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2008.03.24(Mon)

スポーツの政治利用だって 

  最近、北京オリンピックのボイコットを示唆する発言をする海外の政治家が結構います。(我が国には一人もいない)
  まあ、欧米も日本同様、一般国民よりスポンサーであるグローバリスト企業の方がはるかに政治力があるので、実際にボイコットする国が出てくるとはあまり思えません。それでも、このような発言で相手を牽制するのは意味があることです。
  そういう発言に対する、「よくある批判」が以下のようなやつです。

オリンピックを政治問題に絡めるべきではない=中国首相
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-30888420080318
--------以下引用--------
 中国の温家宝・首相は、チベット騒乱鎮圧を受けて北京オリンピックのボイコット論が浮上していることに対し、オリンピックを政治問題に絡めるべきではないと訴えた。

 首相は記者会見で「われわれは、オリンピックの主旨と憲章を尊重しなければならない。その主旨は、オリンピックを政治問題化してはならないというものだ」と述べた。

 ハリウッド俳優で「チベットのための国際キャンペーン」の会長を務めているリチャード・ギア氏は、個人的な見解として、中国がチベットの混乱を平和的に収拾できなければ、オリンピック参加は「良心に反する」と述べた。
--------引用以上--------

  誰も中国首相の言い分などまともに聞いていないと思うのですが、面白いことに、テレビに出てくる「識者」「コメンテーター」という意味不明の人びとや、ブログを書いている人に、スポーツを政治利用するなという声が結構上がっていることです。
  おおかた、一生懸命練習してきた選手たちを、政治的な動機でもてあそぶんじゃない、という考えが下地にあるのでしょう。いかに主催者が異民族を虐殺してきたばかりか自国民の生命さえ軽視ししている殺人国家だとはいえ、選手には勝ちたいという純粋な動機があるのでしょうから、そういう批判が出てくることは分かります。
  しかし、そういう「スポーツを純粋に愛する人たち」は、こういうことをしている連中をちゃんと批判しているんでしょうか?

橋下知事&東国原知事そろって土俵入り
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20080324-339398.html
--------以下引用--------
 大阪府の橋下徹知事(38)が23日、大相撲春場所の千秋楽で絶叫パフォーマンスを見せた。橋下知事は幕内優勝力士・横綱朝青龍に知事杯を手渡すために土俵に上がり、マイクの前で「本当に熱い取組でした! 大阪が元気になりました。ありがとう!」と横綱対決の大一番を絶賛した。

 生まれて初めて大相撲を観戦したという橋下知事は「両横綱の仕切り前の間には感動した。朝青龍関は本当に龍が昇るようだった」と感動した様子で話した。一方で府の危機的な財政状況の再建を掲げ、今場所から優勝力士に贈る知事杯副賞の米(240キロ)と牛肉(15キロ)を一気に昨年より半減させ、計約25万円をカット。「(副賞は)税金から出している。違うやり方があるのではないかということを(各部局へ)指示した。もう少し行政が汗をかいてもいいんじゃないですか」とさらなる削減も視野に入れた。

 橋下知事に続いて宮崎牛1頭を贈るため土俵に上がった宮崎県の東国原英夫知事(50)は、橋下知事の“ケチケチ作戦”を意識して? 「宮崎牛1頭です。1頭」と太っ腹ぶりを強調し、笑いを取った。

 橋下改革では春場所が行われている大阪府立体育会館も廃止・見直し対象となっている。「来年も(春場所は)大阪でやるでしょう。ただ(体育会館の見直しは)別問題」。大阪府知事としては故横山ノック知事以来、9年ぶりに知事杯を授与した橋下知事だが、改革に例外なしを強調した。
--------引用以上--------

  同じようなことを、小泉純一郎という人物がよくやっていましたね。有名なのは、貴乃花に賜杯を渡して、「よくやった!感動した!」とか叫んだアレです。彼の子分である安倍晋三も、真似をして奥さんを連れて日本ダービーを見に行ったりしていましたね。

