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2008.05.25(Sun)

【小泉新党】さて、彼らはどっちにつくのかな?(1) 

  ●前回の続きです。

  ところで、日本破壊売国破廉恥グローバル経済一派を率いる例の男が、怪気炎を上げているようです。

小泉氏「小沢氏は現実見ていない」・都内で講演
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080523AT3K2202Q22052008.html
--------以下引用--------
 自民党の小泉純一郎元首相は22日夜、東京都目黒区内で講演し、民主党の小沢一郎代表について「『世界で一番格差の大きい国になった』と言っているが、民主党の党首として現実を直視していない」と批判した。一方で「衆院選が終わって仮に民主党が第一党となったとしても必ず自民党に協力を求めてくる」とも語った。

 同日は次期衆院選の党の公認調整の結果、東京5区に転出した佐藤ゆかり氏の応援のため駆けつけた。佐藤氏は前回の衆院選で当選した「小泉チルドレン」の1人。
--------引用以上--------

  今まで小沢氏個人を標的にしたアジ演説をやってこなかった小泉ですが、さすが自分が大好きな女性議員の応援とあって、少々ヒートアップしてしまったようです。
  
>「衆院選が終わって仮に民主党が第一党となったとしても必ず自民党に協力を求めてくる」

  そういう勢力が自民党の中にいるということです。「いざとなっても俺を裏切るなよ」という釘を、仲良しの前原クンたちに刺しているのです。

  今回からは、小泉純一郎・元首相が率いる「グローバル経済派(売国派)」と、それに対抗する「国民経済派(利権分配派)」のどちらにも属さない、いわばグレーゾーンの勢力について概観し、政局を予測してみたいと思います。

  もう一度おさらいの意味で、両勢力の戦力を確認しておきます。

グローバル経済派

  小泉純一郎・町村派(衆62名、参26名)
  小泉チルドレン(衆83名、他派閥や武部グループとの重複あり)
  古賀派(衆38名、参15名)
  山崎派(衆38名、参3名)
  公明党(衆31名、参20名))
  民主党前原グループ(衆28名、参9名)

国民経済派

  平沼赳夫(衆)
  小沢一郎とその一派(衆22名?)
  国民新党(衆4名、参4名)
  鈴木宗男(新党大地、衆1名)
  下地幹男(そうぞう、衆1名))
  中村喜四郎(衆)

  こうやって見ると、国民経済派は圧倒的に不利だと思えますが、衆議院の勢力地図は解散総選挙をやれば一発で逆転できるので、大して気にする必要はありません。
  特に、2005年の衆院選挙は例の「郵政選挙」であり、明らかに異常な結果です。アジテーションの下手な福田が総裁では、現状維持すら不可能でしょう。
  従って、現状の戦力はあくまで参考程度であり、小泉率いるグローバル経済派にとっては「できすぎ」と言うべきものです。

  では、これ以外にどういう政治勢力がいるのか、概観しておきましょう。

(1)民主党左派

  現在民主党で「人権」や「平和」という名のつく政策を積極的に推し進めている集団です。ネット右翼が「自民党は民主党よりまし」という時に非常に役に立つ(笑)メンバーが揃っています。

  横路グループ(旧社会党、衆10名、参21名)
  菅直人グループ(衆17名、参13名)
  リベラルの会(平岡秀夫など。衆8名、参7名)

(2)民主党カイカク派

  小泉政権が大いに参考にした、都市型の革新勢力です。自由競争を阻害するものは全て悪と見なすのが特徴ですが、その一方で、フェミニズムのような理念への傾倒が見られ、そのために新しい制度や省庁を作れと主張している勢力も目立ちます(たとえば野田佳彦は「女性庁」を作れと言っている)。
  
  野田佳彦グループ(衆7名、参1名)
  羽田・岡田グループ(衆12名、参11名)
  民社協会(旧民社党系、衆22名、参10名)
  
