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2011.08.15(Mon)

敗戦で、我々は何を失ったのか 

  3年前の今日書いた記事ですが、有用性があると判断し、一部修正して、再掲することにします。


  今日は、我が国が大東亜戦争(太平洋戦争)においてポツダム宣言を受諾し、アメリカを中心とする連合国軍に降伏した日です。その日らしい記事を書いてみます。


  敗戦といいますが、我々は一体これによって何を失ったのでしょうか?

  直接的には、将兵を含む300万国民の生命と、膨大な財産です。しかし、私が思うに、実はもっと奥深いところで、我々は敗北を喫していて、今に至るまでそのダメージを抱えたままなんじゃないかと思うのです。

  では、一体何を失ったのか。それは「文化」です。

  いくつか引用して、その辺を述べてみたいと思います。  

ヘンプ(麻)について
http://www.asanomi.jp/abouthemp/index.html

麻ははるか遠い昔から、日本各地で生育し、活用されてきました。「縄文土器」の縄文とは麻の紐で作られた模様で、鳥浜遺跡(約 1万年前)からは大麻繊維や種子が発見されています。また、万葉集には麻の歌が55首あります。 「麻」のつく地名が各地に存在することから、麻が日本のいたるところで栽培されてきたことがわかります。

1948年、アメリカ占領軍によって規制されるまでは、日本の主要農産物のひとつとして栽培され、栃木県では米10に対して麻1が作付けされていたこともあります。麻は衣料・食料・灯油・日用品などのさまざまな製品となって、日本人の生活を支えてきたのです。


「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活セミナーの要約
http://blog.livedoor.jp/wellness21jp/archives/19283507.html

私(講演者の鈴木猛夫氏)も誰にも負けないほどの健康マニアですので、戦後の食生活が欧米化した功罪を知っていましたが、巧妙に仕掛けられたアメリカの戦略だとは知りませんでした。

これほど短期間に主食を変えるという食生活を激変させた民族は地球の歴史上ない真因がわかりました。

さらに77年の●アメリカ上院栄養問題特別委員会(通称・マクガバンレポート)の警告を無視し続けている理由もわかりました。

官民あげて栄養改善運動というもっともらしい名称の大プロジェクトを展開したのでした。アメリカから豊富な活動資金を得て、高名な専門家集団を巻き込み、あらゆる手段を使いながら

「米食は馬鹿になる」
「パンを食べないから身体が小さい」
「パンを食べないから戦争に負けた」


などのウソをついてまで国民を洗脳しました。見事に大成功して、パン食(欧米食)はあっという間に定着、今では米作農家の朝食にパンもめずらしくないそうです。

アメリカは、目的のためには手段を選ばない国だということが再確認できました。逆に日本人は洗脳されやすい国民だということですね。

戦後復興のために●アメリカのPL480法(通称・余剰農産物処理法)を受け入れたことはやむを得ない選択かも知れません。しかし、77年のマクガバンレポートで欧米食は健康を損なう欠陥食だということが解明されて日本も警告されたのに無視し続けていることは許せません。


根釧パイロットファーム
http://www.hkd.mlit.go.jp/topics/info/ippan/koho/graph/vol31/31_9.html

昭和30年頃には、既に開墾、入植が始まっていたものの、広大な土地の開拓には人畜力では限界があり、一面未墾の原野が広がっていました。そこで昭和30年度、北海道開発局では、世界銀行の融資を受け、別海町の約7千ha の原野の、機械力による開墾に着手しました。これが根釧機械開墾地区建設事業(根釧パイロットファーム)で、1戸あたり耕地面積を14.4ha、飼育頭数成牛10頭にするという、当時としては画期的な酪農専業経営の実現を目指したものです。


  補足すると、上記の融資を行った世界銀行の総裁はアメリカ政府が推薦したアメリカ人が務めることが通例になっています(●こちらのブログを参照)。

グローバル・スタンダード 1 飼料穀物輸入問題 (創ること。暮らすこと)
http://www.graphlabo.com/blog/konatsu/archives/2005/10/_1.html

高度経済成長期を迎えていた日本は、鶏肉、卵からはじまり、1970年代のマクドナルドの進出から牛肉の輸入。かつ飼料穀物を大量輸入しての国産和牛の増産へと、魚、野菜の生活を転換して、肉食への一途を辿る。かくして、あたかも日本原産かのような高級霜降和牛までが登場するに至った。

驚くべきことに、日本で消費される米の約1.5倍のトウモロコシが飼料穀物として毎年輸入され、アメリカのお得意様となっているわけである。

現在は当時の7倍の肉の消費量を誇るようになった(目下BSE問題で落ち込んでいるが、それでも6倍はキープ)。

冷戦の時代1972年には干ばつの不作で窮地にいたったソビエト(ロシア)への飼料穀物の輸出を開始。アフガニスタン侵攻の際には、輸出制限をかけ、兵糧攻めをして揺さぶりをかけたほどである。


  どうでしょうか。この四つの文章を並べて、何が見えてきませんか?

