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2007.08.15(Wed)

ロシア旅行記(2)~サンクトペテルブルクにて 

  ロシア第2の都市、サンクト・ペテルブルクに滞在した日の記録です。

  ●前回の旅行記の最後に紹介した、ホテルの窓からの風景は、朝になるとこんな感じになります。

20070815205928.jpg


  ペテルブルクが美しい町だということが、この画像からもお分かりでしょう。ちなみに、右手に見える軍艦は、日露戦争にも参加した「巡洋艦オーロラ」です。

  この日は、日本語のできるガイドさんとホテルの1階で合流し、まずはエルミタージュ美術館へ向かいました。

  世界三大美術館の一つにも数えられている有名な美術館です。五つの大きな建物の複合施設ですが、もともとはロシア皇帝エカテリーナ2世のコレクションを大事にしまっておく場所でした(Эрмитажはフランス語で「隠遁場所」という意味)。
  ものすごい数の作品が展示されていますが、いくつか紹介しておきます。もともと美術にあまり興味のない私なので、センスに欠けるのはご勘弁下さい。
  なお、展示物について詳しく知りたい方は、●エルミタージュ美術館のホームページ(英語版)をご覧下さい。

20070815205955.jpg

  ピョートル大帝も座ったというロシア皇帝の玉座です。座って撮影するのはもちろん禁止。


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  エカテリーナ2世がイギリスの職人に作らせた、「孔雀の時計」です。よく見るとわかりますが、リスやキノコもあって、時間が来るとみんな仲良く踊り出すそうです(現在はメンテナンスの都合上あまり動かすことはない)。


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  レオナルド=ダ・ヴィンチの2枚の作品と並んでこの美術館を有名にしている、レンブラントの「放蕩息子の帰宅」です。おじさんのハゲ頭の方が気になってしまうのは私だけでしょうか。


20070815210142.jpg

  ナポレオンです。ロシア人は歴史の関係上ナポレオンがあまり好きじゃないはずなのに、ずいぶんかっこいいナポレオンを展示していますねとガイドさんに言ったら、大笑いしてました。


20070815210159.jpg

  美術に疎い私でも、ゴッホの絵だとすぐ分かりました。ロシア語ではГог(ゴーク)と言います。Gochのchは欧米人にはそういう風に聞こえるんでしょうが、日本人に「これはゴークの絵です」などと言っても訳が分かりません。


20070815210226.jpg

  ピカソの作品です。陶芸もやっていたとは知りませんでした。しかし、焼こうが煮ようがピカソはピカソらしいですね。

  この後、市街を回ろうということになったのですが、その時非常に興味深い景色が目に入ってきました。この画像です。

20070815210248.jpg


  真ん中に見える人物はどうでもいいので、その背後に注目して下さい。ヴァシリエフスキー島といって、船着き場があった場所です。

  ガイドのマリアさん(23歳女性)に、あれ何ですか?と聞いたところ、赤い2本の柱は「ロストラの灯台」と言って、開戦に勝利したとき、船の舳先(ロストラ)を切り取るという故事にならって作られたものだと教えてくれました。そして、白い建物の左の方は、「中央海軍博物館」で、もともと証券取引所だった建物です。

  船着き場、証券取引所・・・。

  私の頭の中に、ロシアに来たら是非ロシア人に聞きたいと思ったことが浮かびました。そこで、マリアさんに、

  「じゃあ、この町にはユダヤ人が多かったんじゃないですか?」

  と、きいてみたら、彼女は表情を曇らせて、ええ、と答えました。案の定です。そこで、続けて、

  「あなたは、ユダヤ人が好きではないんですか?」

  と、きいたら、はっきりとこう答えました。

  「私も、私の夫も、ユダヤ人が嫌いです」

  なぜ、私がこんなことを聞いたのか。ロシア人の反ユダヤ人感情には凄まじいものがあり、それが世界の歴史を大きく動かしてきた要因であるということを確かめたかったからです。

  長くなりそうなので、次の記事に続けます。

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テーマ : ヨーロッパ旅行記 - ジャンル : 旅行

EDIT  |  21:48 |  ロシア  | TB(1)  | CM(5) | Top↑

Comment

現地の生の声・・・面白そうですね・・・
続きが聞きたい。ユダヤ人が何故露西亜で
あれほど迫害された(嫌われた)?か、今一はっきり
していない所(本で知っても限度がありますよねやはり・・)
をよりよく理解できるチャンス?楽しみです
IRIAS | 2007年08月15日(水) 23:43 | URL | コメント編集

●>>IRIASさん

  ご期待に添えるかどうかはわかりませんが、結構貴重な話が聞けたと思っています。あとは、まずい料理を作らぬように、頑張りたいと思います。
ろろ | 2007年08月16日(木) 00:29 | URL | コメント編集

●一枚目の写真に

結構心奪われてしまいました。
青いんですね。。。。すばらしい写真です。

ちなみに以前からROMってましたが、はつコメです。
毎回地政学もふくめ、興味深く拝読しております。納得する部分が多く、ためになります。
Mo | 2007年08月17日(金) 00:00 | URL | コメント編集

●>>Moさん

  どうも、初めまして。いつもご愛読頂いてありがとうございます。

>青いんですね。。。。すばらしい写真です。

  あまり晴天が多くない町だけに、たまの晴れの日は美しいということなのかもしれませんね。
  それはともかく、サンクトペテルブルクは綺麗な町です。バレエや美術に興味が無くても十分楽しめます。
ろろ | 2007年08月17日(金) 00:07 | URL | コメント編集

エルミタージュ美術館は一度行って見たい場所です。同じくらい行きたい場所としては大英美術館とルーブルもありますが、まずは個人的な興味としてはスミソニアンですね(私が技術屋なもので)。私も美術品にはあまり興味はないのですが、ただ、イースターエッグには非常に興味があります(あの細工がスゴイ)。
普段晴天が多くないがゆえに美しい、というのも興味深いです。日本からきれいな町並みが消えて久しい感じもします。と、いいつつ、私は都内でヒートアイランド現象を助長するコンクリの家に住んでいますが。
ろろさんの水素利用についてのお話も、非常に共感しております。
個人的にはとっととコージェネ&燃料電池化すればって思っています。近しい技術としてはHONDAの太陽電池への取り組みは高く評価していますが、現段階のコストとしてはいかがなものかと考えております(もっとコスト低減が可能なはずです)。
Mo | 2007年08月17日(金) 00:34 | URL | コメント編集

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2007/08/16(木) 01:51:12 | 或る浪人の手記
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