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2008.12.11(Thu)

「小泉新党」はもはや秒読み段階に入った 

  コメント返信が遅れていて済みません。あとで必ずしますので、もう少々お待ち下さい。

  今日は、続き物を一旦中断して、最近入ったニュースを扱います。政治ネタを書くのは本意ではありませんが、重要なものなので、そういうことは言っていられません。

郵政見直し論をけん制=小泉氏「誓約書提出忘れるな」-推進派が集会
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&rel=j7&k=2008120900920

 小泉純一郎、安倍晋三両元首相らを呼び掛け人とする自民党有志の「郵政民営化を堅持し推進する集い」が9日午後、党本部で開かれた。小泉氏はあいさつで、党内の民営化見直しの動きについて「何やら不可解な行動をしているが、そういう方々の多くは(民営化賛成の)誓約書まで書いて復党したことを忘れてほしくない」と厳しく批判した。
 小泉氏はまた、11日の衆院本会議で予定される野党提出の民営化見直し法案の採決に関し「難局にあればあるほど冷静に良識ある行動を取ってほしい」と述べ、党内が一致して否決するよう呼び掛けた。
 「集い」の開催は、麻生太郎首相が日本郵政株の売却凍結に言及したのを受けて勢いづく民営化見直し論をけん制するのが狙い。小泉、安倍両氏を含め議員63人、代理50人が参加した。


  もう一つ紹介します。「おこぼれ狙いの雑魚の集まり」の動きも出ていますが、そんなものより最後の方の「彼」の発言に注目です。

衝撃・支持率急落:自民議員一斉に動く 反執行部議連、メンバー倍増 衆院選へ危機感
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081210ddm005010010000c.html

 麻生内閣の支持率急落を受けて、自民党内では9日、所属議員が相次いで会合を開くなど「余震」が続いた。政権批判を強める中堅・若手が2回目の会合を開くと、メンバーは48人に倍増。一方、党内の路線対立を踏まえ、郵政民営化などの政策議連も相次いで旗揚げした。麻生太郎首相の人気低落で、党内では次期衆院選への危機感が充満しており、各議員は有権者の視線を意識しながら、一斉に走り出している。

 「我々の提言を党執行部にのませるのか。(執行部が)のまないなら(野党が衆院に提出する)内閣不信任案賛成までやるのか」

 9日、自民党本部7階。中堅・若手でつくる「速やかな政策実現を求める有志議員の会」(代表世話人=塩崎恭久元官房長官、茂木敏充前行政改革担当相)が開いた2回目の会合で、柴山昌彦衆院議員は大声で、出席者の「決意」を迫った。支持率急落を受け、メンバーは48人(出席者は25人)にまでふくれあがった。

 先月、08年度2次補正予算案の今国会提出を首相に求めた「速やか議連」は、森喜朗元首相や各派領袖から、厳しい批判を浴びた。しかし、支持率急落による焦りが、尻込みしていた議員の背中を押した形。政権批判を続ける渡辺喜美元行革担当相は会合後、「党内は閉塞(へいそく)感に満ちあふれており、若い議員に相当、危機認識がある」と語った。

 そんな中堅・若手の動きに対し、党執行部はいら立ちを隠さない。菅義偉選対副委員長は9日、党本部で記者団に対し「倒閣や新党で動くなど、政権運営を妨げる行動があった場合、同志として一緒にやっていけるか、判断せざるを得ない」と強調した。次期衆院選での公認停止などを念頭に、中堅・若手の動きをけん制したものとみられる。

 一方、小泉純一郎元首相、中川秀直元幹事長ら自民党の郵政民営化推進派は議員連盟「郵政民営化を堅持し推進する集い」を発足させた。

 「3年前の選挙を思い起こしてほしい。不可解な行動をしている方の多くは郵政民営化反対が間違いだったと誓約書まで書いて復党したことを忘れないでほしい」

 小泉氏はこうあいさつし、郵政復党組で、首相側近の山口俊一首相補佐官らが日本郵政グループの組織形態の見直しを検討していることなどを強くけん制。「親麻生」のスタンスを崩さない安倍晋三元首相も民営化堅持の姿勢をアピールした。

