FC2ブログ
2010年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月
2010.12.15(Wed)

自殺はなぜなくならないのか 

お久しぶりです。

某所で日記として書いていたものですが、こちらでお見せするべきかなと思ったので投稿しておきます。

なお、今後も定期的な更新があるかどうかは未定ですので、RSSリーダでもお使いになって気長にお待ち下さい。



自殺者、今年も3万人超確実に 警察庁まとめ、11月末で2万9105人
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101206/crm1012061709017-n1.htm

--------以下引用-------- 

警察庁は6日、11月の自殺者数(速報値)を公表した。前年同月比9・6%増の2765人で、1~11月の合計は2万9105人に上った。1カ月間の自殺者は2400~2900人台で推移しており、平成10年以降13年連続で年3万人超がほぼ確実になった。

 政府は昨年、自殺対策緊急戦略チームを発足。今年2月には相談態勢の充実などを盛り込んだ「いのちを守る自殺対策緊急プラン」を策定するなど、自殺防止策を強化し、今年上半期は前年同期比7・4%減の1万5906人と、下半期次第で3万人を下回る可能性も出ていた。

 しかし、7、8月は一転して前年同月を上回り、11月は今年最高の上昇率を記録。前年1~11月の3万357人を下回っているものの、3万人突破は避けられない情勢になっている。

 都道府県別では東京が2693人で最多。次いで大阪が1898人、神奈川が1682人となっている。

--------引用以上--------


>自殺防止策を強化

私は、優しくないので、「何もやらないよりはマシ」という評価すらしない。

こんなことはいくらやっても無駄である。それどころか、根本的な解決を先延ばしにしているだけと断ずる。

なぜなら、自殺は結果であり、それ自体をなくしたり是正したりできるものではないからである。

2009年の自殺者の原因(特定者のみ)のトップは、「経済的理由」である。そして、自殺者のうち約57%の職業は「無職」である。

おそらく、その他の要因も、経済的な理由で生活が行き詰まり、その結果として引き起こされたものが大半であると推測できる。

よく若年者が世をはかなんで自殺するというケースが大々的に報じられるが、そんなものはごくごく一部でしかない。

むしろ、ああいった報道はメディアが「自殺というのは、心に傷を負った人が一大決心をしてやるもの」という情報を拡散するために流しているもの、要するにプロパガンダなのではないかと思っている。

そして、ジャーナリストやら作家やらが「生きづらさ」などという言葉でお茶を濁し、なにやら文学的なストーリーを語り出してしまう。

くだらんお遊びは大概にしておけ、と言いたい。

阪神大震災ですら、6000人が亡くなったに過ぎない。それをはるかに上回る人間が死んでいる。労働力も税収も減っているし、何より残された家族に対する社会的影響(もちろんマイナス)も大きい。

自殺を、情緒的な問題に終わらせてはいけない。

では、一体どうすれば自殺が防げるか。

自殺の原因が経済的な理由だということは、煎じ詰めれば必要なカネが手に入らないからそうなってしまうのである。

だから、まず第一の対策は、必要なところにカネが行くようにすること、カネに困っている連中から収奪しないことである。

亀井静香(国民新党代表)が金融担当大臣だったとき、中小企業向け返済猶予(モラトリアム)を実行したことがあった。日経新聞などのメディアが大反対キャンペーンをやったが、それでもやりぬいた。去年の終わりの頃だった。

そうしたら、今年の自殺者は前年比で1300人近く減った。資金繰りに困って首をくくる中小企業の経営者がいなくなったのは間違いない。

自殺者の数が急増したのは、今年の下半期である。あの時期にあったのは参院選だ。菅直人が消費税増税を打ち出し、選挙に大敗して、国民に「民主党政権はだめだ」という絶望感を蔓延させた時期と重なっている。

言い換えれば、適切なマクロ経済政策(財政出動など、国単位で大きく考えた経済政策)を採れば、自殺者は減少する可能性は高い。

しかし、今の日本ではそういう方向を目指すと政権が持たない。鳩山政権が外部どころか、民主党という内部からも攻撃されて撃沈したことからも明らかだ。

代わりに成立した菅政権は、自民党も真っ青の緊縮財政を指向している。

詳しくは述べないが、政治を支配している人びと(財界や某外国など)は、日本にいつまでも不況でいてほしいのである。だから、適切なマクロ経済政策が採られる見込みは、今後ほとんどない。