  スポーツを利用したパフォーマンス、人気取り・・・どうも、むやみやたらに「財政改善」や「カイカク」を唱える人間というのは、やることが似ているようです。

  こういう政治利用を、マスコミや識者の方々が批判しているのを見ことがありません。ブロガーで多少見かけますが、そういう人は「坊主にくけりゃ袈裟まで」型の、どちらかというと左翼チックな人です。
  マスコミは北京五輪を盛り上げたい(スポンサーのため)という動機からスポーツの政治利用を批判する一方、左翼チックな人びとは小泉安倍憎しでスポーツの政治利用はけしからんと言う。ついでに言うと右翼だとか愛国だとか言う連中は、北京五輪がそもそも中国共産党による政治利用だという。みんな自分の立場からしか発言していません。見事なまでのご都合主義といえるでしょう。
  
  少なくとも、五輪ボイコットには非人道的なチベット人弾圧に抗議する意味合いがあります。しかし、自分の人気取りオンリーの、徹頭徹尾利己的な動機によるパフォーマンスには、肯定的な理由が全く見あたりません。
  スポーツが政治利用されることは、運営に公権力が絡んでいる以上(褒められたことではないが)仕方のないことなのかも知れませんが、北京五輪ボイコットは「政治利用だ」と批判しながら、こういう連中のパフォーマンスを温かく見守るのは、どうも変な気がします。

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2007.09.17(Mon)

「福田首相」という最悪の選択を避けるため、あえて麻生氏を応援する 

  自民党の総裁選が来週にも行われます。麻生太郎幹事長と、福田康夫元官房長官のみが立候補しそうです。

  このブログは、麻生氏を自民党総裁(総理大臣)に推薦します。

  理由は簡単です。麻生氏の方が福田よりもまだマシだからです。ここで、勘違いしないで下さい。私は別に麻生太郎という政治家を積極的に支持しているわけではありません。

  麻生氏は、このブログでも●以前に取り上げたように、EPA(経済連携協定)締結に熱を上げているグローバリストです。
  しかし、彼は少なくとも以下の点で福田よりはるかにマシだと言えるのです。

★小泉純一郎元首相の院政に対して反抗している

  以下の二つの記事だけでもそれは窺えます。

麻生幹事長、平沼氏らの復党に前向き姿勢
http://www.asahi.com/politics/update/0901/TKY200708310410.html
--------以下引用--------
 自民党の麻生幹事長は31日、テレビ朝日などのインタビューに答え、郵政民営化法案に反対し、離党した平沼赳夫氏らの復党問題について「復党を望んでおられる方であれば、復党は基本的には全然間違えていないと思う」と述べ、受け入れに前向きな姿勢を示した。平沼氏は「郵政民営化を含む政権公約に反した場合は議員辞職する」という内容の誓約書の提出を拒んで自民党に復党せず、いまだに無所属を通している。
--------引用以上--------


小泉チルドレン戦々恐々 「年内解散」なら公認差し替え?
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070902/skk070902001.htm
--------以下引用--------
 自民党が参院選で大敗し、「年内解散」もささやかれる中、2年前の衆院選で大量当選した1回生議員「小泉チルドレン」が危機感を募らせている。麻生太郎幹事長ら自民党新執行部は、1回生を厚遇する考えはなく、現職議員を優先してきた公認制度にもメスを入れる方針をチラつかせる。戦々恐々のチルドレンに打つ手はあるのか-。

 (中略)

  麻生氏は、1回生議員を厚遇した武部氏や中川秀直前幹事長の手法に批判的だ。27日の就任会見で「ルールにのっとり、公明正大に党運営をしていきたい」と宣言、政務官や副幹事長などの役職から1回生議員を全員外した。

 菅義偉党選対総局長も麻生氏に同調。30日の古賀派議員懇談会では「麻生氏に『君の仕事はクビ切りをすることだ』といわれた」と打ち明けた。「クビ切り」が、惨敗が予想される候補者の差し替えを意味するのはいうまでもない。

 党内は「次の衆院選で郵政解散のような風が吹くことはあり得ない。どんな逆風でも240議席を死守する選挙態勢が必要だ」(党幹部)と麻生氏らの方針を支持する声が大勢だ。特に2~4回生議員は「1回生のせいで損な役回りをさせられた」との思いは強く、1回生への風当たりは強まりそうだ。
--------引用以上--------

