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2009.07.23(Thu)

衆議院議員選挙について 

  衆院選のことを書いてくれと以前にコメント欄で求められたことがあったので、簡単に書いておきます。といっても、結論がほとんど見えているのですが・・・。

  8月30日に行われる衆院選は、民主党が大勝します。

  別に、民主党の政策がよろしいからでも、民主党の候補者の人柄がすぐれているからでもありません。自民党の政治がおかしいと思ったときに、今の衆議院選挙の仕組みでは民主党以外その受け皿になる勢力がいないということにされているからです。
  東京都議選のあたりから、「自民に逆風」「政権交代」ということがしきりにメディアで言われるようになりました。本当に逆風が吹いているのは間違いありませんが、マスコミがそれを後ろから暴風にまで加速させている雰囲気がします。ちょうど、2005年の郵政選挙の時と同じ構図です。
  今回は、「刺客vs造反組」というマンガチックな対決構図こそありませんが、それと似たようなものがあります。「自民の大物議員の当落」「長老議員の当選如何」といった記事が、タブロイドや週刊誌などではかなりの頻度で出ています。獲物が造反議員から自民党の実力者に変わっただけなのではないかと思えます。
  確かに、塩崎元官房長官や山崎拓元副総裁など、落選すべき議員もいることは確かですが、私がそういうことをブログで訴えるときは、彼らがいかなる理由で国会議員としてふさわしくないかをきちんと説明しています。しかし、今のマスコミの風潮は、ただただ血祭りに上げる人間を捜して、国民のガス抜きに利用しようとしているだけです。正直、感心しません。
  そして、そういう流れに乗って出来た政党は、やはり小泉自民党の二の舞になるのではないか、と懸念すらしています。

  民主党の改選議席がどのくらいになるかですが、さすがに単独の圧倒的多数(320議席)は無理でしょう。公明党を味方に付けていた自民党とはそのへんが違います。多くて300議席行くか行かないかといったところです。
  大差が付くのは小選挙区よりむしろ比例代表の方です。前回の衆院選では公明・自民で過半数を取っていましたが、その前の参院選ではすでに地方でかなりの比例票を落としていました。そして、2007年の参院選ではご存じのようにボロ負け(48議席中公明・自民で21議席)ですから、今回はおそらく野党だけで6割超は行くのではないでしょうか。そうなると、郵政選挙の逆で、比例名簿に載った民主党候補がことごとく当選していくことになります。
  それでも、さすがに公明党を敵に回している以上、3分の2を確保するのは無理でしょう。

  そして、民主党がかりに大勝すると、こういうおかしなことがどんどん出てくることになります。

民主公約「子ども手当」…夫婦だけ世帯、負担増も
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20090719-OYT8T00293.htm

 民主党が次期衆院選の政権公約(マニフェスト)で掲げる「子ども手当」の制度の詳細が、明らかになった。子ども1人当たり月額2万6000円を支給する手当の財源として配偶者控除などを見直す。

 子どものいない夫婦2人の世帯では、負担増となるケースもあるが、少子化対策のため国民に理解を求めるとしている。

 「子ども手当」は民主党の目玉政策で、支給対象となる子どもは0歳から中学卒業まで。現行の児童手当とは異なり、親の所得制限は設けない。生まれた順番に関係なく、1人当たり月額2万6000円を支給する。政権獲得後、2010~11年度は半額の月1万3000円にとどめ、12年度から完全実施する。

 完全実施には年間5兆3000億円の財源が必要で、予算全体の組み替えに加え、所得税の扶養控除や配偶者控除を見直すことで確保するとしている。

 所得控除の見直しに伴い、「65歳未満で子どもがおらず、配偶者が無職の場合」は負担増となり、年収500万円なら年間約3万8000円の新たな負担が生じる。

 ただ、年金受給世帯は、配偶者控除を廃止しても、公的年金等控除の拡大や老年者控除(65歳以上)の復活により、差し引きで負担は軽減されるとしている。


  皮肉ですが、民主党も政権を担う政党らしくなってきたと言えます。なぜなら、この国の最高権力者はアメリカ留学組を中心に緊縮財政を強力に推進する「財務省」だということをよく知っているからです。彼らに逆わずして、何が「官僚主導からの脱却」なのかと、失笑を禁じ得ません。
  こうなると、農家への戸別所得補償なども、本当に実行するのか怪しいと言わざるを得ません。当然のことながら、マクロ経済を改善するような財政支出なども行わないでしょう。
  このブログを民主党「支持」などと評する人が時々いますが、私は公明・自民政権を倒すために利用すべきだと考えているだけであり、鳩山由紀夫や岡田克也のような代物に政治をやってもらいたいと思っているわけではありません。小沢一郎を応援していたのも、彼が裁判員制度に反対し、農家に戸別所得補償をすると言っていたからに過ぎません。
  前原や野田佳彦といった松下政経塾出身の一派や岡田のような、カイカク第一の新自由主義者が多数いるという点で、民主党は小泉以降の自民党と大差はないのだと思います。

  そうなると、このブログにおける今回の選挙の焦点は、

  「民主党にいかに大勝させないか」

  に尽きることになります。
  自民党が安倍政権の強行採決連発に見られる暴力的な政権運営をしたのは、衆院選の大勝があったからこそでした。同じことを民主党がやり出さないとも限りません。
  人間を作るのは、立場です。小選挙区制導入に大反対していた小泉純一郎が、首相になった途端に小選挙区制を改めるつもりはないと言い出したのがその好例です。そして、その後彼がやったのは、ご存じの通り日本を血まみれにする構造カイカクと、魔女狩りにも似た小泉劇場選挙でした。
  だから、政権交代をするにしても、民主党をあまりにも調子づかせるような真似はしてはいけません。自民党への意趣返しはもう終わりました。次は、暴君を生まないことに気持ちを向けなければなりません。
  具体的には、以下のような方針で投票すればいいと思います。

