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2008.08.28(Thu)

【軽量化】パソコンが今のパソコンでなくなる日【USB】 

パソコン用ソフト USB版発売へ ソースネクスト
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080828/biz0808280031001-n1.htm
--------以下引用--------
 ソフトウエア大手のソースネクストは27日、USBメモリに収録したパソコン用ソフトを9月から順次発売すると発表した。CD-ROM版は当面併売するが、将来には生産を終了する。CD-ROMドライブを装備していない超小型パソコンが普及するなか、ほぼすべてのパソコンに対応できるUSBを採用することで、販売を強化する。

 ソースネクストは、年末までにウイルス対策ソフトや年賀状ソフトなど、30製品のUSB版を発売し、平成21年3月末までに100万本の販売を目指す。価格は9月に発売する7タイトルは3970~9800円。大手ソフト会社が記録メディアにUSBを全面採用するのは初めて。

 USBメモリは、内蔵する半導体にデータを記録するが、価格がCDより高いため、ソフト販売には採用されていなかった。ただ、現在国内で販売されているノートパソコンの約1割はCD-ROMドライブを内臓していない。一方、USBメモリのコストは下がっているため価格競争力があることから、採用に踏み切ったという。
 USBメモリは、ソフトをパソコンにインストールした後に、データを消去して外部記憶メモリとして利用することもできる。
--------引用以上--------
  
  あまりいらっしゃらないと思いますが、USBメモリというのは、●こういうものです(詳しい構造などは●こちらを参照)。パソコン本体の下の方や横っ腹にくっついている「USBポート」(USBというのはUniversal Serial Busの省略形で、周辺機器とPC本体をつなぐ転送方式の規格の一つ)に差し込んで使うものです。中にデータを入れておいて、突っ込むだけで本体のハードディスクに記録していない情報もパソコン上で扱うことができます。いわゆる「フラッシュメモリ」の一種です。携帯電話やポータブルゲーム機に突っ込んで使う「SDカード」や「メモリースティック」などと原理は同じです。
  これまでは、自宅で編集したデータを入れて、会社や外出先のノートパソコンに読み込むというのが一般的な利用法でしたが、最近では、

★高速でデータのやりとりができる規格(USB2.0)が出来た
★USBメモリの構造が進歩して、読み書きが早くなった
★なにより、USBメモリの容量が大きくなった(最大で128GB)


  ことで、単なるデータの持ち運びの域を超えた活躍を見せるようになりました。今回の引用記事にあるソフト販売媒体というのもその一つです。
  極端な話、128ギガバイトものデータが入るわけですから、パソコン本体に入れてハードディスクがわりに使ってしまっても良いわけです。こんなものも出ています。

東芝、64GBのフラッシュメモリー搭載で900gを切った「dynabook」を発売
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070605/273701/
--------以下引用--------
 東芝は2007年6月5日、モバイルノートパソコンの新製品「dynabook SS RX1」を発表した。ハードディスクの代わりに64GBのフラッシュメモリーを搭載し、重量は848gに抑えた機種など3機種をそろえる。6月22日から順次販売する。

   (中略)

 シリーズのうち最上位機種にあたる「dynabook SS RX1/T9A」は、ハードディスクの代わりに64GBのフラッシュメモリーを採用することで、高速起動、軽量化、省電力を実現した。本体には、標準バッテリーと大容量バッテリーの2種類のバッテリーを付属し、重さや駆動時間によって使い分けられる。標準バッテリーを装着した場合は駆動時間が約6.2時間で重量が848g。大容量バッテリーを装着すると駆動時間が約12.5時間で重量が968gとなる。想定実売価格は38万円前後の見込み。
--------以下引用--------

>想定実売価格は38万円前後

  ここが少々痛いところです(笑)。しかも、この機種はどこに行っても品薄なので、私は諦めて普通にハードディスクの使われている方を買ってしまいました。
  USBメモリの弱点は、静電気に弱いことと、絶縁体である酸化膜がデータの読み書きによって劣化しやすいことです。つまり、大事なデータの長期間の保存には向かないわけです。
  そういうわけで、しばらくの間は従来の磁気ディスクに記録する方式の方が優位なのは間違いありませんが、その差もいずれほとんどなくなるでしょう。
  それに、磁気ディスク(ハードディスク)の方も、小型化・軽量化の方向で動いています。

東芝の開発した0.85型ハードディスクドライブが世界最小のハードディスクドライブとしてギネス世界記録に掲載
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_03/pr_j1601.htm
--------以下引用--------
 当社が開発した0.85型ハードディスクドライブ(以下、HDD)がギネス社によって「世界最小のHDD」として認定され、2004年9月に英国にて発行予定の2005年版「ギネス世界記録」に掲載されることになりました。

 当社の開発した0.85型HDDは、寸法が縦32mm横24mm厚さ3~5mmで重さは10g以下と、従来の1.8型HDDの1/4程度で、モバイル情報機器への搭載に適しています。記憶容量は2~4GBを想定しており、音楽や映像などの大容量コンテンツを保存することができます。
 今後、デジタルオーディオプレーヤー、デジタルビデオカメラ、PDA、携帯電話といった小型のモバイル情報機器に適用が大きく広がるものと期待しています。