  おそらく、麻生氏は「人気のある」自分が「面白い」演説を地方でやったのにも関わらず、有権者が厳しい判断をしたことを現実的に受け止めているのでしょう。
  もちろん、ポーズだけかも知れませんが、上の二つをやれば自民党の最大派閥である「清和会」(町村派。旧森派、その前は福田派)に喧嘩を売ることになるのは間違いありません。おとなしく小泉氏に尻尾を振る人間ではないという点では、まだ悪くないでしょう。
  少なくとも、●馬鹿、違ったカバとライオン丸の料亭での密談で決まったとしか思えない福田よりは、まだ自律的に動ける余地があるというものです。

★北朝鮮に対する姿勢が福田に比べてはるかにマシ

  こちらの記事をご覧下さい。
 
福田・麻生氏が共同会見、対北朝鮮政策など論戦へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070915itw5.htm?from=top
--------以下引用--------
福田氏は共同記者会見で、北朝鮮による拉致問題について「対話と圧力という姿勢で臨む」と述べた。その上で、日朝交渉の現状について「交渉する余地がないような、非常に硬い状況になっている」と指摘。さらに、「交渉の余地が生まれてこないかどうか、交渉しようという姿勢、意欲が向こう(北朝鮮)に伝わる方法がないか工夫しないといけない」と述べた。

 これに対し、麻生氏は「これまでの対応は間違っていなかった。圧力がなければ対話に行かない」とし、圧力重視の路線を維持する姿勢を示した。
--------引用以上--------


  私は日朝国交正常化などというものは金輪際必要ないと思っている人間なので、まだ国交正常化とそれに伴う天文学的な経済援助を回避できる可能性がある方を応援するのは当然のことです。

★福田はどう考えてもまずい

  福田は、今の日本政治の間違った方向性(アジアとの一体化促進と日本人への経済制裁)を安倍政権から完全に継承し、維持発展することは間違いない人物です。
  たとえば、以下のような「まとめ」もあります。

ガチの媚中派・売国奴福田康夫のーアジア外交 ー

□ 8/15靖国参拝を13日に前倒しさせれば中共は絶対に抗議しないから、とウソの助言を小泉に与える
□ 病気治療のため来日する李台湾総統のビザ発給に最後まで反対、欧米を唖然とさせる
□ 日本国憲法の改正は中韓におうかがいを立てる必要があるとの電波を講演会で発信
□ 靖国参拝は中韓の立場も考えねばならない、と発言
□ 上海日本総領事館の館員自殺問題をもみ消す
□ 蓮池薫さんらを北朝鮮に帰せと主張
□ 「 あいつら ( 地村、蓮池 ) 内心嬉しいのになぜ喜ばないんだ!」「 誰かあの髭 ( 蓮池兄 ) を黙らせろ!」
□ 撃沈した北朝鮮不審船事件の引き上げに反対
□ 中国原潜が侵入した時、首相官邸に報告上げず、原潜が逃げ出すまで中国大使と時間稼ぎ

次期総理大臣候補、福田康夫のーアジア外交を立て直すー「心と心のふれあい」を重視

★中国と話すときには誠意を持って相手の立場を考えて議論することが大事
★日本国憲法の改正には中国、韓国の理解が必要
★靖国参拝は中国、韓国への配慮が必要
★上海領事館員の自殺問題をもみ消したのもこの男
★蓮池薫さん達を北朝鮮にかえすべきと主張
★北朝鮮の不審船、引き上げに反対。
★中国の原潜の日本領海進入を小泉首相にすぐに報告せず、時間稼ぎをする

経歴になぜか胡散臭い男女共同参画ばかり

平成12年10月 国務大臣内閣官房長官(森内閣)沖縄開発庁長官
平成12年12月 国務大臣内閣官房長官(森改造内閣)
平成13年 1月 国務大臣内閣官房長官(第二次森内閣改造)男女共同参画担当大臣
平成13年 4月 国務大臣内閣官房長官(第一次小泉内閣)男女共同参画担当
平成14年 9月 国務大臣内閣官房長官(小泉内閣第一次改造内閣)男女共同参画担当大臣
平成15年 9月 国務大臣内閣官房長官(小泉内閣第二次改造内閣)内閣府特命担当大臣(男女共同参画)
平成15年11月 国務大臣内閣官房長官(第二次小泉内閣)内閣府特命担当大臣(男女共同参画)

●「或る浪人の手記」様より引用)


