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2008.04.13(Sun)

小泉純一郎と朝鮮コネクション 

  ※4月15日1時に、関連記事へのリンクを追加しました。

  私が小泉純一郎という政治家を非難すると、彼のシンパとおぼしき人から必ずこういう類の反論を受けます。

  「小泉さんがいなかったら拉致問題は進展しなかった」
  「北朝鮮の脅威を知らしめたのは小泉さんの功績だ」

  こういう反論がまずもって出てくる自体、小泉という政治家が内政面ではろくなことをしていないということだと思うのですが、その彼が最近、北朝鮮について興味深い発言をしました。

小泉元首相:「福田首相が行かなくちゃ」訪朝促す
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080411ddm005010117000c.html
--------以下引用--------
 自民党の小泉純一郎元首相は10日夜、同党の山崎拓前副総裁や民主党の岩国哲人元副代表ら両党議員6人と東京都内で会合を開いた。日朝外交について「国交正常化の実現には首相が決着をつけるしかない。自分はもう行くつもりはなく、行くのは首相だ」と述べ、福田康夫首相の訪朝を促した。支持率が低迷する福田首相を、2度の電撃訪朝で政権浮揚に成功した自身の体験を踏まえて激励したとみられる。会合に出席した民主党衆院議員は「北朝鮮外交に熱心な両党議員で集まった」と話している。
--------引用以上--------

  注目は、ここです。

>国交正常化の実現には首相が決着をつけるしかない。

  その後に、「2度の電撃訪朝で政権浮揚に成功した自身の体験を踏まえて激励したとみられる」という憶測が付いていますが、外れです。小泉は、文字通りに、早く日朝国交正常化してくれと言っているだけです。
  
  え?あの北朝鮮と国交正常化?

  そう思う方もいるかもしれませんが、私には何の不思議もありません。なぜなら、この日本で小泉純一郎ほど親・北朝鮮の政治家はいないからです。
  別に彼自身が「私は北朝鮮シンパだ」などと言ったわけではありません。以下のような事実があるからです。

(1)ピョンヤン宣言

  小泉が、拉致被害者5人を「取り返してきた」時に、北朝鮮のキムジョンイル総書記と取り交わした覚え書きです。内容をもう一度おさらいしましょう。

ピョンヤン宣言(外務省ホームページより)
http://210.163.22.165/mofaj/kaidan/s_koi/n_korea_02/sengen.html
--------以下引用--------
小泉純一郎日本国総理大臣と金正日朝鮮民主主義人民共和国国防委員長は、2002年9月17日、平壌で出会い会談を行った。

 両首脳は、日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、実りある政治、経済、文化的関係を樹立することが、双方の基本利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与するものとなるとの共通の認識を確認した。

1.双方は、この宣言に示された精神及び基本原則に従い、国交正常化を早期に実現させるため、あらゆる努力を傾注することとし、そのために2002年10月中に日朝国交正常化交渉を再開することとした。
 双方は、相互の信頼関係に基づき、国交正常化の実現に至る過程においても、日朝間に存在する諸問題に誠意をもって取り組む強い決意を表明した。

2.日本側は、過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した。
 双方は、日本側が朝鮮民主主義人民共和国側に対して、国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、低金利の長期借款供与及び国際機関を通じた人道主義的支援等の経済協力を実施し、また、民間経済活動を支援する見地から国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施されることが、この宣言の精神に合致するとの基本認識の下、国交正常化交渉において、経済協力の具体的な規模と内容を誠実に協議することとした。
 双方は、国交正常化を実現するにあたっては、1945年8月15日以前に生じた事由に基づく両国及びその国民のすべての財産及び請求権を相互に放棄するとの基本原則に従い、国交正常化交渉においてこれを具体的に協議することとした。
 双方は、在日朝鮮人の地位に関する問題及び文化財の問題については、国交正常化交渉において誠実に協議することとした。

3.双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。また、日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認した。

4.双方は、北東アジア地域の平和と安定を維持、強化するため、互いに協力していくことを確認した。
 双方は、この地域の関係各国の間に、相互の信頼に基づく協力関係が構築されることの重要性を確認するとともに、この地域の関係国間の関係が正常化されるにつれ、地域の信頼醸成を図るための枠組みを整備していくことが重要であるとの認識を一にした。
 双方は、朝鮮半島の核問題の包括的な解決のため、関連するすべての国際的合意を遵守することを確認した。また、双方は、核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の諸問題に関し、関係諸国間の対話を促進し、問題解決を図ることの必要性を確認した。
 朝鮮民主主義人民共和国側は、この宣言の精神に従い、ミサイル発射のモラトリアムを2003年以降も更に延長していく意向を表明した。