 首相は9日夜、首相官邸で記者団に対し、中堅・若手の会合について「いろんな意見が出ることは正直いいことだ。頑張れという声も別にあり、いいことだと思っています」と述べるにとどめた。郵政議連の終了後、小泉氏は参加議員に対し「大変だなあ。次の選挙は。(政権は)すでに追い込まれているんだよ」と語ったという。



  私は麻生政権発足直後、「経済を知らずして愛国を語るなかれ」という掲示板に、このような意見を書きました。

http://9107.teacup.com/cakeyachan28/bbs?BD=3&CH=5&M=ORM&CID=2235

みなさん、麻生首相に期待し過ぎです。

麻生氏が総理になれたのは、(1)清和会と手打ちができたから(2)外資やアメリカが害がないと判断したから です。

誰がやっても沈没なのですから、少数派閥の宏池会にババを引かせるのが自民党主流派及びそのバックの意向だったのです。アメリカ本国同様、旧式の戦艦の使い勝手が悪くなったから自沈させるということです。民主党に政権を渡すくらいなら、できる限りダメージを与えておく戦略でしょう。

要するに、麻生は時間稼ぎの生け贄なのです。断言しますが、もう「何も」できません。おためごかしに終始します。

さて、その沈み行く船からいち早く逃げ出したのは誰でしたっけ?引退しても政治活動を継続すると明言した彼だったんじゃないでしょうか?


  これに対して、麻生首相のもとで景気回復すれば問題はないとか、(麻生氏のことを言っているのに)民主党の小沢代表には適性がないだとか、そういう反論を私にぶつけてきた方々がいました。今の政界を見ると、そういう根拠のない期待をしていた人びとと、政党内の力学を根拠にして主張をしていた私と、どちらが正しかったかは歴然でしょう。
  念のために申し上げておくと、「清和会」というのはいわゆる自民党町村派のことで、自民党の最大派閥です。
  麻生首相はこの派閥の出身者ではありませんが、先の自民党総裁選(もうしょっちゅうやっているのでどの総裁選か分からなくなっているが)清和会の多くの議員が麻生首相を支持しています。二つ目の記事で出てくる

>柴山昌彦

  とかいう議員も、そういう一人です。
  そして、私はずっと「清和会に支持されている以上、麻生首相はカイカク路線に逆らうことは出来ない」と言ってきたわけです。その予想通り、「赤字国債発行もやむなし」や「郵政民営化凍結」という、カイカク路線の修正が噂されるようになった途端、こうやって自民党内が騒がしくなってきたわけです。
  麻生氏が自民党総裁・内閣総理大臣になっても、自民党に対する劇的な支持は回復しませんでした。それを見て、麻生氏をマリオネットにする方向性から、「全ての責任をおっかぶせて自沈させる」老朽化した戦艦にしてしまおうという方向へ舵が切られたということでしょう。おそらく、骨のある議員が消え、地方組織も壊滅状態の自民党という組織自体も一緒に沈めてしまえという狙いがあるに違いありません。

  今後の政局がどうなるか、私が予想するより、キーマンに語ってもらった方がいいでしょう。もう一つニュースを見ておきます。

山崎拓氏「超大連立は第3のリーダーで」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081209/plc0812090045001-n1.htm

 自民党の山崎拓元副総裁は8日夜、民放BS番組に出演し、政界再編の可能性について「衆院選後は与党が3分の2を失い『完全ねじれ』になる。再編で乗り切らないといけない」と指摘し、「自民党も、民主党も、公明党も糾合するにあたり、頭目はどの党首でもない、もっと上に立つリーダーが必要だ」と述べた。また、総額2兆円の定額給付金について「思い切ってやめた方がいい。2兆円で小中学校の耐震工事をやれば、国民の安心・安全につながる」と語った。


  山崎拓は「山崎派」という派閥のボスです。小泉政権で自民党幹事長を務めた武部勤なども所属しており、衆院議員38名を抱える中規模の派閥です。
  その山崎が、麻生政権の目玉政策である「定額給付金」を真っ向から否定し、