  いかがでしょう。この人物に総理大臣を任せたら、●「東アジア共同体」という悪夢に向かっての動きが加速することは間違いありません。
  もっとも、これは民主党が単独で政権を取ったとしても同じことだと思います。国民新党や共産党にもっと勢力を伸ばしてもらい、足の引っ張り合いをしてもらうしか防ぎようがありません。

  だからといって、自暴自棄になっても仕方がありません。今の時点で最悪の選択は、小泉純一郎(と森喜朗)の院政によって福田が首相の座に就いてしまうことです。

  それを避けるために、当ブログでは麻生氏を応援していきたいと思います。

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2007.08.29(Wed)

【サプライズ?】「日々是勉強」が推奨する内閣総理大臣は・・・?【バレバレ?】 

  ●前回の当ブログ推奨の閣僚リストの続きです。いよいよ、当ブログが推薦する内閣の中心となる「内閣総理大臣」を発表いたします。

  さて、みなさんの予想は、当たったでしょうか?

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2007.08.28(Tue)

「日々是勉強」おすすめの閣僚リスト 

  安倍政権が「内閣改造」を行ったようです。

首相官邸HP・閣僚名簿
http://www.kantei.go.jp/jp/abedaijin/070827/index.html

  私の結論は、「引き続き安倍内閣を不支持」です。

  理由は、ここだけを見れば十分です。

>国土交通大臣  観光立国担当  海洋政策担当

>冬柴 鐵三 (ふゆしば てつぞう) 衆院  


  以前から、私は安倍政権の方向性がグローバリスト政権であると言い続けてきました。
  グローバリスト(利益の極大化のため、国内への影響を顧みることなく国家間の垣根を取り払おうとする勢力。商社や金融資本、輸出企業が代表例)の狙いは、「日本と中国を一体化させて利益の極大化を図る」ことです。そのために、「東アジア共同体」の実現を目指しています。安倍政権は、●アジア・ゲートウェイ構想を打ち出して、この流れを強化することを公式に宣言している政権です(詳しくは●こちらの記事を参照)。
  冬柴大臣がどんな仕事をしているか、以下にいくつか例を挙げます。

日中韓「三角運航」中国当局と合意…冬柴国交相
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07030922.cfm
--------以下引用--------
 冬柴国土交通相は9日の閣議後の記者会見で、日本、中国、韓国を貨物航空便で結ぶ「三角運航」の実現について中国当局と合意したことを明らかにした。

 日本国内2地点と中国2地点を韓国・ソウル経由で結ぶ航空貨物便を、週4便まで運航できるようにする。

 7日から中国・武漢で行われていた日中航空交渉で日本が中国に提案し、合意した。日本と韓国の間では、すでに三角運航を認める協定があり、日本貨物航空が就航を検討している。日中韓の効率的な航空輸送が可能になる。
--------引用以上--------

冬柴国交相が中国国家旅遊局長と会談、訪日観光の制約要件解消への取り組みを報告
http://www.kankokeizai.com/backnumber/07/03_31/kanko_gyosei.html#01
--------以下引用--------
 冬柴鐵三国土交通・観光立国担当相は3月17日、広州市内のホテルで邵偉国家旅游局長と会談した。冬柴大臣は、検討課題となっている少人数グループへの査証(ビザ)発給をはじめ、訪日観光の制約要件解消への取り組みなどを報告。邵局長は日本側の調整に期待したほか、「4月の温家宝首相の訪日を観光交流拡大の契機にしたい」と述べた。 

 中国からの訪日観光査証では、一定規模の団体に制限されている発給要件を少人数グループにも認めようと関係省庁が検討を進めている。冬柴大臣は、実現に向けた調整に意欲を示す一方、失踪者対策などの課題があることも指摘した。

 これに対し邵局長は「査証発給の要件が緩和されれば、訪日客はさらに増えるはず。失踪者対策は、中国側も十分に配慮している。両国が協力して課題の解決にあたりたい」と語った
--------引用以上--------

共通の交通ICカード検討 日中韓、外国客も共同誘致
http://mediajam.info/topic/142165
--------以下引用--------
 日本と中国、韓国の観光交流拡大を話し合う第2回観光担当相会合が26日、中国・青島で開かれ、旅行者の利便性向上に向け、3カ国で公共交通用のICカード共通化を検討する方向で一致した。