  そうですね。日本は敗戦によって生命維持の根幹である「食文化」をアメリカによって侵略され、今の今まで彼らの利益追求の道具にされてきたということです。
  日米同盟が何だの、中国よりはましだの、そんなのは関係ありません。事実を並べて、曇りのない目で眺めれば、自然とそういう結論が出てくるはずです。

  それでもまだわかりにくいという人がいるかもしれませんから、流れをまとめておきましょう。

1.日本における麻の栽培禁止

  これによって、貴重な栄養源(大豆とほぼ同等の栄養がある)、広く用途がある麻の実油(ヘンプシードオイル)の原料、そして繊維原料を日本から奪うことに成功しました。
  また、同時期に成立した●大麻取締法により、「大麻=麻薬=悪いもの」というディスインフォメーション(偽の情報を流して敵の意思決定を歪めること)も行いました。

2.日本を食料の輸出市場にする

  小麦、とうもろこし、大豆、綿花、自給率が低い作物は、みなアメリカから輸入しているんですが、これが人為的な現象だったということです。
  上にリンクを挙げた「余剰作物処理法」というルールを受け入れた国は、米ドルではなくその国の通貨で食糧代金の決済ができました。だから、外貨不足(債務の返済に優先的に外貨を回していたたため)だった日本の政府は、渡りに船で飛びついてしまいました。
  ●以前の記事で、エチオピアがこのような侵略の餌食になったことを指摘しましたが、その元祖は我々の日本だったというわけです。
  恥ずかしいことですが、私がこのことに気づいたのは、海城中学という私立中学の社会の入試問題を解いたときでした。学校給食をテーマとして扱っており、さわりだけなんですが、アメリカの援助物資が給食のパンになったという話を紹介していたんです。
  難関と言われる学校に限定されますが、そういう興味深い内容も出題されているということです。

3.肉食の普及と畜産「振興」

  さらに追い打ちを掛けるように、世界銀行を通じて日本に大規模畜産を根付かせます。近代的な畜産は濃厚飼料(大豆やトウモロコシ、肉骨粉などを混ぜた栄養価の高い飼料)を大量に投入して家畜を早く生育させるのが特徴なので、日本で畜産が根付けば、結果としてアメリカ産の農作物がどんどん消費されるわけです。
  そればかりでなく、アメリカ産の畜肉も輸入されるようになりました。マクドナルドの進出は、国民へ肉食の抵抗をなくすことが目的だったのでしょう。1980年代にあった「焼き肉ブーム」も、そういうアメリカの意図があったものと推測が可能です。というより、ぶっちゃけマスコミのキャンペーンはほとんどが外国やその意図をくんだ政府によるPR活動だと思ってしまった方がいいと思います。

  こうして、トウモロコシや小麦の値段が高くなったり、チーズが品薄になったりすると右往左往するような日本ができあがったというわけです。

  分かりますか。侵略って、こういうものなんですよ。弾が飛んで、人が死ぬ戦争なんていうのは、「情報戦」や「経済戦」の最後の仕上げとして行うものなんです。
  そう考えると、アメリカが結ばせようとしているTPP(環太平洋パートナーシップ協定)というものの意味も分かります。このTPPによると、我が国は参加国に対して関税障壁なしに工業製品を売ることができます。しかし、その結果として、域内の安い農産物が日本に入って来放題になります。自給率などという概念は消えてなくなるでしょう。
  そうやって、他国への食糧の依存を高めていけば、ミサイルや空母がなくても、「食べもの売らないよ」ということで、我が国に対して簡単に圧力を掛けられます。別に、これは対アメリカに限った話ではありません。カナダだろうと、オーストラリアだろうと、そういうことはできるようになるということです。;
  そこまで追い込まれなくても、アメリカの基準に合わせて農業に対する規制がなくなれば、資金力に優れる外国のアグリビジネスが日本の農業を全て握ってしまうことになります。旧態依然の農協では勝ち目がありません。
  その結果、表面的な自給率は上がっても、その食べものが中国の富裕層向けの輸出に向けられることになるかも知れません。そして、我々が食べるのは農薬汚染のすさまじいアメリカ産やチュウゴク産、それに、セシウムたっぷりの「国産」だとしたら、話になりません。
  そう考えると、もう敗戦の日に、戦前の日本を呪ったり、神社参拝あれこれで中国朝鮮を叩いたり、そんなことは馬鹿馬鹿しくてやっていられないと思います。
  敵は中国や朝鮮なんかではありません。そんな「雑魚」は放っておいて構いません。ましてや、戦前の軍国主義でもないし、反日ミンス党政権(笑)でもありません。過去を断罪しても誰も救われませんし、売国奴は所詮マリオネットでしかありません。前も何かの記事で書きましたが、多分アメリカとかイギリスといった国家ですらないでしょう。
  真の敵は、我々の生活に根を下ろしてしまった「外来種の文化」なんです。我々を内側から食い破ろうとする寄生虫と言ってもいいかもしれません。

  じゃあ、この侵略をはねつけるためにはどうすればいいんでしょうか?

  はっきり申し上げると、「戦って勝つ」ということは諦めた方がいいんじゃないかと思うんです。敵は我が国のメディアだけでなく、世界の情報産業を全て握っている「超」が10個くらい付く強敵です。個人が挑んでも勝ち目はありませんし、近代国家という仕組みを利用したら、ナチスドイツや大日本帝国の二の舞になってしまうだけでしょう。

  そんなことをするかわりに我々が出来ることは「思い出す」ことだと思うのです。

  要するに、近代以前の日本人の生活に目を向けることです。私たちが、「遅れている」「暗く停滞していた」と教え込まれている時代、たとえば江戸時代や縄文時代をルネサンスすることです。そこには、自然や他者を侵略することなく、調和の取れた持続性の高い社会を実現するためのヒントがたくさんあります。
  これに対して、近代化という形で野蛮な西洋文明を取り入れはじめてからの時代、要するに明治以降には、今の我々が学ぶべきことは何もありません。なぜでしょうか?それは、私たちは、今でも「大日本帝国」の中で生きているからです。文明開化と近年のグローバル化は、モーメント(推進力)が違うだけで、ベクトル(矢印の向き)は同じです。「近代」という名のベクトルです。このベクトルに基づいた青写真で社会を構成している限り、私たちはいずれまた戦前と同じような危機に直面します。