 双方は、安全保障にかかわる問題について協議を行っていくこととした。 
--------引用以上--------

>日本側は、過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に
>多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、
>痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した。

  日教組や社民党が聞いたら泣いて喜びそうな名文句ですね。これを口にしたのは他の誰でもない、小泉自身です。
  外務省の田中審議官たちが入れさせたのだ、という批判もありそうですが、もしそうだとしたら、「小泉純一郎という政治家は自分が交わす覚え書きすらまともに読まない大馬鹿である」「日本が朝鮮に悪いことをしたという文言をあえて訂正させなかった」か、どちからということです。どちらにしろ、小泉が日教組や社民党に近い考えの持ち主だという可能性は非常に高いということです。
  この覚え書きを国際的に発信した「事実」から、小泉が愛国的な保守政治家だという憶測がなぜ出てくるのか、納得できる意見を私は見たことがありません。

国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、
>無償資金協力、低金利の長期借款供与及び国際機関を通じた
>人道主義的支援等の経済協力を実施し、また、民間経済活動を
>支援する見地から国際協力銀行等による融資、信用供与等が
>実施されることが、この宣言の精神に合致する

  「双方が適切と考える期間にわたり」ということですから、日本が出す金に北朝鮮が注文をつけられるということです。つまり、小泉は北朝鮮を援助すべきだと表明したということです。これのどこが「北朝鮮に対して強硬的」なのでしょうか。  

>在日朝鮮人の地位に関する問題及び文化財の問題については、
国交正常化交渉において誠実に協議することとした。

  在日うんぬんより、重要なのは、この時点ですでに2回も「国交正常化」という文言が出てきていることです。
  ここから分かるのは、小泉は、北朝鮮と国交を回復したくてしょうがないということです。だからこそ、冒頭のニュースのように、国交正常化をせかすような発言をしているわけです。
  ここには、小泉や、彼の属する「清和会」(町村派)(安倍や福田もここ出身)という派閥の持つねじくれた姿勢が現れているといえます。
  清和会は現在自民党の中で最大の派閥です。そこからも分かるように、彼らの基本的な姿勢は「カイカク推進」です。つまり、財政均衡や国際競争力の強化のために、無駄な支出は極力抑え、規制緩和や国営事業の民営化を進め、それによって民間企業(輸出企業や外資)に便宜を図ろうというものです。
  しかし、このやり方だと、国内に利権のシマを築くことができません。最近の選挙で、自民党が政令指定都市と山口県を除いた地方部で負け続けているのは、そういうことと無縁ではありません。
  そこで、彼らが目をつけているのが「北朝鮮」だということです。国交正常化に伴う莫大な援助で、商社や(今はを都市再生事業で食わせている)大手ゼネコン、さらには在日朝鮮人資本に餌を与えようという算段です。
  小泉がピョンヤン宣言を行い、安倍前首相それを昨年2月の六カ国協議で国際的合意にまで高めたのは、そういう狙いがあったからだと考える方が自然でしょう。なにしろ、日本の外交にとってはただの一点も評価すべきポイントがなかったのですから・・・。
  もっとも彼らの誤算は、求心力を煽るためのネタだった拉致問題で、国民の間に火が付いてしまったことです。小泉や安倍が愛国だと盲信している一部の層は別として、国民に「北朝鮮」というものを受け入れさせるのは大変そうです。
  この国民の北朝鮮に対する違和感、嫌悪感をどうやってごまかすしていくかが、今後注目すべき点だと言えます。

  さて、小泉が親・北朝鮮の政治家だと考えられるもう一つの事実があります。

(2)在任中の「朝鮮銀行」への税金投入

  Dogma and prejudiceさんの●「朝銀の公的資金投入」と「歴代内閣」の関連という記事が参考になります。これによると、橋本内閣時代の公的資金投入は3102億円なのに対して、小泉内閣のそれはなんと1兆500億円にも上るとのことです。
  これを持ち出すと、「北朝鮮とつながりのあった野中広務という政治家の影響であって、小泉さんのものではない」という人がいます。
  しかし、これもさっきの田中審議官だの外務省だのが反日だという意見と同じことになります。すななわち、それが本当だとしたら、「小泉は野中広務の意見を唯々諾々と受け入れる親北朝鮮派である」か、「税金を北朝鮮系の銀行救済に使うという一大事に全く関心のないダメ政治家」か、どちらかの結論しかなくなってしまうわけです。
  むしろ、マスメディアがオモシロおかしく描いていたように、野中という政治家は小泉にとっては不倶戴天の敵でした。 
  なぜなら、野中は「清和会による朝鮮利権の独り占め」という小泉の目的にとって、一番邪魔だった人物だからです。この人物は同和団体やパチンコ資本といった朝鮮と縁のある政治家でした。小泉政権時代に●ハンナン事件など、同和団体利権にメスが入ったのは、朝鮮資本に対する野中の影響力を排除するためのものだったと考えられます。 
  あるいは、野中と北朝鮮はもとから大した関係でもなかったのに、小泉や清和会が親・北朝鮮派であることを覆い隠すために、「朝鮮人とズブズブの野中」という虚像をでっち上げて、それを叩くという行為に出たのかもしれません。
  もちろん、小泉と野中の暗闘について、私は細かいことはあまり知りません。しかし、(1)と(2)を総合すると、この程度のことしか考えられないという気がします。