 来夏の北京五輪など、3カ国で行われるイベントに合わせて、歴史遺産を周遊する旅行商品の開発や、外国からの観光客誘致に共同で取り組むことでも合意。観光統計改善や観光分野での環境保護も推進する。

 冬柴鉄三・国土交通相、中国の邵●偉・国家観光局長、韓国の金鐘民・文化観光相が出席。北海道釧路市で昨年開いた第1回会合では3国間の観光交流規模を2010年に1700万人以上にすることなどで一致したが、今回はより具体的な協力案を協議した。

※●は、王ヘンに其
--------引用以上--------

  この人は、●こういう人々を日本に招きたくてしょうがないのでしょう。

  冬柴氏の所属している政党については、もう多くを申し上げません。少しネットで検索すれば、実態と思しきものはつかめるでしょう。そういう政党です。
  
  こういう人物を二期連続(政党としては三期連続)で、観光や運輸を司り、不法入国を防ぐ海上保安庁を所轄する省庁のトップにつける・・・安倍首相は、中国朝鮮との一体化を止めるつもりがないということです。愛国心教育だの日教組潰しだのをやっても無意味です。流入する毒が大きすぎます。
  冬柴氏の政党(というかそのバックにいる宗教団体)の選挙協力に対する返礼だとしても、こんな危ないことをしているのを放置していれば、安倍首相も同罪です。
  今度の組閣でこの盲腸のような連中を安倍氏がどう扱うか見ていたのですが、まあ、従来通りで行くということです。安倍政権のアジア(中国)重視は変わらずということです。

  言いっぱなしではダメだと思うので、閣僚ポストについて対案を出しておきます。与党野党は考慮しません。一部落選中の政治家の方もいらっしゃいます。

 ◇総務相 堀内光男(自民党)

  石油公団を解体した真の改革者。NHKを解体してもらう。
  郵政民営化反対組。

 ◇法相 瀬戸弘幸(新風)

  維新政党新風の広報委員。外国人の不法就労に詳しい。

 ◇外相 城内実(所属無し)

  外務官僚出身者に珍しい郷土愛のある人。
  郵政民営化に森派(現町村派)でただ一人反対。落選。

 ◇財務相 亀井静香(国民新党)

  国民新党の公約である「累進課税の強化」を実現してもらう。

 ◇文部科学相 伊吹文明(自民党)

  教員の数を増やすと言っているのは良い。考え方も悪くない。
  後に出ている古屋氏でもよい。

 ◇厚生労働相 自見庄三郎(国民新党)

  混合診療など医療改悪反対派。参院選で復帰。外資の天敵。

 ◇農相 中川昭一(自民党)

  自由化反対派。ただし、今すぐ自民党を離党せよ。
  本当は故・松岡氏にやってもらった方がいい。

 ◇経済産業相 古屋圭司(自民党)

  副大臣経験有り。外資ともやり合える。郵政民営化反対組。
  文部科学大臣なら、ここは小林興起(国民新党)で。

 ◇国土交通相 綿貫民輔(国民新党)

  土建屋を多少食わせるため。今の大臣よりは誰がやってもまし。

 ◇防衛相 亀井久興(国民新党)

  ここは難しい。人権擁護法案反対派+郵政民営化反対組から。

 ◇官房長官 後藤田正純(自民党)

  サラ金規制で頑張った。マスクもいい。将来の首相候補。 

 ◇沖縄・北方担当相 鈴木宗男(新党大地)

  →やっぱり廃止。宗男氏には「つつき役」の方が似合う。

 ◇経済財政担当相 志位和夫(共産党)

  売国のできないポジションで、グローバリスト叩きをやらせる。

 ◇金融・行政改革担当相 ポスト廃止

 ◇少子化担当相 ポスト廃止

 ◇拉致問題担当大臣 安倍晋三

  ライフワークを心おきなくやらせてあげたい

  ・・・あれ?首相はどうしたんだ?とお思いの方へ。

  私が推すのは誰か、是非当ててみてください。しばらくしたら追記に入れます。まあ、だいたいこの流れからすれば想像が出来ると思います。ご意見はコメント欄にどうぞ。

  歴史上の人物もいろいろ考えたんですが、いちおう現存する国会議員にしました。もちろん、安倍晋三さんではありません(笑)。

※現内閣、首相の熱烈な支持者、単なる反特定アジアの方、うすっぺらい愛国心を振りかざす方、ユーモアのない方はコメントしないで下さい。見つけ次第削除します。

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2007.08.07(Tue)