唯一可能性があるのは、亀井静香ら国民経済重視派を政権に据えるだけの見識があるリーダー、すなわち小沢一郎の復権である。しかし、大多数の国民は、小沢の名前を見ただけで反射的に嫌悪感を持つように「教育」されてしまっている。まるで、パブロフの犬のように。

だから、もうそういう方面にはあまり期待できないし、すべきではない。

では、一体どうすれば自殺者を減らせるのか。

というか、我々自身が自殺せずに済むのか。

それは、今ある経済の仕組みを個々人が越えていくことより他ない。

下品な言い方だが、今の世の中は、人間の値段がどんどん安くなっている。たとえば、昔に比べて高度な労働力を安い値段で買えるようになっている。派遣労働者の中には、高度成長の頃の正社員よりずっと能力が高い人が多数存在するが、それらを企業は低いコストで雇うことができるわけだ。

努力をすれば豊かになれるというが、その努力のレベルも並大抵のものではなくなっている。というより、たまたまそういう場所にいるかどうかで給料や待遇が大きく変わってくるという不公平な状況が生まれてくる。

だから、自分の商品価値を高めて幸せになろう、という方向に、あまり力を割かない方がよい。というか、そんなことを考えているから自殺してしまうのである。

これからは、お金のかからない生活に徐々にシフトしていくのが正しい。

地方に住んでいる人は是非とも始めてほしいのだが、自分の家の庭で野菜作りをやってみるのはどうだろう。農家の知り合いや親戚がいたら、畑や田んぼを丸ごと借りてみるのもいい。それで、とりあえず飢え死には防げる。

エネルギーもなんとかなる。私の友人である大学の先生が「石油の要らない車」の開発に成功しつつある。

えひめECO FESTIVAL参加!!
http://www.hitoeco.com/contents/%e9%80%b2%e8%a1%8c%e7%8a%b6%e6%b3%81/475.html

事前の面倒なプロセス抜きに植物廃油で走る車である。こういうものがどんどん広まれば、石油資本や東京電力にカネをむしり取られることはほとんどなくなる。

とっておきの秘策が「地域通貨」なのだが、その方面で最近痛い目に遭ったので声を大にしては言わない(笑)。

こういう生活のためには、今当たり前だと思っているものをいくつか捨てなければならなくなるかもしれない。あるいは、もう手に入れるのを諦めなければならないかもしれない。

しかし、そのうち本当に必要なモノがどれだけあるか考えてみたことはあるだろうか?

たとえば、塾に行かなければ高校入試や大学入試に合格しないわけではない。大学入試は楽になってきているし、合格するための方法などただでいくらでも手に入る。

その結果として塾が成り立たなくなっても、そんなのはもうすぐやめる私にとってはどうでもいい(笑)。

また、持ち家に住まなければ死ぬわけでもない。需要が減っているから、ちゃんと家賃(これくらいは稼ごう)を払ってまともに暮らしている人を、大家も邪険にはしない。

服も、アクセサリも、高級な食べものも、回数を減らせばいいし、なければないでなんとかなる。

大事なのは、そういう生活をしている自分を惨めに思わないことである。

そうは言っても、ほとんどの人は、上記のような生活をすることを「貧乏」だとか「つまらない」ものだと思ってしまうに違いない。

だからこそ、先駆者が必要だと思っている。

これから我々が神奈川の片隅で進めているプロジェクトは、大企業や政府にひざまづかず(無視したいが今は難しい)、カネを単なる手段としてテキトーに扱い(敵視はしない)、それでも面白おかしく生活できるコミュニティ作りである。

今は体制作りの苦労が続いているが、そのうち団体としてまともな活動ができるようになるだろう。ゆくゆくは、東京のカネが回っているところに負けない知的能力、戦闘能力、生存能力のある集団を作り上げるつもりである。

「自殺するくらいなら、ここに来て一緒にやってみよう」と、呼びかけられるような場所をつくる。それが、私の答えである。

みんなにはどうか、その日までなんとしてでも絶望しないで生き抜いてほしい。

こんな下らん世の中のために自分が死ぬ必要はない。


★人気blogランキングへ←クリックして応援よろしくお願いします。



スポンサーサイト



EDIT  |  11:18 |  経済とグローバリゼーション  | CM(8) | Top↑
 | BLOGTOP |