  そして、私たち庶民が「思い出す」ことができるものは何かといえば、やはり食文化に尽きると思うのです。いまさら遅いなどとは思いません。私たちはいまだに醤油や味噌を使った料理を、昔とはだいぶ違う形だけれども食べています。平均して摂取している動物性脂肪の量も、欧米人に比べればまだまだ少ないものです。
  極端に食生活を変化させることは、これはまたこれで問題があります。明日から全ての食事を和食にして、国産以外は口にするな、というのは暴論です。無理のない形で、たとえば、夜だけでも和食にしてみるとか、そういう形で少しずつやっていったほうがいいでしょう。

  原発事故による放射性物質拡散で、汚染された地域もあり、なにもかも国産で賄うというのは、なかなか難しいと思います。しかし、除染を含めて、我々にはまだできる努力があります。
  TPPに加入し、アメリカからの全面攻撃を許すのか、それとも、厳しくても我が道を往くのか。私は、後者の道が選ばれるものと信じています。


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Comment

●帰属意識

こちらのサイトでは戦後日本が失ったもののひとつとして、帰属意識をあげていますね。
http://jp.youtube.com/watch?v=dcjwpz-6d2s
こめお | 2008年08月15日(金) 16:34 | URL | コメント編集

●>>こめおさん

>帰属意識

難しいですねぇ。

残念ながら、抽象的すぎて、想像力が貧困な私にはどうやって取り戻すか皆目見当がつきません。
ろろ | 2008年08月15日(金) 17:55 | URL | コメント編集

●ご参考

国家としての「敗戦責任」を問わずに国家を語る愚
http://sun.ap.teacup.com/souun/559.html
新日本の建設
http://sun.ap.teacup.com/souun/176.html
教育勅語の精神が失われた日本に未来があるのか?
http://sun.ap.teacup.com/souun/268.html
早雲 | 2008年08月15日(金) 19:17 | URL | コメント編集

●>>早雲さん

  三つ目の記事の、教育勅語の道徳訓に対する

>逆に言えば、このような当たり前のことまで国家が言わなければならないことが
>「近代日本」の奇妙な変容を示唆してます。

  という論評の意味を、できるだけたくさんの方にわかってもらいたいと思います。
  本来うまく行っていた社会を、自分たちが権力を握るために、外国の力を借りて破壊した人間たちが存在したということ、そして、彼らが罪を覆い隠すために、権威を笠に着てキリスト教の十戒に似た道徳訓を作り出したということですね。
  そこを理解せず、勅語に書かれた文言が戦争を招いたとか、勅語を廃止したから日本はダメになったのだとか主張し合うことに、何の意味があるのでしょうか?

  

ろろ | 2008年08月15日(金) 20:23 | URL | コメント編集

●今日は満月です

 仰るとおりだと思います。

 住環境においては、洋風建築が主流となり、伝統工法を活かした日本家屋の減少に加えて、やはり例の国の事情やらで国産の木材が駆逐されていった結果、林業が衰退し、豊かな生態系を育んできた山里の多くが現在進行形で損なわれています。近年では森の荒廃によって、水害が多発しています。様々な自然体系の循環を成立させる豊かな山林を維持するには、間伐など人による適度な介入が必要不可欠なのです。

 明治維新やGHQの占領政策のような極端な西欧化によってもたらされたのは、私たちの祖先が培ってきた衣食住の破壊です。つまり、日本列島の風土において調和を得られるように創意工夫されてきた生産活動や経済活動が、外来種の文化の侵略によって内部から破壊されていったのです。

 今月は新暦と旧暦が重なっております。本日は望(モチ)、満月の日です。晴れた空が望める方は、喧噪を忘れ、夏の夜空に煌々と輝く満月を眺めて見て下さい。そこには、私たちが確かに在る(有る)ということを思い出させる何かが在るはずです。

 少し前までの私たちの生活には、こういった「在る」ことを知るためのきっかけが溢れていました。旧暦や旧暦に合わせた年中行事もそのひとつなのです。
しわ | 2008年08月15日(金) 21:07 | URL | コメント編集

●cそういえば

殺したら金にならない 生かして金を搾り取れ

マフィアの常套手段を地でいってますね
i-r | 2008年08月15日(金) 23:23 | URL | コメント編集

●ご意見賛同いたします。

TBありがとうございます。

ご意見、大いに賛同いたします。

麻は70年代までは東京でも見られたらしいですし、
皇室の神事には不可欠なものだというのに、おかしな常識がはびこる昨今です。
ふしぶじゑ日記 | 2008年08月16日(土) 10:40 | URL | コメント編集

記事とは直接的に関係ないのですが。
目の前の問題について認識した時に、どうすればいいのかをすぐに求めようとします。
すぐに結果が欲しいんですよね、当たり前なんですが。
(特に掲示板などでは多く散見します)

でも実際は、深刻であればあるほど何年もかけて起こっている問題なのですよね。
だから解決策もちょっとずつでしか成果が挙げれない。
問題もその解決策も、一気に結果を出すことはできないんです。

全ては積み上げでしかなく、受験も仕事も恋愛(?)も、漫画やドラマのような一発逆転はありえないと思うんです。
人間の歴史もしかり、1人の人生もしかり。
階段を一気に何段か飛ばしてしまいたい衝動は誰にでもあり、私自身もまた苦い思いもした経験から、何事も成長はちょっとずつが一番という結論に至りました。

地道という言葉が昔から好きだったのですが、今はより好きになりました。
aQuA | 2008年08月16日(土) 18:06 | URL | コメント編集

●>>aQuAさん

>目の前の問題について認識した時に、どうすればいいのかをすぐに求めようとします。

  トータルに考えるという姿勢は大切だと思います。
  短絡的な主張(たとえば、国家主権を確立するために、竹島を武力で奪還しろなどという主張)をしてしまうのは、結果を求めるというのもありますが、本当に真剣に考えていないんじゃないかと思うんです。自分のことだと受け止めて考えたら、地道な方法しか思いつかないはずです。
  右翼の「国家主権」にかかわる問題、左翼の平和問題に対す姿勢に、それを強く感じます。
  60年間かけて侵略されてきたわけですから、押し返すにはせめて半分くらいの年月は要ります。
ろろ | 2008年08月16日(土) 20:22 | URL | コメント編集