国民新党、共産党、そして新風・・・それぞれの参院選(2) 

  ●前回の続きです。

  さて、維新政党新風にとっての参議院選挙はどうだったのでしょうか。

  一応、知らない方のために維新政党新風を紹介しておきましょう。党の自己紹介によると、『戦後体制(現行占領体制)打破を党是として、日本を日本たらしめる政治の実現をめざし、全国各地の老壮青各世代の熱情厚き有志が集って活動している政党』だということです。まあ、簡単に言ってしまえば、右翼政党だということです。
  しかし、既成政党のようなタブーがないため、各種声明において大胆な主張を繰り広げており(たとえば、「竹島は断固として奪還すべし」など)、メディアに取り上げられるような政党、とりわけ自民党の情けなさに愛想を尽かして新風を支持するようになるという方も多いようです。

  今回は、新風にとって4回目の参院選挑戦でした。「何としても1議席を」という機運が高まり、ネット上でも大いに盛り上がりを見せていました。
  そして、結果はというと、比例区において170,515票の得票に留まりました。前回が14万票ですから、まあ一応前進したと言えば前進したといえるでしょう。しかし、事前に「ネットから政治を動かす」と豪語していた支持者たちの盛り上がりように比べると、何か寂しいものを感じます。

  この結果を受けて、こう思われた支持者の方も多かったでしょう。

 「新風は真っ当な主張をして国家の誇りを取り戻そうと
  訴えているのに、世間はそれを理解しなかった」
  
 「マスコミが論点をずらし、国家主権の問題ではなく
  年金のような卑近な問題を焦点にしてしまったのは痛かった」

 「新風の主張は間違っていない。世論が歪んでいるのだ」


  この際なので、はっきりと申し上げておきます。あなた方のような方たち「ばかり」が新風を支持している限り、新風は1議席だって獲得できはしません。

  まあ、そんなに目くじらを立てずに、続きをお読み下さい。

  新風は真っ当な主張をしています。これは、私も評価しています。そういう政党だから、私は支持したいと思うのです。
  それに、新風にはグローバリストに対抗できるような国家観を持つ可能性があります。大企業や特定の団体に支持されていないからです。これも、私が投票を呼びかけた大きな要因です。

  しかし、それだけで勝てるほど選挙は甘くありません。

  何が行けなかったのか、簡単にまとめておきましょう。

(1)訴求力に欠けるどころか、マイナスの選挙公報

  東京選挙区の鈴木信行氏の選挙公報を、職場の休憩室で読んだ時がありました。

  今、手元にないのですが、その時にいの一番に飛び込んできた言葉が、

  「『美しい国』より『強い国』を!」

  「北朝鮮くらいアメリカに頼らずとも叩けなくてどうする!」


  という文字でした。

  新風を支持している私でさえ、正直首を傾げてしまいました。今、このキャッチフレーズを掲げて、本当に票が集まるのだろうか・・・?
  さらにショックだったのは、隣で覗いていた同僚が、後者のキャッチコピーを復唱して、失笑していたことです。笑った本人に勿論悪意はありませんが、その後「地獄の火の中に投げ込むべきである」などという意味不明のキャッチフレーズを書いている候補のところで、同様に笑い声を上げていました。同レベルに扱われているのです。