1.比例は、国民新党・社民党・共産党に入れる

  第一の選択肢は国民新党でしょう。日本経済の破壊を食い止めるには、一時的に財政出動などマクロ経済政策を採る必要がありますが、それをはっきりと打ち出しているのは国民新党だけだからです。
  社民党は「左翼をバカに見せるピエロ」ですが、児童ポルノの単純所持規制に反対しています。共産党は民主党の小沢元代表の辞任前後に検察の尻馬に乗るような反権力政党にあるまじき真似をしていました。しかし、それでも民主党がバカ勝ちするよりはましです。

2.小選挙区は、公明・自民以外の政党に入れる

  国民新党や社民党、無所属の議員がいればそこに入れるのがベストでしょう。共産党に入れても死票になるだけなので無駄です。さもなくば、民主党に入れるしかありません。政権が変わらなければ、もっとひどいことになるのは間違いないからです。
  ただし、以下の議員には入れない方がいいでしょう。

安住淳(宮城5区) 枝野幸男(埼玉5区)
渡辺周(静岡6区) 細野豪志(静岡5区)
古川元久(愛知2区) 田島一成(滋賀2区)
前原誠司(京都2区) 泉健太(京都3区)
山井和則(京都6区) 長安豊(大阪19区)
津村啓介(岡山2区) 仙谷由人(徳島1区)
神風英男(埼玉4区) 小宮山洋子(東京6区)
笠浩史(神奈川9区) 北神圭朗(京都4区)
高井美穂(徳島2区) 小川淳也(香川1区)


  言わずと知れた「自由民主党・民主党支部」前原一派の面々です。私の予想では、高井を除いた全員が当選すると思っていますが、それでも何もしないよりはマシでしょう。
  また、絶対に投票すべきでない自民党候補も挙げておきます。

森喜朗(石川2区)  伊藤公介(東京23区) 中川秀直(広島4区)
衛藤征士郎(大分2区)  町村信孝(北海道5区) 杉浦正健(愛知12区) 
長勢甚遠(6回、富山1区)  中山成彬(宮崎1区?)  細田博之(島根1区)
宮路和明(鹿児島3区)  安倍晋三(山口4区)  小野晋也(愛媛3区)
小池百合子(東京10区)  塩谷立(静岡8区)  大野松茂(埼玉9区)
嘉数知賢(沖縄3区)  木村太郎(青森4区)  下村博文(東京11区)
高市早苗(奈良2区)  谷畑孝(大阪14区)  山本拓(福井2区)  石崎岳(北海道3区)
高木毅(福井3区)  谷本龍哉(和歌山1区)  馳浩(石川1区)  
松島みどり(東京14区)  松野博一(千葉3区) 三ッ林隆志(埼玉14区)  
山本明彦(愛知15区)  吉野正芳(福島5区)  赤池誠章(山梨1区)
奥野信亮(奈良3区)  柴山昌彦(埼玉8区) 鈴木淳司(知7区)
谷川弥一(長崎3区)  中山泰秀(大阪4区)  尾身幸次(群馬1区)
西村明宏(宮城3区)  西村康稔(兵庫9区) 萩生田光一(2回、東京24区)
早川忠孝(埼玉4区)  宮下一郎(長野5区)  新井悦二(埼玉11区)
稲田朋美(福井1区) 大塚拓 (埼玉9区) 岡部英明(茨城5区)
小川友一(東京21区)  越智隆雄(東京6区) 亀岡偉民(福島1区)
北村茂男(石川3区)  木挽司(1回、兵庫6区)  関芳弘(兵庫3区)
杉田元司(愛知14区)  高鳥修一(新潟6区)  土井亨(宮城1区)
中根一幸(埼玉6区)  松本文明(東京7区)

  はい、言わずと知れた売国派閥・町村派(清和政策研究会)です。自民党が奈落の底に落ちるとしても、清和会が中心になれば民主党を上回る構造カイカクを打ち出してくることになるでしょう。そんなのが再び政権を取ったら、今度こそ日本は終わりです。また、自民党でなくても、小泉を後見人にして、橋下徹や東国原英夫を頭に掲げたカイカク派新党を結成すれば、マスコミを一気に引きつけることもできます。
  自民党と言うより、清和会とそれに従った山崎派に死んでもらう選挙にしなければ意味がないのです。
  赤字で書いたところは、国民新党の議員がいるところです(奈良2区の滝実は民主党だが、もとは国民新党のメンバー)。ここで自民党の得票を減らせれば、カイカクを唱えない第三の勢力が台頭しやすくなります。該当選挙区の方がいたら、是非国民新党の候補に投票をお願いいたします。
  
  この話題に関しては、おおかたの結論がすでに見えているので、この記事くらいにしておきます。次は、神戸に行った時の記事を書きたいと思います。

  最後に、衆議院選挙の際には「最高裁裁判官の国民審査」も行われます。最高裁事務局時代に裁判員制度を立案し、同制度の導入に大きく貢献した「竹崎博充(たけざきひろのぶ)」も審査の対象になっています。 裁判官や検察の責任逃れのために、自分の思想信条や生活を犠牲にしたくないという方は、国民審査用紙の「竹崎博充」の欄に×印を付けましょう。

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