●塩と砂糖は…。

沖縄のものを強くお薦めします。
多少値段は高いですが、味覚は食文化の基本です。
まともな塩・砂糖を使わなければ、舌がしびれて、味もわからない。
健康な食材の味がわからなければ、食文化もへったくれもありません。

さて、沖縄の食文化は、豚と昆布の使用に特徴のある独特なものです。
はたして純粋な『和食』と言えるかどうか…。
しかし、地産の豚と、北海道の昆布。それにうまい豆腐(ところで大豆はどこ産?)
伝統料理といえど、やはり移入食品のお世話になっている。
そこは、なかなか難しいです。

しかし、この国の人間が心身の健康を保つために、健康な『食文化』を取り戻すべき、との言には全面的に賛成です。
食と言語によって、その国の人々の精神が破壊されるということは、確かだと思うのです。
たとえば、東アジア圏を除けば、世界の高等教育は、概ね英語(あるいは旧宗主国の言語、たとえばフランス語など)でなされています。
そのため、母国語にたいする自己卑下が極めて激しい。
これでは、文化の熟成は望めません。
同様に、中国・日本を除けば、自国の食文化に誇りを持つ非欧米の国はほとんどありません。自国の伝統的な食事より、欧米の食事の方が、上品で質が高いと思っているのです。

それでは、質の高い食事とは何か?
それは、心身を健康にする食事であり、同時に心の底から味わい、楽しめる食事であるはずです。

わたしにとっては、それはやはり和食(沖縄食含む)です。
naoko | 2008年08月17日(日) 06:00 | URL | コメント編集

●食と文化についての雑感

 皆さん、こんにちは。国道134号鎌倉です。naokoさん、お便りありがとうございます。
 naokoさんは沖縄に詳しいようですが、沖縄の方ですか?
 それはともかくとしてし半世紀以上にわたってアメリカの占領されてきた沖縄では、食文化の欧風化はどうだったのでしょうか? 本来なら、本土以上に食文化が破壊されてもおかしくないと思うのですが。

>伝統料理といえど、やはり移入食品のお世話になっている。
そこは、なかなか難しいです。

 我が国の食料自給率が低下したといいますが、伝統的な食生活でも輸入食品に頼っている現状があります。それ故私は、食料自給率の低下の主たる原因は食生活の変化ではなく主産地育成政策や流通側の都合にあると思うのですが、いかがでしょうか?

>たとえば、東アジア圏を除けば、世界の高等教育は、概ね英語(あるいは旧宗主国の言語、たとえばフランス語など)でなされています。
そのため、母国語にたいする自己卑下が極めて激しい。
これでは、文化の熟成は望めません。

 私は、こういう観点から、小学校での英語必修化には反対しています。英語を教えることより先に教えるべきことが山ほどあります。英語は、ローマ字と日本語の文法を学んでから勉強しても遅くないでしょう。ローマ字と日本語の文法(つまり文章の構造)を学んでからでなければ、言語感覚が定まらず却って有害だと思います。
国道134号鎌倉 | 2008年08月17日(日) 10:39 | URL | コメント編集

●>>コメントありがとうございます

>>naokoさん

>沖縄のものを強くお薦めします。

  私も沖縄の塩は使っています。
  シママースや与根マースは、輸入天日塩がもとになっていますので避けるようにしていますが(それでもJTの塩よりはるかにマシ)、海水塩のものはいいですね。
  黒糖は、精製していない文ミネラルが豊富で、味も懐かしい感じがしますね。そういうものを使うのが正解だと思います。
  もっとも、最近は沖縄以外にも自然海塩の産地が増えてきています。1997年まで、イオン交換樹脂で精製塩以外はまともに流通していなかったことを考えると、今はだいぶよくなってきたような気がします。
  
>食と言語によって、その国の人々の精神が破壊される

  全くですね。
  国道134号鎌倉さんがおっしゃっていることでもありますが、英語の早期教育は文化破壊です。多分、教育産業のための利権作りなのでしょう。留学生を大量に招き入れようとしたり、司法試験をロースクール中心に変えたりしたのが、大学向けの利権になっているのと同じです。
  安倍の教育カイカクを忠実に実行している辺りもそうですが、文部科学省の高級官僚は財務省と並ぶ売国奴揃いだと感じています。
  国際化教育だとか、英語に強いだとか、そんなものを売りにしている学校も考え物です。保護者も「英語=役に立つ、将来カネになる」というイメージを捨てて、本当に知育体育徳育をやろうとしている学校に子供を入れるべきですね。まあ、学校に過度の期待をすること自体がよくないことですが・・・。

ろろ | 2008年08月17日(日) 21:28 | URL | コメント編集

●国道134号鎌倉さん、ろろさんへ

はい、わたしは沖縄の人間です。
かつて1950~60年代まで、この島は直接的にアメリカ文化の洗礼を受けました。
ビートルズ、ロック、本物のアメリカンスタイルバーベキュー、アメリカンファッション…。
貧しく惨めな島民と、豊かで優雅で明るいアメリカ人…。
その対比は、(終戦直後などは特に)圧倒的だったようです。
アメリカ文化に対しては、当時は憧れしかなかったのです。
一方で、政治的には反戦の思いや、本土復帰の強い願望がありましたが。

そして、1972年、復帰後は、沖縄での食文化の破壊は、おもにファストフード、インスタント食品やコンビニへの依存というかたちで、内地企業の進出によって、現在も深化・悪化してます。利便性にたより、億劫さにかまけ、自ら失いつつある面もあるかと思います。
naoko | 2008年08月18日(月) 04:26 | URL | コメント編集

