思っています。「役員に日本人以外を入れないとグローバル企業になれない」などと奥田会長が言っていたのを思い出します。
  アメリカの金融資本や政府筋とも、何か取引があったんじゃないでしょうか。いずれにしろ、外国に食い扶持を求めるというのは、外国に依存するということです。やりすぎは、よくないですよ。

>>早雲さん

  やはり、もう来たとお感じですか?

  何か、日本の金融機関がモルガンやリーマンに出資しようとしているようですが・・・今までにない異様な感じがしています。

>>愚樵さん

>我が日本も心配です。上がおかしくなったために、下もおかしくなり始めた。
>『蟹工船』がブームだなんていいますが、私にはあまり良い傾向とは思えません。

  小林多喜二があれを発表したのは、1930年です。満州事変前夜ですね。つまり、そういう方向へ日本が向かっていたということです。
  下手をすると、外国に資本投下した権益を回収するために、新しい日中戦争でも起こりかねません。私は、そのくらいの危機感を持っています。ネットウヨクが言うような、外国の間接侵略ではなく、追い込まれた挙げ句に苦し紛れの自爆をするのではないかと・・・。

>>kobeさん

  いつもありがとうございます。
  そういうご意見もあるのですね。うーん、迷うなぁ・・・。
ろろ | 2008年09月24日(水) 00:58 | URL | コメント編集

●アメリカの状況

米の国民感情と米政府の考えの乖離、世界の国々の米に対する見方の変化が、価値観を変えるかもしれません。
米国民はもう戦は嫌と思っているでしょう。第2次対戦から思えばずっと米国民は戦ってきました。でも世界に戦いにいけばいくほど米は世界に憎まれる。何の為に戦うんだ。命を賭ける事なのか?挙げ句に911は米政府が怪しいといわれる。米国内の格差も大きい。という今の米国民は疑問や不満を抱えているのではないかと思います。
米政府は世界の一番でいたいから、どこの国より強い武器を持ってれば世界を支配できる。自らの地位を脅かす国を出さない為に他国を貧しくさせ自国の企業が儲かる様に他国に圧力や工作を仕掛けた。でも米国民は戦に嫌気がさしてるのを知ってるから米国民の負担を減らす為に戦争企業や傭兵を雇うようにした。米政府は米国民の事を気にしつつ他国を支配しようとした。しかし世界で一番の武器持った米に戦争ふっかける国は存在しない。でも軍用品は溜まるから911やグルジアの工作をやったけど、初めは騙せても時間が経つとバレてしまう。
結果、米国民と米政府の考えに隙間風が吹く現状。世界の国々も米のせいで貧しくなったり戦争に駆り出されたりで米の見方が世界の警察から世界中に戦争撒き散らす国と変わった。そんな世界中が困った存在と認識し始めた頃、米のやり方は酷いと露がいった。次々と露と同じ意見を言う国々が増えた。元々酷いと国々は思っていたのだから当たり前である。そんな中の経済危機。米は助けるよう世界に訴えるも大半の国々は助けない。
これがこのまま進むと露が勝者で正義、米は敗者で悪というイメージを植え付ける状況になるかもしれません。第2次対戦から負けた者は散々悪の汚名をなすりつけられました。ドイツと日本は身を持って体験したわけです。このままでは米は負けますから、世界から悪くいわれる状況になるやもしれません。第2次対戦では戦前良いと思われたことが戦後悪くいわれる価値観の変化がありました。今米でもてはやされた物は悪くいわれる可能性あります。グローバル化、軍需産業などの軍関連。反対に今まで悪く言われたのが良くいわれる。世界中からのブーイングに米国民は全て悪いのは誰々だと代表を吊しあげ、これからの米は今までとは違う国にすると戦争や工作を他国にしない国になる可能性ないでしょうか?そうすると米国民の戦づけの状況も、経済のやり方も変わるかもしれません。悪のレッテルは重いです。
幸未来願 | 2008年09月26日(金) 02:31 | URL | コメント編集

●>>幸未来願さん

>第2次対戦では戦前良いと思われたことが戦後悪くいわれる価値観の変化が
>ありました。今米でもてはやされた物は悪くいわれる可能性あります。
>グローバル化、軍需産業などの軍関連。反対に今まで悪く言われたのが良くいわれる。

  前にも紹介しましたが、ロン=ポールという大統領候補が興味深い主張をしています。重複しますが、もう一度紹介します。

http://www.kanshin.com/keyword/1269126

  FRBが私利私欲を追求するドラキュラ集団だということを喝破しています。完全なモンロー主義者でもあります。今は変わり者と思われているようですが、あと10年も経てば、アメリカの国民の中にもこういう声が高まってくるはずです。
  そのきっかけは、911の真実の暴露なのではないかと思っています。
ろろ | 2008年09月26日(金) 02:50 | URL | コメント編集

●同じ敗戦国ドイツと日本の差

追加させて下さい。
ドイツと日本のことです。ドイツはユーロを採用して、ドルに頼ってません。アメリカの危機の今、援助も断れます。しかもロシアの経済にも親しそうです。ドル離れしていてもユーロだけに頼らずロシアにもと両天秤かけてる感じがします。つまりドイツは負けない体制をとりつつあります。アメリカがこけてもユーロがあるし、ユーロが駄目ならロシアのやり方でという感じで完全に独立した国として歩んでます。
反対に日本は今だにアメリカのポチの状態で独立してません。アメリカの危機という事でまた日本の税金を使って助けるのではないでしょうか?世界中の国々が断る中、日本だけが貧乏籤ひくのでしょうか。なんだか消費税増税の話が上がるとアメリカの為にやるのではと思ってしまいます。汚染米や食糧自給率の件も銀河英雄伝説ではアムリッツァや神々の黄昏でも食糧を揃えた者が勝ってた話を思い出し、つくづくアメリカの要求を断れないんだなあと思わざるを得ません。
何故ドイツと日本は同じ敗戦国なのにここまで差がでたのでしょうか?
結局日本は戦前も負けたが今も負けてるということなのでしょうね。戦後の歩みの違いが原因になるかもしれません。つまりドイツにあって日本にないもの、日本にあってドイツにないものが原因になりそうです。サンフランシスコ条約すらその対象になりえます。戦後のドイツと日本の違いがこれだけの差をもたらした。アメリカの危機になり、第2次世界大戦の評価も変わる可能性が出てきました。ドイツに対するアイゼンハワーの行いなども出てくるなら日本の東條秀樹やドイツのヒトラーの評価も変わるかもしれません。逆に戦後責任を免れた人で戦後返り咲きした方々には再び悪い評価になるかもしれません。(亡くなった戦没者の方々はやはり彼等を許せないと思っているのかもしれません)
韓国と北朝鮮はいつかはわからないですが統一朝鮮になるのでは?と思ってます。ドイツの場合、豊かな西ドイツが東ドイツを合併するみたいな形でした。朝鮮もそんな合併するのかと思ってましたが、他の方法なら北朝鮮と韓国が同じ位の状態になれば出来るかもしれません。どうせウォンが暴落なら北朝鮮と韓国の新規通貨を発行とか。他国がどちらか朝鮮にちょっかいかけると周辺国へ働きかけた上で北朝鮮と韓国は団結させ合併へとかちょっかいかけた国は周辺国と一緒に追い出し統一朝鮮の敵として教科書で子供に教えるみたいなことになるのでは?と思いました
幸未来願 | 2008年09月26日(金) 03:35 | URL | コメント編集

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トリクルダウンという嘘

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2008/09/22(月) 01:30:39 | 或る浪人の手記
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