  その他、民主党の若い議員、もしくは●「松下政経塾」出身者は、全てこの部類に入ると考えておくといいでしょう。

(3)社会民主党(衆7名、参5名)

(4)共産党(衆9名、参7名)

(5)自民党反主流派

 (a)麻生派(衆16名、参4名)

  麻生太郎・元外務大臣を中心とした派閥です。池田勇人首相の派閥だった「宏池会」から分かれた政党です。

 (b)谷垣派(衆12+1名、参3名)

  谷垣禎一・元財務大臣やを中心とした派閥です。麻生派と同じく宏池会系列です。加藤紘一もこの系列に入ると見てよいでしょう。

 (c)津島派(衆47名、参22名)

  田中角栄、竹下登、小渕恵三という歴代の首相を輩出してきた派閥です。いわゆる「旧田中派」であり、小泉率いる清和会のライバルでした。(●「角福戦争」というエピソードが象徴的)

 (d)伊吹派(衆22名、参6名)
  
  いわゆる「旧亀井派」です。国民新党への大量の脱走者を出しました。

 (e)二階派(衆14名、参3名)

  二階敏広・前経済産業大臣の派閥です。小沢一郎の「自由党」に所属していた議員を中心に構成されています。

 (f)高村派(衆14名、参1名)

  高村外務大臣の派閥です。顔にでっかい絆創膏を貼っていた●あの人もここに所属していました。


  このような勢力の動向を探る意味で、大きな意味を持つニュースが二つ、続けて出てきました。

古賀派と谷垣派が合流、同床異夢の船出…総裁候補は割れたまま
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080513-OYT1T00735.htm
--------以下引用--------
 自民党の旧宮沢派の流れをくむ古賀派(46人)と谷垣派(15人)は13日、都内のホテルで合同で政治資金パーティーを開き、「宏池会」として正式に合流した。

 合流後の会長に古賀派会長の古賀選挙対策委員長が就任し、谷垣派会長の谷垣政調会長はナンバー2の代表世話人に就いた。新しい古賀派は党内第3派閥で、リベラル勢力の中核として影響力を強めたい考えだ。しかし、ポスト福田の総裁候補を巡り、派内の意見集約は出来ていない。

 古賀氏はパーティーで「我々は福田政権を支え、日本政治のために汗をかいていく。時が来れば、宏池会を主軸とした政権を誕生させるため、同志一同、結束して手を携えていきたい」とあいさつ。谷垣氏は「古賀氏を中心に団結し、国民を大事にする政治を追求したい」と語った。

 両派は2000年に「宏池会」会長だった加藤紘一・元幹事長が森内閣不信任決議案に賛成する動きを見せた「加藤の乱」で、加藤氏を支持した谷垣氏らと反対した古賀氏らが分裂し、共に宏池会を名乗った。しかし、昨年秋の福田首相擁立で、古賀、谷垣両派が主導的な役割を果たし、合流機運が高まった。

 新派閥の主要なポストは両派のバランスに配慮。古賀派の太田誠一・元総務庁長官が会長代行に、谷垣派の逢沢一郎衆院予算委員長が事務総長に就任した。ただ、会長に古賀氏がすんなり収まったうえ、新派閥の事務所もこれまでの古賀派事務所に置かれ、「古賀派による事実上の吸収合併」との見方がある。

 一方、旧谷垣派としては、合流で谷垣氏の次期総裁選出馬に向けた基盤を固めた形だ。

 しかし、古賀派内では、鈴木俊一・元環境相や菅義偉選挙対策副委員長らがかねてから麻生太郎・前幹事長を支持している。

 さらに、麻生氏は最近、ポスト福田の政局をにらみ、古賀氏との関係改善に動き、「古賀氏も麻生氏との距離感を縮めている」とされる。

 パーティーに出席した麻生氏は「(麻生派は)今回の合併に入れて頂けなかった。大変うらやましく、お祝い申し上げる。今後とも力添えをお願いしたい」とあいさつし、古賀派との連携に期待を示した。