私もそうですが、夏になって甚平を着ている人をよく見かけるようになりました。
べつに祭りとか関係なく。
これも我国の文化を思い出し始めたことなんでしょうか。
着物が普通に見かけられるのはなんか日本が日本らしくなった気がします。
minase | 2008年08月18日(月) 07:39 | URL | コメント編集

●コメントありがとうございます

>>naokoさん

その「利便性」っていう概念が、多分一番手強い「敵」だと思うのです。

まあ、こういうことを書くと、字面しか読めない人は「便利さが敵?アホか?」とか思うんでしょうが、便利な生活が何をもたらしたか考えるべきでしょう。環境破壊、貧富の差、共同作業がなくなったことによる人間の絆の消失…。

そして、いつか近代型文明がうまく行かなくなったときのために、それよりも前の生活文化を「思い出す」ことができる体勢だけは整えておきたいものです。伝統工芸なんか、きっと役に立ちます。気候風土に根付いた食文化も然りです。

>>minaseさん

そっちの方が楽だからじゃないですかね。また、その感覚の方が「正常」だと思います。

私も、茶髪の若い奴がカラフルな甚平なんか着てるとなんだこりゃ、なんて思ったことがありますが、案外昔の人もあんな感じだったのかも知れませんね。昔の人がみんな着付けができたわけじゃないでしょうし。

それに引き換え、夏でも長袖にスーツのおっさん…美学があってスーツルックしてるんじゃなくて、惰性や同調圧力でああなってる人が多いんでしょうが、なんだか可哀相になります。甚平ルックの茶髪君の方が素直でよいのでは。

ちなみに、私は夏は仕事でも半袖です。同僚の長袖の人は、エアコンが冷たいかららしいですね。たまーに、サラリーマンしてる人もいます(笑)。

今ちょうど喫茶店で、隣りそういうビヂネスマン風の男性がいます。やっぱり日経新聞を読んでますね。大変ですなぁ…。
ろろ | 2008年08月18日(月) 08:07 | URL | コメント編集

●naokoさん、ありがとうございます。

 皆さん、今晩は。国道134号鎌倉です。naokoさん、御教示くださり、ありがとうございます。

>アメリカ文化に対しては、当時は憧れしかなかったのです。
一方で、政治的には反戦の思いや、本土復帰の強い願望がありましたが。

 そうですか。今の沖縄を見ていると、アメリカでなく、ソ連か中国化北朝鮮に占領された方がよかった、朝鮮有事になれば沖縄は北朝鮮に加担するのではないかという感じさえしますが。

>そして、1972年、復帰後は、沖縄での食文化の破壊は、おもにファストフード、インスタント食品やコンビニへの依存というかたちで、内地企業の進出によって、現在も深化・悪化してます。利便性にたより、億劫さにかまけ、自ら失いつつある面もあるかと思います。

 沖縄の食文化の破壊は復帰後のことですか? アメリカは沖縄の食生活をパン中心にできなかったのですか? 不思議な話です。
 ファストフード、インスタント食品、コンヴィニ依存は、本土と同じですね。
国道134号鎌倉 | 2008年08月18日(月) 21:19 | URL | コメント編集

●ソ連??

ソ連に占領されたがるというのはよくわかりませんが???
今日、スターリンのソ連が独裁国家だったことを否定する者がいるとも思えませんのでね。
また、北朝鮮が独裁国家であることを否定するものもいないと、個人的には信じたいところです。

しかし、沖縄で、例えば「統一教会」などは、かなり北朝鮮への親和性を感じます。
金日成の肖像を掲げていたりしますから。そして、一方では、「統一教会」は自民党へ選挙協力で資金を稼いでおり、環境破壊にも結果的に手を貸しているのが困りものです。

また、親中国といえば、「創価学会」でしょう。池田氏など北京大学の名誉教授となってますし、先の長野での騒動でも、フリー・チベットなどの活動に対して「聖火を守れ」と指令をだしておられるようですから。

その逆に、世界遺産「中城城跡」の目の前に、「中国粉砕・国体護持」などの巨大な看板を立てる偏狭な右翼も困ったものです。
「顕彰会」の狂信的で強引な布教活動も気になります。

わたしとしては、政治的に中国と、いたずらにナショナリズムによる対立をするのは益がないと考えています。
しかし、一方で、食の安全を考えると、中国食品の‘非買運動’は薦めたいですね。
また、中国国内のチベット人・ウイグル人など少数民族への弾圧・虐殺は断じて許しがたいと考えています。
また、沖縄が将来、経済的に中国に従属する結果になりそうな自由貿易圏構想には絶対反対です。
そして、これも個人的な意見ですが、現段階では米軍基地容認です。
理由は、ひとつには返還された土地の利用構想に大きな不安があるからです。
もうひとつは、やはり極東アジアの政治的緊張に対する不安です。同時にわが国の政治家の外交力への不安でもあります。

しかし、これは沖縄のみの問題ではなく、日本全体の問題だと考えております。
沖縄が、日米同盟への過重な犠牲を強いられていることも事実です。
それに対して、有事の際は沖縄が北朝鮮に加担するなどという、国道134号鎌倉さんのふざけた物言いには、腹立たしさを通り越しております。

われわれには愛国心がないとでも?
先の大戦においても、あなたのような人間が、沖縄に東北・北海道(蝦夷)の兵士のみを送り込んで、外地の人間だけ、見事にまるごと‘本土’防衛の捨て石にしたわけだね。
復帰の時にも、右翼が「沖縄の復帰阻止」に大量に来てたけど、「おまえたちは日本人じゃないから、日本の一部になることなど許さん!」というわけだ。
いまでも、そういう人がいるんだね、鎌倉さん。
naoko | 2008年08月19日(火) 04:22 | URL | コメント編集

