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2008.09.17(Wed)

韓国崩壊・・・そのとき東アジアは?(4) 

  ●前回の記事の続きです。前回は、中国が「中朝冷戦」に勝つために、矛先を北朝鮮ではなく、韓国に向けてきたということを述べました。
  もっとも、このブログを頻繁にご覧になっている方にとっては、この辺はすでにお分かりのことと思います。そうなると、みなさんが気になることは、「では、一体これから東アジアはどうなるのだ?」という点に尽きるはずです。
  私は予言者ではありませんし、物事の見通しを立てるのはあまり上手ではありません(だからこそ、博打的な資格試験に何度も落ち続けて、貴重な二十代の時間を無駄にしている)。それでも、頑張ってやってみます。

  まず、前回の記事のコメントで、「ウヰスキー」さんからも出された疑問ですが、一体このような中国の動きを、アメリカはどう思っているのだろうか、という点からです。
  そもそも、NPT脱退と核実験の開始、その後のKEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構●こちらのサイトを参照)の設立、拉致問題を噛ませることで日本を加えた六カ国協議、2006年の核実験、そして最近のアメリカの宥和政策という一連の流れは、全てアメリカが東アジア最強のランドパワーとなった中国を牽制するためでした。よって、北朝鮮を使って中国を牽制するというアメリカの狙いは、今後も変わる可能性はまずありません。
  そう思っていれば、たとえば、こういうニュースの意味もすぐに分かるわけです。

北朝鮮:新たなミサイル施設 米シンクタンク衛星写真分析
http://mainichi.jp/select/world/news/20080912k0000m030053000c.html
--------以下引用--------
 AFP通信は10日、北朝鮮が同国西海岸で、新たな長距離ミサイル発射施設の建設を進めていると報じた。米シンクタンク「グローバル・セキュリティー」のジョン・パイク代表が同通信に語った。衛星写真の分析で判明したもので、1、2年以内に完成する可能性があるという。AP通信は、米情報当局者の話として「いつでも使用可能な状態」と伝えた。
 AP通信によると、建設場所は西海岸のポンドン里という村で、発射台やロケットエンジンのテスト施設もあるという。約8年前から建設が始まり、05年には使用可能な状態になった。米当局者も数年前に施設の存在を確認していたという。
 北朝鮮は06年7月、同国北東部の舞水端里(ムスダンリ)の実験場から長距離ミサイル「テポドン2号」を発射したが、直後に墜落し、実験は失敗したとされる。
 AFP通信によると今回の施設はこれに代わるもので「より大規模で、発射台も精巧」(同代表)という。年数回の実験が可能になり、テポドン2号や、さらに大型のミサイルも発射可能とみられる。
--------引用以上--------

北朝鮮:テポドン2号のエンジン燃焼実験か
http://mainichi.jp/select/world/news/20080917k0000m030046000c.html
--------以下引用--------
 韓国の有力紙・朝鮮日報は16日、北朝鮮が今年に入り、平安北道鉄山郡(同国北西部)の東倉里(トンチャンリ)に建設中の長距離ミサイル発射施設でテポドン2号(射程6700キロ)とみられるミサイルのエンジン燃焼実験を実施していたと報じた。

 北朝鮮は06年7月、咸鏡北道花台郡(同国北東部)の舞水端里(ムスダンリ)でテポドン2号を発射し、失敗した後もミサイル開発を続けており、テポドン2号の改良型の燃焼実験の可能性もあるという。

 韓国政府の北朝鮮情報筋が15日、「米国の偵察衛星で把握された」と語った。実験場は数年前から段階的に建設され、来年にも完成する見通しという。同紙は実験時期は特定していないが、聯合ニュースは16日、韓国政府消息筋の話として「今年5~6月ごろ」に実施されたと伝えた。

