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2008.05.11(Sun)

情報という武器を握る人びとと、我々の文明の未来 

  どうも世の中のトレンド(笑)から離れたことばかり扱っているので、最新のニュースでも取り上げてみようかと思います。
  もっとも、ご存じのようにこのブログのキャッチフレーズは、「少し上から眺めてみよう」(夏までは事情があってタイトルを変えていますが・・・)なので、一筋縄では行きません。それでは、早速見てみましょう。

ウソだろ!? ガソリン1リットル=300円時代が追っている
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080510-00000006-gen-ent
--------以下引用--------
 ついに1リットル=300円に突入か――。連休中の6日、ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場で、米国産標準油種(WTI)の6月渡しが一時、1バレル=122.73ドルまで上昇し、史上最高値となった。気になるのは、今後のガソリン価格だ。1リットル=160円前後でも、庶民は青息吐息だが、それが倍になる恐れがあるのだ。
  「原油価格は年初に初めて1バレル=100ドルを突破し、わずか4カ月余りで約2割も上昇した。昨年初めの1バレル=約50ドルの約2.4倍です。ガソリン価格は、原油調達コストを数カ月後の卸値に反映させ、そこへ人件費などの諸経費を加え、小売価格を決めるのが一般的。昨年初めのガソリン価格が1リットル=115~120円だったことや、1バレル=200ドルに到達するという予測などを考えると、単純試算で数カ月後には300円台にハネ上がっても不思議ではない」(石油業界関係者)
 中古車買い取り業者の調査だと、自動車を所有できるガソリン価格の上限は「160円以下」が全体の約半数だった。大半がマイカーを手放すしかなくなる時代がすぐそこに来ている。
--------引用以上--------

  昨今よく言われるガソリンの高騰が話題です。1リットル=300円になるかもしれない、と言いたいようです。普通のブログならこの後きっと、国際情勢がどうだとか世界経済がどうだとか、ウダウダ関連事項が続くかもしれません。
  しかし、私がこの記事についてみなさんに分かってもらいたいことは、たった一つしかありません。

  それは、本当にガソリンがリッター300円になるおそれがあるからこういう記事が書かれているのではないということです。

  むしろなの逆です。こういう報道の狙いというのは、「ガソリンがリッター300円になるかもしれない」という集団心理を作り上げることなのです。
  今の資源高を引っ張っているのは、商品先物取引です。まあ現物取引にもそういう面はあるのですが、特に先物取引の価格は、「将来に対する期待」だけで価格が決まっています。
 
  では、その期待を形成しているのは何でしょうか?

  まさか、すべての企業や投資家が、世界中の油田の埋蔵量や採掘量を事細かにチェックしているわけがありません。個人の投資家や、投資銀行のような機関投資家も、ニューヨークやロンドンの相場をチェックしたり、石油関連のニュースに目を通しているくらいです。

  そうなると、簡単な話です。期待を形成しているのはマスメディアなのです。

  しかし、マスコミと言っても、朝日新聞やNHKなどのことではありません。思い切って断言すれば、ロイター通信(英)とAP通信(米)という二つの通信社です。まあ、フランス系のAFP通信と、テレビで言うとBBCとCNNを入れてやってもいいかもしれません。

  NHKや朝日新聞みたいな各国メディアというのは、こういう連中がばら蒔いた「風評」を自国語で「誇張」して伝える役割でしかありません。中には今回紹介した日刊ゲンダイのように、針小棒大におもしろおかしく記事を書いて、ばらまいた側の期待を上回る仕事をしてくれるメディアもあります。
  これは、個別の事件で何かつき止めて、スクープを挙げることとは無関係です。朝日新聞が、どっかに隠れているオサマ・ビン・ラディン(もう忘れたよ!という人は●こちら)の独占インタビューに成功するかもしれません(まあ、そんな危ないことをする度胸はないだろうが。笑)。
  しかし、そういうスクープと、「原油の先物はこれからも上がる」というメッセージとは全く異なる点があります。それは、後者のメッセージには何の物理的根拠も証言もないからです。