●ちょっとちょっと・・・

  お二人でやりとりされていますが、管理人なので踏み込ませていただきます。

>>国道134号鎌倉さん

>今の沖縄を見ていると、アメリカでなく、ソ連か中国化北朝鮮に占領された方が
>よかった、朝鮮有事になれば沖縄は北朝鮮に加担するのではないか

  こう推測する、合理的な根拠は何でしょうか?
  貴君は、沖縄の一般人と、本土から流入した活動家もしくはそれに扇動されたエキセントリックな沖縄県民との区別がつかないようなお方でしたか?
  それとも、下記リンクのお方のように沖縄=左翼の巣だとか見なしているのでしょうか?

http://empire.cocolog-nifty.com/sun/2007/06/post_f3db.html

  もしそうだとしたら、そのようなイデオロギーに依拠した意見表明は、「今後一切」こちらに書き込まないでください。もしそのようなことを書いた場合は、国道134号鎌倉さん、貴君のIDをアクセス禁止にいたします。これまできちんと本文の趣旨をくんだコメントをなさっていた貴君であれば、ご了解いただけるはずですよね?
  
  ちなみに、このブログに左右の対立を持ち込むことや、特定アジアの話題で喧嘩を売ることは、管理人の私に対する敵対行為です。
ろろ | 2008年08月19日(火) 10:13 | URL | コメント編集

●心配をかけて申し訳ございません。

 皆さん、今晩は。国道134号鎌倉です。naokoさん、ろろさん、御心配をおかけして申し訳ございません。

>ソ連に占領されたがるというのはよくわかりませんが???

 アメリカやアメリカに隷属してきた我が国本土に対する沖縄の方々の憎悪から、アメリカや我が国に敵対する国家への期待を持っていたのではないかと勝手に思い込んでしまいました。申し訳ございません。

>今日、スターリンのソ連が独裁国家だったことを否定する者がいるとも思えませんのでね。
また、北朝鮮が独裁国家であることを否定するものもいないと、個人的には信じたいところです。

 もちろん、私も旧ソ連や北朝鮮が独裁国家であることは認めます。どちらも平時に自国民を虐殺した(北朝鮮では配給を打ち切って餓死させるという形の虐殺が行われています)、常軌を逸脱する集団です。
 ただ、虐殺を別にすれば、アメリカ統治下の沖縄も、虐殺を別とすれば、旧ソ連や北朝鮮と大差ない悲惨な状態に置かれていたのではないかと思っています。

>そして、これも個人的な意見ですが、現段階では米軍基地容認です。
理由は、ひとつには返還された土地の利用構想に大きな不安があるからです。
もうひとつは、やはり極東アジアの政治的緊張に対する不安です。同時にわが国の政治家の外交力への不安でもあります。

 私は、米軍基地については、本土も沖縄も容認しておりません。返還された土地の利用構想に不安があるとしても、住民の安全に寄与するどころか犯罪などで住民に危害しか与えていない米軍基地よりはましなように思えます。
 また、極東情勢云々ですが、私は在日米軍基地はアメリカ軍の世界展開の拠点にすぎず、我が国の安全保障に何ら寄与していないと考えています。

 ただ、中華人民共和国に対する認識や自由貿易圏構想に関する考えについては、naokoさんの御意見に私も賛同いたします。

>沖縄が、日米同盟への過重な犠牲を強いられていることも事実です。
それに対して、有事の際は沖縄が北朝鮮に加担するなどという、国道134号鎌倉さんのふざけた物言いには、腹立たしさを通り越しております。
>われわれには愛国心がないとでも?
先の大戦においても、あなたのような人間が、沖縄に東北・北海道(蝦夷)の兵士のみを送り込んで、外地の人間だけ、見事にまるごと‘本土’防衛の捨て石にしたわけだね。

 とんでもないことを書き込んでしまったことを、お詫び申し上げます。
 北朝鮮と我が国が対立した場合、沖縄の人々が北朝鮮に味方しても文句は言えない位、私たち本土人は沖縄に対してひどいことをしたと思っています。でも、沖縄の人々がそこまで我が国を憎悪していないことを知ることができました。naokoさん、御指摘くださりありがとうございます。
国道134号鎌倉 | 2008年08月19日(火) 21:50 | URL | コメント編集

●左右対立を持ち込むつもりも喧嘩を売るつもりもございません。

 皆さん、今晩は。国道134号鎌倉です。

>>今の沖縄を見ていると、アメリカでなく、ソ連か中国化北朝鮮に占領された方が
>>よかった、朝鮮有事になれば沖縄は北朝鮮に加担するのではないか

>こう推測する、合理的な根拠は何でしょうか?

 私がこんなことを書き込んでしまったのは、アメリカやアメリカに隷属してきた我が国本土に対する沖縄の方々の憎悪から、アメリカや我が国に敵対する国家への期待を持っていたのではないかと勝手に思い込んでしまったことにあります。先の書き込みが沖縄の方を侮蔑したりnaokoさんやろろさんを怒らせたりするような誤解を招いたとしたら、私の不徳の致すところです。

>貴君は、沖縄の一般人と、本土から流入した活動家もしくはそれに扇動されたエキセントリックな沖縄県民との区別がつかないようなお方でしたか?

 ろろさんからは不勉強とのお叱りを受けるでしょうが、私は沖縄の声といえばほとんど後者の声か、恵隆之介氏のようなアメリカ万歳の論調しか知りません。
 わずかに聞こえる一般の沖縄県民の声については、基地従業員や基地地主など駐留米軍からお金を落としてもらっている人々とそうでない沖縄本島及び周辺諸島の住民の齟齬というものです。なお、沖縄本島と先島諸島の住民の間の意識の違いもあると聞いていますが、詳しいことは存じません。

>沖縄=左翼の巣だとか見なしているのでしょうか?