 東倉里の発射施設は今月10日、米シンクタンク「グローバル・セキュリティー」が衛星写真を分析し、「西海岸のポンドン里に新たに建設を進めている」と指摘した長距離ミサイル発射施設。韓国政府筋によると現在、8割程度の工程が建設された状態という。
--------引用以上--------

  この時期に来て、立て続けに二発です。しかも、出所が同じアメリカ国内のシンクタンクです。私からすれば、「これはギャグでやっているのか?」と思えるほどです。
  今までの3回の記事をご覧になった方なら、もうすぐに意味がわかりますね。この実験は、中国を脅すためであって、それ以上の目的はありません。ミサイル実験が本当に行われたかどうかは二の次です。
  北朝鮮関連のブログ記事や新聞の論説を見ていて、何か素直に納得がいかないのは、上のようなアメリカの意図を理解せず、「国際社会の安定」とか「パワーバランス」とか「世界平和」という抽象的な観点からしか論じていないからです。
  彼らの多くは、アメリカ信者でもありますから、アメリカが自分たちの日本より北朝鮮を軍事的パートナーとして見なしているという現実を受け入れられないのでしょう。もしくは、そんなことを考えてみたことすらない能天気な連中なのかも知れません。どちらにせよ、そういう論者の言い草が当てにならないことは確かでしょう。
  そして、このようなアメリカの意図に、おそらく中国も気づいているはずです。だからこそ、「東北工程」だけでなく、こういう「嫌がらせ」もしてくるわけです。

中国の「長白山文化論」に韓国の学者が反論
http://www.chosunonline.com/article/20080115000064
--------以下引用--------
 「中国の“長白山(白頭山)文化論”は、韓国の民族文化の独自性を否定しようとする、“もう一つの東北工程(高句麗・渤海の歴史を中国の歴史に編入しようとする企図)”だ」

 白頭山を「長白山」と表記し、「女真族発祥の地」であることを強調する中国当局の「長白山文化論」に対して反論を試みる論文が発表された。又石大の趙法鍾(チョ・ポプチョン)教授(韓国古代史専攻)は、最近発行された学術誌『白山学報』第79号に、「長白山文化論に対する批判的検討」と題した論文を掲載した。

 「長白山文化」という表現は、2000年10月に発足した中国吉林省の「長白山文化研究会」によって提唱されたものであり、長白山を「中国東北文化を代表し、東北人民の精神的シンボルである」「中国文化の重要な源流の一つだ」などと定義付けるものだ。また、白頭山をユネスコの世界遺産に単独で登録しようとする中国当局の目標に沿ったさまざまな開発政策を打ち出している。

 「長白山文化論」の内容は、▲白頭山の名称は「長白山」であり、▲「長白山文化」を共有する範囲は現在の東北3省から内モンゴル自治区東部、ロシア沿海州、韓半島(朝鮮半島)の一部にまたがるもので、▲西周時代から中国に服属してきた粛慎族を中心に発達した後、ユウ婁→靺鞨→女真→満州族に受け継がれていった、というものだ。また▲「長白山文化」は漢民族の影響を受けて成立した中原文化圏の一部であり、▲満州族によって「長白山」が宗教的な崇拝の対象になった、とも主張している。
--------引用以上--------