 谷垣氏に近い議員は「古賀氏が『谷垣外し』に動いたら、古賀派を離脱する」とけん制しており、党内では「同床異夢の船出」との指摘も出ている。


小泉、麻生両氏が和解「富士の会」発足
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20080525-364126.html
--------以下引用--------
 小泉純一郎元首相(66)ら、自民党内のキーマンたちが集まった新グループ「富士の会」が24日、発足した。この日、山梨県内で開いたゴルフコンペに出席した8議員が合意。麻生太郎元外相(67)や中川秀直元幹事長(64)らポスト福田の有力候補も含まれており、今後の政界の動向にも影響を与えそうだ。郵政造反組議員の復党をめぐり、長く溝があった小泉、麻生両氏も、この日のコンペと会の結成で“和解”した。

 山中湖にほど近いゴルフ場で行われたコンペ後、報道陣に対応した呼び掛け人の衛藤征士郎衆院議員(67)によると、「富士の会」(会長・堀内光雄衆院議員)は富士山のふもとで開いた大会を記念し、「不死」も引っ掛けた。23日夜に話が盛り上がり、小泉氏が名付け親になった。

 もともとはゴルフ議連のメンバーだが、今後の政局で鍵を握るポスト福田の麻生、中川両氏のほか、今も発言に影響力を持つ小泉氏を筆頭に、ベテランやキーマンが名を連ねる。

 昨今永田町では、与野党入り乱れた新グループが花盛り。「富士の会」は「派閥や政策集団ではなく、ゴルフを楽しむ会」(衛藤氏)というが、それだけではすまない雰囲気が漂うのも事実。8人が署名した「連判状」も作成した。やはりポスト福田の与謝野馨前官房長官(69)の参加も予定されて、注目を集めそうだ。

 会最初のイベントが、この日のゴルフ大会だった。麻生、小泉両氏の“和解”の意味が込められた。麻生氏は小泉内閣で外相などの要職を歴任したが、幹事長時代に郵政造反組の平沼赳夫元経済産業相(68)を復党させようとして小泉氏との関係悪化が指摘されていた。

 麻生氏は早朝、ほかの参加者より早くゴルフ場を訪れて練習。注目の第1打はチョロ、ダブルボギーをたたく場面もあったが、スコアは88(44、44)で参加者12人中6位。憶測を呼ぶためか、小泉氏とは別組だった。首相時代封印したゴルフを、昨年9月再開した小泉氏は「だんだん調子良くなってきた」と言いながら前半(スコア52)でリタイア、温泉につかった。

 小泉氏は帰り際、麻生氏のスコアを引き合いに「末広がり(八)で良かったんじゃないの」。麻生氏は「小泉さんと政治の話はしていない」と言いながら、周囲には「大会を企画してもらい感謝する」と話したという。
--------引用以上--------

  谷垣はリベラルと言いながら実際のところ中国経由で利権を得ようという政治家に過ぎません(情況証拠として●こういう話もある)。古賀も含めて、売国という点では小泉一派と親和性があります。
  また、麻生氏はずるさにかけては政界でも上位に入る人物なので、仮に「グローバル経済派」が総選挙で勝利を収めたとしても、自分の派閥が小泉と協調していけるように布石を打っているのでしょう。もっとも、積極的に小泉カイカクを批判していくことは、今よりさらに難しくなるのは間違いありません。
  つまり、麻生氏や中川昭一氏が中心になって、小泉に反旗を翻すという展開に期待するのはやめた方がいいということです。少なくとも、現状では、どちらにも転ぶ可能性があると言ってもいいでしょう。

  では、民主党サイドの方はどうでしょうか。

  思うに、民主党の各勢力は、自民党の反主流派以上にグローバル経済派と親和性があると言えます。

  (2)のグループは言うまでもありません。前原誠司同様、経済運営について小泉の方に近いグループです。「民社協会」は国家社会主義なので、国民経済派に近いと言えるかも知れません。それでも、国防を重視する(=軍需産業利権に興味がある)という点で、小沢氏よりむしろ前原や野田、自民党の防衛族である石破防衛大臣らと親和性があるでしょう。