 私は、沖縄に対する本土の仕打ちを考えれば、沖縄の人々が左翼を支持する傾向にあるのはやむを得ないとは思っています。一部の右翼のように、憎悪や侮蔑の意味はございません。私の認識は、小林よしのり氏の「沖縄論」に近いとお考えになってよろしゅうございます。

 なお、私の沖縄に対する考えは、(非現実的ですが)在日米軍基地を追い出したあとにどうするかが中心になります。米軍貸与地の処理が難問です。ただ、沖縄はしばらくの間は国の特別な支援が必要でしょうし、続けるべきだと思っています。

 御迷惑をおかけして、誠に申し訳ございません。私は左右のイデオロギー対立には関心はありません(左翼に甘くなる傾向を持っていることは認めます。)。これからもよろしゅうお願いいたします。
国道134号鎌倉 | 2008年08月19日(火) 22:28 | URL | コメント編集

●>>国道134号鎌倉さん

  不本意なアクセス禁止をする必要はなかったようですね。よかったです。

>沖縄に対する本土の仕打ちを考えれば、沖縄の人々が左翼を支持する
>傾向にあるのはやむを得ないとは思っています。

  私もそう思います。安全保障上の重要性のわりに、人を安くこき使いすぎです。沖縄の平均賃金を上げないことで、内外価格差に近いものを生み出し、リゾート業者や旅行業界が利益を上げやすいような仕組みを作っているのかも知れません。
  そういう地域にこそ、地域通貨が必要なのです。ビタミン類や魚介類については、ほとんど自給できますから、困るのは鰹節(沖縄で利用されているのは鹿児島産が多い)と穀物、それにエネルギーくらいでしょう。観光産業や塩が上げる利益で、このくらいはまかなえます。エネルギーについては、以前このブログでも紹介した海藻バイオマスを用いるという手があります。
  どこかのうたい文句ではありませんが、私は隷属するのも、隷属されるのも嫌です。だから、できるところからそういう自律的経済圏を作って言ってもらいたいと思っています。

  banabunaさん、まだ戻ってこないのかなぁ・・・(笑)。
ろろ | 2008年08月19日(火) 22:42 | URL | コメント編集

●早速の御返事、ありがとうございます。

 皆さん、今晩は。国道134号鎌倉です。ろろさん、早速の御返事、誠にありがとうございます。

>地域通貨が必要なのです。
>できるところからそういう自律的経済圏を作って言ってもらいたいと思っています。

 私も、地域通貨構想は理想だと考えています。ただ、アメリカドルが基軸通貨という現状のまま地域通貨を導入しても、外貨(まずアメリカドル、そして日本円)を稼ぐために、アメリカに縛られる危険性があります。途上国が、外貨を稼ぐためにアメリカに経済的に縛られることと同じ現象が生じる危険性があります。
 ケインズが提唱したバンコールなど、国際決済に使われる共通通貨ができないものかと思っています。
国道134号鎌倉 | 2008年08月19日(火) 23:05 | URL | コメント編集

ろうさん、少しご迷惑をおかけしたようです。
お手数をおかけして、すみませんでした。

鎌倉さんへ
少し早とちりの誤解をしたようです。
誤解であって、わたしもホッとしております。感情的になって申し訳ない。

しかし・・・、どうも鎌倉さんは、人間を単純に考えすぎていらしたように思われるのです。
沖縄の問題にかぎらず、人間の心はかなり二律背反な面や複雑な心境を併せ持っているものだと思うのです。
そのへん、汲んでいただけたのでしたら幸いです。
では。
naoko | 2008年08月20日(水) 04:40 | URL | コメント編集

●naokoさん

また今後ともよろしくお願いします。

しかし…エゼキエルさんという方もよく間違われるんですが、私の名前は「ろう」ではなくて「ろろ」です。(笑)
ろろ | 2008年08月20日(水) 06:00 | URL | コメント編集

●naokoさんの寛大さに感謝いたします。

 皆さん、今晩は。国道134号鎌倉です。naokoさんの寛大さに感謝いたします。

>沖縄の問題にかぎらず、人間の心はかなり二律背反な面や複雑な心境を併せ持っているものだと思うのです。
そのへん、汲んでいただけたのでしたら幸いです。

 かしこまりました。日米安全保障条約は在日米軍基地に関する考えは、皆さんと私で大きな違いがあると思います。ただ、沖縄をどのように扱うかは国政の重要課題です。私は、沖縄に安保の責任を押し付けたり自立自助と称して突き放したりすることは許されないと考えております。
 では、おやすみなさい。
国道134号鎌倉 | 2008年08月20日(水) 23:58 | URL | コメント編集

●あと、もうひとつ誤解のないように。

わたしは軍用地地主ではないし、わたしの縁故・友人にも軍用地地主はいません。(一坪反戦地主はいたかも…。)また、わたし自身、基地内で雇用されている訳でもありません。

それにしても、一部の富裕な基地地主の境遇は、大変うらやましいものです。
所得の低い沖縄で、望みうる最上の部類の経済状態にあります。
それで、遊技場通いをしているばか者どもも多い。
さらには、お金の次には地位名誉ということで政界に進出する者もおります。
そうした状況は、わたしなどから見ると、苦々しいものではあります。

さらに暫定的に基地容認とはいっても、当然ながら『地位協定』は理不尽なものだし、米軍の県民をなめた態度には、強い憤りもあります。
基地内雇用者の実態を見ても、給与の高さは大まかに、アメリカ人→日本人(内地人)→フィリピン人→県民の順です。
それで、基地内で働くフィリピン人などに、露骨に下級市民扱いされると、さすがにキレます。