  ●「米中ダブル崩壊」の記事でも述べたように、アメリカの経済を回して行くには、「デフレ輸出装置」である中国が絶対に必要です。
  しかし、その装置が自分たちに逆らうような事態は、アメリカにしてみれば好ましいわけがありません。たとえば、太平洋に中国の潜水艦がウヨウヨ出てくるという事態を想定してみてください。太平洋を行き来するアメリカの貿易船が、通商破壊の対象になってしまうことになり、世界貿易は一気に危機に瀕します。船舶の保険は高騰するでしょうし、何よりアメリカ国内に安い財が入ってこなくなります。これは、他の国についても同じです。
  世界のみんなが嫌々ながらもアメリカの支配に従っているのは、少なくともアメリカのやり方に従っておけば、貿易だけは滞ることがないと暗黙のうちに認めているからです。逆に言えば、アメリカに海上貿易を牛耳る力がないと分かれば、(日本を除いた世界中の国が、いっせいにアメリカに離反するでしょう。イギリスが二度の対戦を通じて力を失ったのも、そういう貿易を守るパワーがなくなったからだということです。
  そうなると、北朝鮮の存在は、アメリカの貿易支配を中国が脅かすという不測の事態が起こらないための担保だということができます。
  余談ですが。親米保守を自称している方々は、「その役目は日本が果たしているのだ」と言いたいのでしょうが、現実はそうではありません。日本は、北朝鮮にパチンコ資金やら、戦後史上最大の売国宣言とも言える●ピョンヤン宣言の履行に基づく経済援助をするための役割に過ぎません。
  そんな事態になったのは、ひとえに「アメリカに頼っていれば間違いない」と、誤った情報で国民を惑わしてきた思考停止バカがたくさんいたからです(たとえば、●このお方)。自分でまいた種なので、我慢してください(笑)。

  さて、話を戻して、極端な話ではありますが、アメリカの首脳陣、、特にアメリカ軍は、北朝鮮さえ無事なら、韓国についてはどうでもいいと考えているかもしれません。それどころか、アメリカはどうも韓国をお荷物だと思っているのではないかという節さえあります。
  以下に引用する出来事が、そのアメリカ側の思惑を如実に物語っています。

米 韓国有事指揮権を早期移譲 (NHK、2006年9月28日)
http://sakura4987.exblog.jp/4228373/
--------以下引用--------

http://www3.nhk.or.jp/news/2006/09/28/d20060928000152.html

 朝鮮半島の有事の際に、韓国軍を指揮する権限は現在アメリカ軍が握っていますが、米韓両国はこの権限を韓国側に移すことで合意しています。

 時期をめぐっては、アメリカ側が韓国政府が当初予定していた2012年よりも早い、2009年の移譲が可能だとの立場を示し、韓国内では同盟関係の弱体化につながるとの懸念が広がっています。

 ローレス国防副次官は27日、アメリカ議会下院の公聴会で証言し、「3年後の2009年までに移譲を完了することが十分に可能だ」と述べ、そのために必要な韓国軍の訓練などの準備も進めていることを明らかにしました。

 米韓両政府はこの問題を来月の国防相会談で決着させたい考えで、ローレス国防副次官の発言は、アメリカとしては早期に移譲を目指す考えに変わりがないことを明確にしたものです。
--------引用以上--------

  アメリカは、韓国に置いている陸軍(いちおう「国連軍」として駐留)を、早く削減したくてしょうがないのです。こういう話もあります。

2008年版防衛白書・「在韓米軍」の項目
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2008/2008/html/k1223000.html
--------以下引用--------
 現在、米国は、在韓米軍に関し、漢江以南への再配置を2段階で進めるとの合意(03(平成15)年6月)や約37,500人の人員のうち12,500人を削減するとの合意(04(同16)年10月)などに基づき、その態勢の変革を進めているが、人員については、本年4月の米韓首脳会談において、現在の28,500人を適切な規模として維持することで合意された。こうした変革の中、米国は、米韓相互防衛条約に基づき、在韓米軍の近代化に投資し、米韓連合軍の抑止力の維持強化に努めている。
--------引用以上--------

  作戦統帥権は韓国に移して、自分たちはソウルより南へ引っ込む、兵士の数も減らす(本当はゼロにしたい)、あとは勝手にやってくれ・・・というメッセージが明確に出ています。
  こんなことを日本でやったら、自民党清和会のようなアメリカの飼い犬や、親米保守のお歴々が大騒ぎするのでしょうが、韓国ではなぜかそういう世論が巻き起こってきません。ここは非常に重要です。
  
  なぜ、韓国世論は米軍の明らかな兵力削減方針に対して異論を唱えないのか?