  私は、支持者の一人として、悔しい気分を味わいました。しかし、今考えてみると、彼の反応がむしろ普通なのです。

  2月の六カ国協議で、日朝国交正常化が既定路線として定められた(一応日本は拉致問題で踏みとどまっているという形にはなっている)途端、北朝鮮の問題は急に俎上に登らなくなりました。あの安倍内閣も、北朝鮮を使った「おおかみ少年」のような真似ばかりしている(証拠は●こちらのブログ)安倍内閣ですら、拉致問題を選挙戦でアピールしませんでした。
  要するに、もう北朝鮮の話は旬を過ぎたネタ(というより、アメリカも日本政府も触れて欲しくない問題)だったのです。それを、安倍首相の二番煎じのようにして蒸し返す・・・選挙民が注目するわけがありません。
  拉致問題はどうでもいいこと、などと言っているのではありません。それはそれとして解決すべきことです。しかし同時に、国民が必要としている何かを与えられる存在でなくてはならないのが政治家というものです。
  それを放置して、国家主権の問題「だけ」を唱えていても、一部のマニアしか寄りついてきません。悔しいですが、現実です。
  国民が戦争という現実と真剣に向き合うのは、「明白勝つ現在の危険」が生じた場合だけです。たとえば、本当に北朝鮮が、対馬なり佐渡になり攻撃を仕掛けてきたら、新風の主張が通る可能性もあるということです。
  ただ、そういう状況を自力で作り出す力が新風にあるわけがありません。あったとしても、安倍内閣に手柄を独り占めされておしまいでしょう。
  そういうキャッチコピーを掲げて選挙戦を戦っている限り、いつまで経っても裾野は広がっていかないということです。

(2)生活・経済関連の政策アピールの弱さ

  別に、民主党のように年金だけに特化して選挙戦を戦え、ということを言っているのではありません。いやしくも国民の下僕として働くのであったら、しかも、「保守」を自称するのだったら、国民の生活を守っていく道筋くらいは提示すべきだということです。
  いちおう新風も、「取り戻せ、国家の誇りと日本の暮らし」というキャッチフレーズを持っています。支持者の身びいきではかもしれませんが、響きもよく、爽やかな感じがして好感が持てるものだと思います。
  しかし、その後に続く「政策」が何もないのです。前出の鈴木候補の選挙公報など、「勤労者が報われるシンプルな経済システムを!」という言葉以外、経済や雇用や社会保障のことについて何も触れていません。
  こういうことを某所で発言したら、「ミニ政党が生活のことを謳っていても仕方がない。特化すべきだ」と、支持者の方に反論されました。
  彼の言い分は一見正しそうに見えますが、基本的に間違っています。なぜなら、その「特化」した政策が国政に全然反映していないからです。非常にきつい言い方かも知れませんが、北朝鮮だの核武装だの自主憲法だのといったアピール「ばかり」している政党を、国民が必要としていないというだけの話です。
  どうも、右寄りだとか保守を自称している人のブログやコメントうを見ていると、自分たちの主張を理解しない国民を、マスメディアに騙されている馬鹿な人たちだと見下しているような雰囲気が感じられて仕方がないのです。恥ずかしながら、このブログにもそのような思い上がった態度を採っていた時期があった気がします。現在の私のスタンスは、まあ、読者の方を信じるしかないですね(笑)。
  新風がそういう方たち「だけ」に支持されている限り、国政の舞台に上がることはできないでしょう。ネット右翼やネット保守などというのは、社会の中では少数派に過ぎないからです。
  この現実を受け入れるところから始めなければいけません。そうした上で、従来の「占領体制打破」に、もう少し多くの国民に受け入れられる政策を付け加えて行くべきです。
  私なら、たとえば、周辺諸国と喧嘩することを怖がる必要がない(中国や朝鮮から紐付きのエサをもらっていない)という、新風の最大の強みを活かして、こういう分野を開拓します。

中国外相、日本に対し中国食品の報道規制を要求
http://blog.zaq.ne.jp/tachikoma/article/909/

  こういうニュースを党のホームページで徹底的に取り上げ、

 「食の安全を守れずして、何が真の保守でしょうか?」

 「新風は、グローバリゼーションから日本の食卓を守ります!」

 「新風なら、検疫の人数を3倍に強化!危険な食物から日本を守ろう!」


  とかいう感じのセンセーショナルな主張をするのです。
  ここに、食糧自給率の向上を付け加えれば完璧です(この問題を共産党に主張されて、保守勢力は悔しくないのか!?)。

  日本の食の安全を守るために戦う保守政党・・・最高にカッコイイですね。農家や環境保護運動家だって、「こんな政党があったんだ?」と思うはずです。今の新風にまず投票しない、子供を持ったお母さんたちの票もいただきです。
  どうせ「特化」するなら、国民の利益に直結する分野で特化すればいいだけの話です。既成政党はどこも食品業界や輸入相手国(中国もそうだが、アメリカも忘れてはならない)に気兼ねして、この問題に手を付けられません。国民新党や女性党に取られる前に、早く先鞭を!!(笑)