一方、知り合いに、点字の楽譜を創始して、ナイチンゲール賞を授与されたおばあがおります。そして、勲章授与ということになったとき、おばあは頑なに辞退して大騒ぎになったことがあります。
夫が先の大戦で徴兵され、陸軍の宿舎でリンチ殺人されたということで、昭和天皇から勲章を受け取るなど、絶対にいや!と断ったのです。「日本軍に殺された夫に顔向けが出来ない!」の一点張りでした。
そんなおばあでしたが、日の丸・君が代には実に寛容でした。「どうして?」と聞くと、「あれ以外の国旗や国歌があるものか!」と、おばあは強く言ったものです。

わたしが、アンビバレンスと言ったのは、そういう意味もあります。
naoko | 2008年08月22日(金) 02:37 | URL | コメント編集

●あまり二律背反という気はしませんが

 皆さん、今晩は。国道134号鎌倉です。naokoさん、お便りありがとうございます。
 naokoさんのお話を読んでいると、沖縄県民の大半はアメリカに敵意を抱き、一刻も早く米軍基地が消えてほしいと思っているように見られてもおかしくないように見えますが。それほど強い二律背反はないように思えますが。
 現に、沖縄の社民党は、本土の社民党と異なり、北朝鮮による拉致事件の発覚後も支持をほとんど減らしていません。
 地位協定云々についていえば、私は、我が国で出ている地位協定変更要求が通らないのなら、日米安全保障条約(私は日米同盟というのは間違っても存在しないと思っています。)を破棄して、米軍は出て行けという立場です。naokoさん、この私の立場は沖縄でも特殊なのでしょうか?
 また、沖縄から米軍基地がなくなって困るのは、一部の基地地主だけでしょう。基地内雇用者の雇用問題については、日本人については国家公務員として再雇用することで解決できます。
 日の丸・君が代の件については、沖縄戦との関連が皆無に近いこと、そして今のところ代替案がないということと無関係ではないと思います。
国道134号鎌倉 | 2008年08月22日(金) 23:31 | URL | コメント編集

●ははは!鎌倉さん。

沖縄県民の大半はアメリカに敵意を抱き・・・
だからそれは、かなり単純な受け取り方だと言っているでしょう?

わたしは繰り返しますが、個人的には現時点で基地容認です。(九条改正には反対!)
そして、沖縄県民の総論など述べる立場でもない。

米・中・露のナショナリズム大国の間にあって、平和的・中立的に泳ぎきれる政治家が見当たらず、また、そうした政治理念が国内に確立してもいないという現状では、即座の基地返還は、日本の都合としても、なかなか難しいのではないかな。

ところで鎌倉さんの沖縄観は小林よしのり氏に近いとおっしゃっていましたが、実はわたしは彼の言論が大の苦手なのですよ。(申し訳ない)

彼の言論は、なんとなく、落ち着かない、ざらついた気分にさせられます。
肝心の点を見落としているのではないか、という焦燥感をいつも感じさせられます。
失礼ながら、そうした感じを貴方の文章からも感じてしまう。
たとえば、‘敵意’という用語の使い方などもそうです。
なにか、こう、殺伐としたアジテーションを感じる。
むしろ、‘不快感’‘憤り’という用語が適切ではないでしょうか?
さらに、ちょっと前のコメントになりますが、(沖縄が)‘虐殺を別にすれば旧ソ連や北朝鮮と大差ない状態’という言い方も、ありえないです。

確かに書き方は人それぞれだし、こうした違和感は、まあ、わたし個人の主観の問題なのかもしれませんが…。

ろろさん、
すみません。また、やってしまった!
よく、ブログ主の方の名前を間違える癖があるんです。(これで、三人目…)

naoko | 2008年08月23日(土) 02:04 | URL | コメント編集

●管理人ですので・・・

>>お二人へ

 そろそろ「議論」はおしまいになさってください。何か建設的な結論が出そうな感じがしません。
  それに、本題からかなり外れています。今回の記事は沖縄云々の記事ではありません。せっかく時間と手間をかけて書いた人間の気持ちを察してください。
  これ以上の続きは、お二人の間でメールなり掲示板なり使ってなさってください。

ろろ | 2008年08月23日(土) 06:31 | URL | コメント編集

●承知いたしました

 皆さん、こんにちは。国道134号鎌倉です。

> そろそろ「議論」はおしまいになさってください。何か建設的な結論が出そうな感じがしません。
  それに、本題からかなり外れています。今回の記事は沖縄云々の記事ではありません。せっかく時間と手間をかけて書いた人間の気持ちを察してください。

 ろろさん、ブログを荒らして申し訳ございません。承知いたしました。
国道134号鎌倉 | 2008年08月23日(土) 10:37 | URL | コメント編集

●ろろさんへ、申し訳ない

ずるずるとみっともないまねをしました。
おっしゃるとおり、エントリーと何の関係もない(汗)。
失礼致しました。
naoko | 2008年08月24日(日) 04:08 | URL | コメント編集

●日本文明=日本国ではない

 戦前の日本は天皇=国家(すなわち日本文明=日本政府)の混同にあったせいで、不安定な社会になり戦争で負けてしまった。
 それ以前は日本文明(国体)は日本政府(政体)とちがって、永続性があるという確信を天皇の神聖性や万世一系の性質に象徴させたものである。そのため日本の国体は様々な政体の変化を体験しながらも、高い安定性をもたらす結果となり欧米と違い革命を経ずして近代化を成し得た。しかも西洋的にいう宗教への依存性もきわめて低い国柄になった。
 「鉄は国家なり」ということが示すがごとく、日本全体には国家という唯一絶対のシステムしか存在しないような幻想に陥っているが、空間的広がりだけでなく時間的広がりも評価してその占有率を評価しないといけない。そうするとその占有率はごく一部でしかなく今の日本政府が日本文明であるとはいえないのである。
 そういった法治国家日本以外にも社会を形作っているものがあることを、特に歴史性において積極的に認める自覚がわれわれ日本人には必要だと思われる。
竹田出雲 | 2008年11月07日(金) 21:02 | URL | コメント編集

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