  簡単です。プロパガンダがばらまかれていて、国民がそういう危機感を持たないように仕込まれているのです。
  
  今までの記事を読んで、みなさんは、変だと思いませんでしたか?
  あの、唯我独尊と言うことなら天下一であろう「朝鮮人」が、●中国人労働者が5年間連続就業できるという法案が提出されたにも関わらず、なんでデモ一つ起こさないのか、と。
  だって、そうでしょう。●売春婦(リンク先では「職業女性」などと言っているのが笑える)が仕事を奪うなとビキニの水着を着てデモをするような人びとが、自分たちの歴史ばかりか、仕事まで奪おうとする中国人労働者解禁に対して、まったく音沙汰がないのです。不思議ではありませんか?
  私も最近気づいたのですが、韓国のデモとか反日騒ぎとかいう一連の騒がしいイベントは、全て一部の人間たちの都合のために行われている目くらましで、国民の間から自発的に組織されたデモなんかではないのです。
  たとえば、以下のようなデモなど、その典型でしょう。

韓国、米牛肉輸入の抗議デモで約230人逮捕
http://www.afpbb.com/article/economy/2399358/2987166
--------以下引用--------
 韓国・ソウル(Seoul)で1日、政府による米国産牛肉の輸入制限解除に抗議するデモ隊と警官隊が衝突し、デモ参加者228人が身柄を拘束された。

 抗議デモは前夜に2万人が参加して行われた抗議のキャンドル集会に引き続いて行われたもの。李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領の辞任を求めるスローガンを叫びながら大統領府に向かって行進するデモ隊と、これを阻止しようとした警官隊がもみ合いになり、警官隊がデモ隊に放水して強制排除する騒ぎとなった。

 警察発表によると、デモ参加者228人の身柄を拘束し、取り調べを行っているという。

 韓国では、米国産牛肉の牛海面状脳症(BSE)感染への懸念が高まるなか、政府が米産牛の輸入制限の解除告示を29日に決定したことから、連日、大規模な抗議集会が開かれている。
--------引用以上--------

  狙いはズバリ「反米感情の惹起」です。国民が望んでいるのではありません。あえて言うなら、「望むようにし向けられている」のです。
  たとえ、事情があってデモに参加していない人でも、上の記事のような写真を見せられたら、「ああ、みんなアメリカを面白くないと思っているんだな」と思うはずです。朝鮮人というのは、負けず嫌いで、強国に対するコンプレックスが強い人が多いようですから、こういう記事で「世論」を形成するのはそれほど難しいことではありません。「みんながやっている」「世界はこういう流れだ」と言えば、緊縮財政やグローバリゼーションをやすやすと受け入れてしまうどこかの国と同等、いや、激しやすい分、韓国人の方が簡単かもしれません。
  そうやって、「米軍離れ」を起こす一方で、本当に怖い「外資による収奪」「中国による産業乗っ取り」からも目をそらすことができるわけですから、一石二鳥でしょう。
  
  このような諸事情を踏まえると、結論は一つしかありません。

  「韓国は、今度こそ中国に侵略される。ただし、アメリカのシマを荒らさない程度まで」

  怖い話だと思いましたか?

  私が韓国の話をここまでするのは、別に韓国を守りたいからでも何でもありません。日本が、韓国と同じ運命になってほしくないからです。

  すみません、今回で完結するはずだったのですが、もう一回書きます。締めとして、日本は今後どうすればいいのか、という点について述べます。
  もし、それまで待ちきれないという方は、以下の参考記事をお読み下さい。基本的な問題意識は、この頃と変わっていません。


【参考】韓国が中国に呑み込まれる日
http://roronotokoro.blog113.fc2.com/blog-entry-44.html


  それでは、次回をお楽しみに!!(山場CMとは違いますからね!!笑)

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