  その上で、年金の仕組みなどについて、多少多党の真似っぽくても構いませんから、当たり障りのないことを言っておけば十分です。
  「新風っていう政党があるんだけど、もっと国産の食べ物を増やせるようにするって言ってるよ」という評判が広まり始めれば、50万票くらいは取れます。ここまでくれば、あと少しです。

  本当に勘違いしている方が多いので、ここではっきり言っておきます。
  新風のような右翼政党が唱える「自主憲法」「核武装」「憲法を改正して国軍を創設」といった主張について、提唱者も支持者も自己目的化してしまっていることに気づかなくてはいけません。
  「保守」という字の意味を考えてみて下さい。何かを「守る」という意味だと言うことはすぐにわかるはずです。しかし、核武装や憲法改正を声高に語る人々は、その意味を完全に忘れています。
  一番典型的な例は、安倍晋三内閣総理大臣という政治家です。「戦後レジームからの脱却」などというお題目を掲げて、保守を自称しているこの政治家は、いまだに何を守ろうとしているのかハッキリと明言しません。彼の支持者の支持理由も、「○○よりまし」「××にしたら中国に侵略される」とかいった消極的なものばかりで、彼の掲げる政策を推し進めると一体何が「保守」されるのか、積極的な理由を掲げている人がほとんどいません。
  それどころか、数字の上での経済成長や景気回復を強調しまくって、実際の国民生活が悪化していることから目を逸らそうとしてさえいます。保守なのに生活を保守してくれない、これでは困ります。
  まあ、それも仕方がないでしょう。彼や、彼の支持者には、何を守らなくてはいけないかという視点が根本的にずれているからです。政治家が守らなくてはならないのは、国民の生命や財産、さらにはそれを基盤とした生活であって、それ以上でもそれ以下でもありません。
  軍隊や核ミサイルというのは、そういうものを守るために存在するのです。軍隊や核兵器を持てば、自国内外の問題が全て解決するという単純な話ではありません。そんなものに特化して、支持する国民がたくさんいる国の方がよほど異常です。

  守るべき国民の生活をないがしろにした核武装・・・一体、北朝鮮とどこが違うというのですか?

  新風はそんな政党ではないはずです。だからこそ、「日本のくらし」を維持発展させるような生活関連の政策「も」打ち出さなくてはいけないのです。
  真正保守が、国民の生活を守らなくて一体誰が守るというのですか?

(3)党本体と、候補者の政策のズレ

  支持者として率直に感じたことです。具体的に言えば、●「極右評論」主宰者である、新風の広報委員・瀬戸弘幸候補者が演説やブログで訴えている政策(これを「新風の政策」として支持している人は多い)と、選挙公報や党のホームページで書いてあることとの間に、かなり大きなズレが生じているということです。
  たとえば、瀬戸さんは「パチンコを在日朝鮮人の手から取り上げるべきだ」とか、「創価学会の傀儡である公明党こそ政教分離だ」という素晴らしい主張をなさっています。しかし、新風のホームページや選挙公報の何処を見ても、それを同じ主張が見られないのです。
  確かに、瀬戸さんにそのような主張をさせていること自体、新風の意思表示だと考えることもできます。
  しかし、それでは自民党が「山崎拓」や「加藤紘一」の主張を党の主張として認めていることと、論理的には同じになってしまいます。誤解の内容に予め念を押しますが、「論理的」にです。
  そうなれば、ここは党として主張を一本化すべきです。瀬戸さんのおっしゃっていることは、我が国の国家意思形成過程を外国や宗教団体によって歪められている事態への警鐘であり、真の保守勢力を目指す新風の政策として相応しいものであり、現状に不満を持つ保守的な人々の率直な心情の代弁でもあります。
  これが、部分的であれ実現できなければ、次の選挙が来たとしても、党本体としては過去の選挙と同じような主張しかできず、結局保守を自称する人々に、自民党に逃げられてしまう結果になる可能性が高い、というのが私の率直な印象です。

  以上、熱烈な支持者の方には非常に耳障りなことを申し上げたかもしれませんが、新風に期待するゆえだとご了解いただければ幸いです。

  なぜあれだけ議席獲得の期待が高まったのにも関わらず、3万票の上積みだけで終わってしまったのか。そこを真摯に反省することなくして、新風の前進はありません。
  今後の、新風の発展を心より祈っております。がんばれ、新風!!  

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