  要するに石油がそのうちリッター300円になるとか、これから先も原油の先物相場が上がり続けるというのは、「デマ」なのです。
  しかし、このデマのうまいところは、全く有り得ないデマではないというところです。つまり、今実際に見せつけられている断片的な情報の中に、こういうデマが紛れ込んでくると、相乗効果で「これは可能性が高い」などと思わされてしまいがちだということです。
  まあ、私自身、塾講師という空気を売るような商売をしているものですから、これはかなり自信があるのですが、どうせ嘘をつくなら、未来の出来事についてだけ嘘をつくといいのです。
  そういう嘘は、過去に何があったか(歴史的事実)という問題と異なり、証拠は全くありません。「私は昨日大阪で人を殺した」と言っている人間なら、証拠を集めて殺人罪で牢屋にぶち込むことができますが、「私は10年後世界のどこかで人を殺します」と言っている人間は逮捕できません(おかしなやつだと思われることは確実だが)。それと同じです。未来に起こる出来事は、誰も確かめようがないのです。
  そうなるおと、何を言うかより、誰が言うかが重要になってくるのです。私がブログで「アメリカと中国は必ず崩壊する」という記事を書くより、朝日新聞や読売新聞が同じ内容の記事を書いた方が信頼されるでしょう。
  もし朝日や読売の言っていることが絵空事に過ぎないとしても、証明すべき事実がないのですから嘘を暴きようがありません。ナチスの宣伝大臣だった●ゲッベルスという人物は、「嘘も100回突けば真実になる」などと豪語したらしいですが、そのことは未来についての嘘にはよりよく当てはまるでしょう。歴史的事実であれば、どこかで証人や物証が生きているかもしれませんから、ゲッベルスもおちおち眠れないでしょう(笑)。

  では、そもそもなぜロイターやAPがそういう嘘を世界に向かって発信するのでしょうか?

  それは、期待を形成して相場を吊り上げ、巨額の投資で儲けようとしている人々がいるからです。ロイターやAPも営利企業ですから、必ず飼い主がいます。前者がイギリス系で、後者がアメリカ系ということで、分かる人なら分かるかもしれません。もっとも、時間もないので(すいません、明日休日なのに出勤しないといけません・・・)、その辺はご自分で検索でもしてみてください。
  大ヒントとして、「ロスチャイルド」とか「ロックフェラー」なんていう言葉と組み合わせるといいかもしれません(笑)。

  このブログでもたびたび言っているとおりアメリカは衰退しています。イギリスはすでに没落している国です(●こんな医療しか出来ない国が、日本より上だというのはどう考えてもおかしい)。
  しかし、この2か国、というより背後にいて金利や配当でぼろ儲けしている連中(国際金融資本とかいう。多くがユダヤ人)が、世界の支配層から降りることはしばらくないでしょう。なぜなら、彼らはグローバルメディアを通じて「情報」という最高の武器を使えるからです。

  こういうことを書くと、絶望感に襲われて、こんなことを叫ぶ人がいるかもしれません。

  「われわれ庶民は、たった一握りの金融資本とかいう連中に振り回されるしかないのか?」

  端的に答えておきましょう。そうです。おそらく、これからも彼らの富をさらに増大させるためのゲームに付き合って、右往左往させられることにはなります。

  しかし、だからといって、絶望する必要は全くありません。

  まず、彼らの侵略はゆっくり順を追って進められているということです。間違っても「北斗の拳」のオープニングみたいな、世界核戦争など起きはしないということです。理由は簡単で、そんなことをしたら彼らのために働く手足がいなくなってしまうからです。まだまだ時間はあります。焦る必要はありません。