  (1)の方は、支持団体が労働組合だということもあり、右翼や保守を引きつけるための靖国神社参拝パフォーマンスを見せていた小泉や、残業代ゼロ法案を通そうとした安倍のいる勢力と結託することはまずないでしょう。
  しかし、油断してはいけません。「男女共同参画」だとか「外国人労働者導入」のような個別の政策では、グローバル経済派と協調することは間違いないからです。
  たとえば、外国人労働者に対しては「不法に入れるより、合法化してもっと丁寧に扱ってあげよう」というスタンスで、移民庁を作ろうとしている自民党執行部と、民主党の左派、社民党は全く一致しています。
  グローバル経済派としては、極端な話、国防や憲法改正などという考えなど全て捨てて、外国人労働者導入の実現だけに的を絞ってもいいと思っているはずです。導入さえ決まれば、あとは市場原理が働いて勝手に人件費が下がり、経団連や経済同友会が主張する「購買力平価切り下げによる国際競争力の向上」(=日本の生活水準を中国やベトナムに近づけること)が達成できるのです。
  そうして国内がめちゃくちゃになった後で、貧困にかこつけて世論をあおり、軍拡に持って行くという方法の方が、あれもこれもと政策を実現するより現実的です。

  左翼や地球市民を自称する人々は「排外主義はよくない」「同じ人間だから仲良く共生しなくては」という単純な理想論から外国人への門戸開放に賛成してるのでしょうが、結果的にそれがグローバリゼーションを補完してしまっているのです。外国人労働者を歓迎したり、入ってきた以上は待遇を改善してあげようと思うあなたは、小泉の共犯だといっても過言ではありません。
  自分の生活と、美しい理念と、どちらを取るか、真剣に考えるべきではないでしょうか。格差の拡大を無視して憲法改正だとか核武装だとか唱えている馬鹿どもと同列にされたいのなら、まあそれでもいいのでしょうが・・・。

  長くなってきたので、次回に続けます。切れ切れになってしまって申し訳ありません。

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Comment

素晴らしい記事です、今後の参考にしたいです。
こうして見ると、売国といっても色々な形があるのですね、頭の整理に良い記事になります。

次の選挙は、地方にも国民新党は立候補して欲しいです、出なければ共産党にします。
む~ | 2008年05月26日(月) 08:28 | URL | コメント編集

●>>む~さん

  国民新党にとっては、勢力拡大の絶好機です。自民党がカイカクを否定できないという「超ハンデ戦」を戦うのに対して、彼らには失うものがありません。
  具体的には、平沼新党と合わせて15議席取れれば勝ちです。会派を組んで予算か厚生労働辺りに委員を送り込み、キャスティングボートを握ればいいのです。
  民主党内のカイカク推進派にデカい面をさせないことが重要なのです。そういう意味では、共産党も同じくらい議席を持っておくといいでしょうね。
  鍵は民主党との住み分け、そして人材のリクルートです。鍵は郵政造反組と参院選落選組です。自民党を清和会と落下傘と創価学会シンパ以外総崩れにできるチャンスです。次回の記事で詳述致します。
ろろ | 2008年05月26日(月) 11:11 | URL | コメント編集

●TBです

「国民経済主義」について
http://sun.ap.teacup.com/souun/1398.html
“資本主義のルール”を御都合主義で叫ぶ「国民経済破壊者
http://sun.ap.teacup.com/souun/1360.html
今必要なのは「国民経済派」政治勢力の確立」
http://sun.ap.teacup.com/souun/243.html
早雲 | 2008年05月26日(月) 23:00 | URL | コメント編集

●>>早雲さん

いつもためになる記事の紹介ありがとうございます。
ろろ | 2008年06月03日(火) 10:53 | URL | コメント編集

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