>どの党首でもない、もっと上に立つリーダーが必要

  と言っています。ようするに、自分は麻生にも小沢(民主党代表)にもつかない、という意思表示です。「リーダー」というのが、次の選挙で議員を引退し、次男に地盤を譲ると言っているあの人物のことを指しているのは間違いないでしょう。
  山崎は単独で北朝鮮を訪問したことがある親北朝鮮議員ですが、●こちらの記事でも見たように、「日朝国交正常化」を誰かさんと一緒に唱えている人物の一人です。以前から私が言っている「朝鮮コネクション」というやつです。
  そういうお仲間には、「拉致問題が進展しなくても北朝鮮にはエネルギー支援をすべきだ」と堂々と主張なさっている前原誠司・民主党副代表やそのお仲間も含まれています。●彼らは、いわゆる「新自由主義者」であり、党首の小沢氏とソリが合わないことではよく知られています。
  そういう連中が、1番目の記事で110人、次の記事で48人(重複の可能性あり)、そして民主党内には凌雲会の29人、という感じでいるわけです。馬鹿に出来ない数だと思いませんか?
  笑えることにその末席(?)に

>安倍晋三

  が名を連ねています。ネット右翼とかいう連中はこの人が大好きです。このブログにも、「安倍さんは隠れ郵政民営化だ」「新世界秩序のために今は野に下っているだけだ」などと過大評価する大ファンが現れました。紛れもないカイカク派で、ライオン丸の後ろをくっついて歩いているザコだということが、これでも分からないのなら、もう重症ですね。

  今後の展開を、少しだけ予想してみます。

  もしかしたら、今年中の自民党分裂、解散総選挙もあるかもしれません。根拠は、「政党交付金」という仕組みです。政党が金集めに走らないように、国民の税金から一定の政党に金を出すという仕組みなのですが、その基準になるのが1月1日現在の議員数です。この獲得を目指して、水面下で活動が始まっている可能性があります。
  そうでなくても、比較的早い時期に自民党が分裂することは間違いない情勢になってきたということができます。
  そうして、本来は引退するはずだったあの人物が、「日本を救うためには、カイカクの完徹しかない!」というワンフレーズを叫びながら登場するのかもしれません。

  ただ、「彼」の再登場ではあまり新鮮みがないでしょう。地方部ではかえって反発を招くかも知れません。

  そこで、私が飯島元秘書官だったら「橋下徹・大阪府知事」や「東国原・宮崎県知事」を初めとする、カイカク派知事オールスターを結成するよう今から根回しを行います。
  出てくるキャラクターが多ければ、それだけ騒ぎを大きくして混乱を招き、訳の分からないうちにイメージで自分たちに投票させることができます。郵政選挙の時と同じです。ああいう馬鹿騒ぎは同じレベルで2回やってもダメですから、前回を上回る騒ぎを演出すべきです。僅差の選挙区には、公明党の手助けを借りればなんとかなります。
  どうせ長持ちはしないでしょうが、それでも再びカイカク派が政権を取り、決定的な日本破壊をやるには十分な時間は確保できるでしょう。「大企業による農業経営」「健康保険のミンエーカ」「消費税増税によるデフレ地獄」「移民庁設置による大量のチュウゴク人流入」あたりが実現すれば、相当なダメージが与えられるでしょう。
  そして、株価が下がりきったタイミングで、欧米から●こういう人たちが東京ミッドタウンや六本木ヒルズに移住し、東京は第二のニューヨークになるかもしれません。

  そうさせないためには、なんとか野党に頑張ってもらって、清和会、というか小泉純一郎主導の政治の流れを断ち切るしかありません。私が、最悪でも民主党に投票するしかないと言っている意味はそこにあります。
  その一方で、もう中央での権力争いによって国民が翻弄されるような経済の仕組みを変えていかなければいけません。以前からこのブログでも主張している「地域通貨」という仕組みを導入し、経済循環を可能な限り小さなレベルで実現することです。そのためには、食糧とエネルギーの自給体制、さらにはそれを可能とするライフスタイルの変化などが要求されます。
  麻生さんも、どうせ何も出来ないなら、小泉を「景気回復を阻む抵抗勢力だ」と名指しして、泥沼の権力闘争をやって、カイカク派による日本破壊を足止めしてもらえないでしょうかね?まあ、今の彼を見る限り、望み薄ですが・・・。

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