  次に、この国際金融資本も万能の神ではないということです。
  たとえば、彼らは中国を使って世界的なデフレを引き起こし、世界の資産を一気に買い占めようとしました。しかし、潰そうとしている日本(技術力で米英を脅かす唯一の国家)やロシア(ランドパワーの大ボス)は意外と手強く、逆に道具に使った中国がチベット人虐殺などの醜態をさらしているため、計画は頓挫しています。
  また、直接の手下であるアメリカ・イギリスにイスラム文明(金利を認めない唯一の文明)を攻撃させましたが、米軍首脳部の賢明な判断もあって、イランとの滅亡戦争は回避され、泥沼になっているイラク撤退の機運も盛り上がってきました。もはや、本当にイスラム世界を潰すなら、イスラエルに核攻撃をさせるくらいしか手が無くなっています。
  要するに、彼らの計画はかなり緻密なので、ちょっとした狂いで墜落し始めるのです。
  次に手を打ってくるとすれば、資源高騰で各国の産業や経済を完全に破壊したあと、国連みたいな組織が天然資源を一元管理する(もちろん、金融資本がそれを牛耳る)ような仕組みを作ることでしょう。しかし、これも成功するか分かりません。
  そういう程度の連中だということです。もちろん、これは嘗めてかかっていいということではありません。

  そして、最後に、最悪の場合の備えをしておくことです。
  たとえば、ガソリンや灯油が使えなくなっても何とかなるような仕組みを、きちんと使えるようにしておくべきです。木炭というのは、こういう時のためにあったのではないかと思います。また、ガラスやプラスチックの器が使えなくなったら、焼き物のお皿や木のお椀を使うべきです。コンクリートの家が無理なら、茅葺きの屋根と土塀で家を造ればいいのです。
  よく考えると、こういうのはみんな伝統工芸というものの中に息づいています。備長炭、有田焼、会津塗りや飛騨春慶、合掌造り集落・・・どうですか。これらは全部、石油が入ってくる以前から、我々の祖先たちが編み出してきたアート(技術、芸術)なのではありませんか?
  そうなのです。伝統工芸というのは、人類の文明が限界を迎える日に備えて、我々の祖先が残した贈り物なのです。そう考えれば、「伝統だから」という理由だけで尊んできた目線が、かなり変わってくるはずです。
  今こそ、日本の知恵を見直す時です。武士道(支配者の道徳であり、大多数の農民には無縁の道徳)や剣道(西洋人に好かれるためにフェンシングの真似をして歪められた)よりも、もっとずっと大切なものが、そこには隠されています。

  もちろん、もっと手近なところで言えば、国際金融資本にやすやすと国を売り渡すような連中(たとえば自民党・公明党や経団連)にNOを突きつけることです。彼らにやりたい放題にさせれば、間違いなく日本や世界が崩壊するまでの時間が縮まります。
  私が国民新党や共産党、最悪でも民主党に投票すべきだと言っているのはそういうことです。足の引っ張り合いをさせて、国民のご機嫌取り合戦に持ち込めば、日本がメチャクチャになるスピードが遅くなるからそういうことを言っているのです。私は底意地の悪い人間なので、安倍サンだとかマンガ太郎だとかを持ち上げて「こんな素晴らしい人物に導いてもらおう」という、ブログなんかで書かれがちな期待は一切していません。
  また、食糧自給率のアップも重要です。小麦や大豆は、限界ギリギリまで作っていいのではないでしょうか。肥料は石油を使った化学肥料などではなく、堆肥のような昔ながらの肥料を使うといいでしょう。これなら、今でも有機農業でやっています。
  逆に、廃棄食品のようなムダは減らし(たとえば、外食産業に「生ゴミ税」を課すなど)、有効に食糧資源を活用できるようにすることです。

  不安を煽る「世界の出来事」などに惑わされず、しかし着実に(せめて心くらいは)準備をして、下を向かずに生きていきましょう。

  ああ・・・明日早いのに、こんな長くなってしまいました・・・。コメントへの返事は明日(日付は今日)の夜以降にさせていただきます。それでは、おやすみなさい。

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