  冒頭のニュースに戻って、次に、注目したいのはここです。

>同党の山崎拓前副総裁

  この政治家ですが、最近も、こんなことをしています。

山崎拓氏が超党派訪朝団結成へ
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080402/stt0804022211006-n1.htm
--------以下引用--------
 山崎拓氏 自民党の山崎拓元副総裁が自民、公明、民主各党の議員による超党派訪朝団を結成し、早ければ今月中にも北朝鮮を訪問する方向で調整していることが2日明らかになった。関係者によると、訪朝団は山崎氏、民主党の岩國哲人衆院議員、公明党の東順治副代表らで構成される予定という。議員外交を通じて拉致、核開発問題について協議し、日朝国交正常化を目指すのが狙いだ。

 これに関連し、山崎氏が最高顧問を務める自民党朝鮮半島問題小委員会は3日、平成14年9月の小泉純一郎首相(当時)の初訪朝を手がけた田中均・元外務審議官から朝鮮半島情勢について意見聴取する
--------引用以上--------

  こういうニュースを見ると、だいたいネット上では山拓(山崎拓のあだ名)叩きが始まるのがパターンになっています。しかし、そういう彼が、冒頭のニュースのように、小泉が呼びかけたであろう集まりに出席しているのです。
  そういえば、同じYKKというグループを作っていた加藤紘一の方は、「加藤の乱」に失敗して恥を晒したり、自宅に火をつけられたり、さんざんな目に遭っていますが、山拓の方はいくらスキャンダルがあっても失脚する気配すらありません。
  小泉ファンにとって耐え難いかもしれませんが、この山崎という人物は小泉の別動部隊なのでしょう。そういうことでしか説明がつきません。
  冒頭のニュースに山拓が出てくるのも、小泉からいろいろ指示を受けるためだったのだと考えるのが合理的です。
  
  他に、気になるのはここです。

>民主党の岩国哲人元副代表ら
>会合に出席した民主党衆院議員

  山拓のところで引用したニュースの超党派議員団にも、「民主党」の名前が入っています。民主党には、●前原誠司・前代表のような親・小泉の政治家もいたりするわけですが、これで私はピンと来ました。

  ははぁ~なるほど、政界再編があったときに小泉(清和会)を軸に結集する人間には、朝鮮利権というおいしい餌が与えられることになっているのだな、と。

  おそらく、小泉の下に集まる人間には「カイカク推進」「外国を利用した利権」という共通項があるのです。それ以外に、小泉・清和会-山拓-公明党-民主党(前原や岩国のような反小沢派)がつながる理由はありません。
  平沼新党や小沢一郎・民主党代表の動きも大事なのかもしれませんが、この「朝鮮コネクション」ともいうべき連中の動きこそ、一番注意して監視しなければならないでしょう。
  彼らはかなりの確率で、朝鮮側(キムジョンイルや統一協会など)に コントロールされることになるでしょう。我が国の独立自尊が脅かされるのは間違いありません。それに何より、国内は切り捨てて外国に活路(?)を求めているわけですから、日本人の経済や生活はないがしろにされるに決まっています。
  そういうことから、選挙で投票する際は、候補者の属する派閥(自民党)・グループ(民主党)も見ておく方がいいでしょう。「町村派」「山崎派」や、「前原グループ」はかなり危険です。また、公明党は党丸ごと危険分子なのは言うまでもありません。
  私の考えでは、日本の政治が大きく動くことになるのは、次の衆議院選挙(このまま解散がなければ2009年9月)から、2010年3月にかけての9ヶ月です。総選挙は言うまでもありませんが、2010年の3月には、憲法改正案を国会に提出して国民投票を行うことが可能になるからです。
  そのとき役に立つように、「自END」カテゴリなどで、議員の動向などもお伝えしていきたいと思っています。

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「またもや小泉傀儡政権」福田内閣を叩き潰せ!!
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