      世界最小のHDD(1)世界最小のHDD(2)

--------引用以上--------

  これに加えて、フラッシュメモリが上記二つの弱点を改善していけば、フラッシュメモリのハードディスクの差を論じる意味があまりなくなる日が来るでしょう。
  そうなると、パソコンという情報媒体の位置づけが激変することが予想されます。たとえば、

★モバイルパソコンが不要になる

  パソコンというより、PM(パーソナルメモリ)というのが主流になるかもしれません。そうすれば、家で使うパソコンも、記憶媒体をなくすことができ、廉価で販売できます。記憶媒体は用途に応じて自分で買うことになるわけです。
  たとえば喫茶店で営業マンが顧客にアピールするために、プレゼンテーションソフトで作った画面を見せるとか、そういう場合は別として、基本的に立ち寄った先にパソコン(ディスプレイとメモリとビデオカードなど付属品のみで、ハードディスクはなし)があれば、小型化されたPMを突っ込んで、自分の家と同様に使えることになります。
  マンガ喫茶やネットカフェにパソコンがありますが、あれをもっと簡素にしたものと組み合わせれば、新しいビジネスになりそうです。「当ホテルの売りはPM完全対応です」などというホテルや喫茶店が出てくるかもしれません。
  また、データの保存を代行する商売もはやりそうです。●オンライン・ストレージという仕組みがありますが、それがリアルの世界にも進出するわけです。
  私が役所の人間だったら、公的機関である強みを利用して、市民のデータ保管サービスでもやってみたいところです。公務員は信用できないって?民間の業者の方がよほど信用できません。●こういうことを平気でするからです。

★あらゆる機器に接続して、個人的なデータを読み込める

  これはICチップという形ですでに実現していますが、もっと大量かつ複雑なデータを利用できます。たとえば、テレビで画像を映したり、カーナビゲーションシステムに最新のデータを取り込むような形が考えられます。
  個人情報が簡単に盗まれる危険も出てきますが、そのへんは、インターネット経由でウイルスが侵入したりする危険すらあるわけですから、たいして変わらないでしょう。保管に自信がない人は、家にハードディスクを置いて、USBメモリでちょっとずつ持ち運ぶ

★ソフト販売の媒体が無くなる

  もうすでにオンラインでデータをダウンロードさせて販売するという仕組みが完全に定着しています。これを店頭にまで持ち込むわけです。
  たとえば、ビックカメラみたいな量販店に大型のサーバを置いておいて、そこからソフトのデータを取り出してUSBメモリに記録するという形で売ることができそうです。記憶媒体がなければその場で販売もします。耳にたこができるどころか、聞いていてムカムカしてくるほどの「エコ」とかいう風潮にも合致していますし、何より在庫を保管するスペースが要らなくなります。
  CDロムによる販売というのは、たんなる慣行だったというだけで、今現在何の優位性もありません。パソコンからフロッピーディスクドライブが消えてしまったような運命をたどるでしょう。
  もっとも、映像や重要な資料については、静電気による破壊や劣化の心配が比較的少ないCDロムによる保存が適しているということもできます。しかし、それも、技術の進歩でいずれ別のものに取って代わられるでしょう。

  こういうことを考えてみると、なかなか楽しくなってきます。
  技術の進歩を考える時に大事なのは、機械や技術に人間がひきずられてしまわないことだと思います。パソコンができて記録が楽になったと思ったら、その記録する作業にもっと時間を取られるようになったというような事態がそれです。
  しかし、今回取り上げた小型化・軽量化というのは、人間が楽になる方向性なので、どんどんやってほしいと思う次第です。  

  大容量の割に、小さすぎて紛失しそうなのが怖いですが・・・。

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Comment

●こんばんは

最近ブログ始めてパソコンの事を勉強するようになりましたが
進化の度合いがすごいですね。
海外でもあるのかとは思いますが、日本の技術もすごいですね。

携帯も進化してきてパソコンとしての機能も
備え始めてきてるし、選ぶ側も選択肢が増えて
いいと思います・・・増えすぎるのもどうかと思いますが
まぁ、それは購入ガイドブックみたいなのが常時発売されるし
いいかな?

個人的には、携帯はシンプルにパソコンに
機能充実が理想です。使いこなせればビジネスも
もっとスピードアップできますね・・・要勉強ですが(苦笑)

勉強になります、ありがとうございます。
ぷーすけ | 2008年08月30日(土) 04:19 | URL | コメント編集

●>>ぷーすけさん

>進化の度合いがすごいですね。

  付いていく気すらなくなるほどですが、今回のような、マニア以外でもメリットを享受できる変化であれば、歓迎です。
ろろ | 2008年08月31日(日) 01:35 | URL | コメント編集

●>大事なデータの長期間の保存には向かない

これ、知りませんでした。
これだけでアクセスしたかいがありました(笑
takeyan | 2008年09月03日(水) 18:57 | URL | コメント編集

●>>takeyanさん

  そうらしいです。小さいというそれ自体が、静電気に対する脆弱性を招いているようですね。
ろろ | 2008年09月04日(木) 09:55 | URL | コメント編集

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