2008.10.19(Sun)
【そんなの】 『日々是勉強』の思想的プロフィール 【あったんだ】
「地政学・国際関係」カテゴリに入れる記事にしようと思っていたら、全然違う記事になってしまいました。いつも拙ブログをご愛読いただいているかたも、初めていらっしゃる方も、私の考え方を知っていただくには有益だと思いますので、ご覧下さい。
こういうニュースが出てくると、脳みその構造が単純な人たちはどういう反応をするか予想してみます。
(1)日頃ブログで「国家主権」とか「靖国」とか「反日」だとか書いている勇ましい人たち
・やっぱり日本は素晴らしい国だ!
・日本は世界の中で重要な役割を果たすべきだ!
・そのためには、憲法を改正して正当な軍備を整えるべきだ!
・国連分担金を2番目(1位の米国は滞納してるので実質1位)に払っているだから当然だ!
(2)日頃ブログで「平和」とか「反米」とか「人権」とか書いているたおやかな方々
・戦争責任や中国韓国に対する謝罪をしていないのに、常任理事国などとんでもない!
・カネの見返りに地位を求めるのは浅ましいことだ!
・アメリカの言いなりになって軍拡をするための憲法改正はやめろ!
・軍事力に頼らない国際貢献の形があるはずだ!
なんというか、いっぱしに政治を語っちゃってるブログというのは、極端な話、こういう「右翼セット」「国家主義コース」「人権平和定食」「平和主義ランチ」みたいに、決まったメニューしか出てきません。
それを、偏食の人たちが料理を持ち寄って、「おたくのは向こうのまずい飯と違っておいしいねぇ」などと褒めあっているのが、政治を扱っているブログだとか掲示板の大半を占めているといっても過言ではないと思います。
たまにそうではないブログがあっても、一般人から見たらどうでもいいようなマニアックな話や、読んでいて頭が痛くなるような知識の羅列だったりします。「エチオピア料理とエリトリア料理の共通点」や、「ウクライナ東部地方のボルシチとロシア西部のボルシチの特徴」を延々と語っているようなもので、マニア仲間のサロンと化しているところが少なくないようです。
このブログは、そういう方々とは一線を引いていきたいので、今回のこのニュースの意味を一言で言っておきましょう。
「ロシア・中国が賛成するわけがないから、いくら言われても無意味」
これだけです。さらに、もう一つ付け加えるなら、
「上の米英代表の狙いは、日本が彼らの要求を断りにくいムードを作ることである」
ということです。
別に私は、だからといって明日から日本政府に反米的な態度を取れ、などと要求したいわけではありません。どの国も自国の利益を最優先に動いているのが国際社会なのですから、アメリカやイギリスが日本を持ち上げるというのは、何か狙いがなければおかしいのです。
それを分かった上で、節度を持って協調するというのなら、全く問題はありません。そうではなくて、こうやって米英に頭を撫でられて有頂天になり、なすべきことを見失ってしまうのがダメだと言っているのです。
せっかくですから、こういう問題を私が考えているときの、根本的なベースになっている考え方を少し紹介しておきます。
なにか、このブログを「反米保守」などという認識をしている方が結構いらっしゃるようですが、あまり良い認識だとは思えません。私は自分の国日本が自国の領土を適切に管理でき、経済や社会保障に関する政策を自律的に決められるようにしていってほしいと思っているだけであって、初めから「アメリカ憎し」という感情でものごとを判断しているわけではありません。
あと、私は別に自分から「保守:」などと名乗るつもりもありませんし、保守的な考え方の人間だという自己認識もありません。サバイバル能力が真ん中より下の(もちろん、自分も含む)日本人が、近い将来の生活に大きな不安を抱えながら生きていくような状態になってほしくないだけです。その中には年金だとか雇用だとかいう経済の問題も含まれていますし、日本人が生きていくための領土や資源の確保ということも入ってきているだけです。グローバリストや自民党を非難しているのも、自分たちの生命や財産を脅かす存在だからというだけです。
よくある「一握りの優秀な人間だけが生き残ればいいのだ」という考えには、私は賛成できません。なぜなら、一握りの人間も、その他大勢が生み出す活力を利用しながら生きているからです。それに、優秀な人間だけが生き残れば、またその中で落後する人間が出てくるだけです(●パレートの法則というものがある)。それならば、全体のレベルを比較的ましな程度に保ちながら、社会を安定的に運営していく方が楽だというものです。
このブログが「自分たちのことしか考えていない外国の干渉」や、その「外国に呼応しておかしな考えをばらまく人びと」(学者やマスコミ)、さらには「自分たちの仲間の血を吸って、使い物にならなくなったら外に出て行く吸血コウモリ」(グローバリスト)や、これらの外敵の攻撃にあっても「宗教戦争に明け暮れている右や左の旦那さま達」(自称保守やヘーワ人権リベラル)を忌み嫌っているのも、彼らが元気よく活動すればするほど、日本人の生活や、日本の社会秩序がおかしくなっていくからです。それ以上でもそれ以下でもありません。余計なことをしないでくれれば、彼らにいちいち文句を付けたりはしないということです。
まあ、宗教戦争しているカルト信者やその予備軍は、実害を及ぼす率が一番低いと言えますが、以前の私のように、何か漠然とした不安や不満を抱えている層を虜にしてしまう困ったところがあります。人間というのは、見たいものだけを見て、聞きたいものだけを聞こうとする弱さがありますから、そういう罠にはまっている人たちも少なくないでしょう。
そういう風になるのは避けて、出来る限り冷静に物事を見ていき、私が気づいたことで「これは使える」と思ったことを伝えたい、と思って、このブログを書いているわけです。
あと、せっかく人に考えを伝えるのだったら、何か柱になるような考え方や論理を持っているといいのではないかと思っています。
私は、●江田島孔明さんのおかげで「地政学」という考え方を学ぶことができました。また、●「晴耕雨読」様で紹介されている一連の「近代経済システム批判」には大いに啓発されています。
こういうことを言うと、すぐに「チュウゴク韓国や反日勢力は憎むべき敵だという認識」(笑)や「アメリカはかけがえのない同盟国だという揺るぎない信念」(笑)や「権力者がやることは全て悪だというあまのじゃく的発想」(笑)をする人がいます。そういうのは考え方や論理とは言いません。「イデオロギー」というのです。
イデオロギーは、大きなものにすがっていると楽だという弱さや、自分がうまく自己実現できない恨みを解消する心理的な動きによって形成されている場合がほとんどです。それにこだわると、現実とずれた時に「現実の方が間違っている」という認識をしてしまうものです。
このブログには、「イデオロギー」というものがありません。あえて持たないようにしているからです。だから、「在日朝鮮人や北朝鮮を利用して中国を牽制しろ」とか、民主党にはクソ政党だが小沢代表の農業政策は支持する」などという発想が出来ます。思想的な一貫性などありません。
逆に言えば、そういう融通無碍な発想こそが日本文化の強さなのではないでしょうか。特殊な教義を持たない神道という宗教が、それを象徴しています。だから私は、天皇をイエスキリスト兼ローマ法王みたいな存在に祭り上げて、神社にランク付けをして役に立たない小さな祠を無理矢理潰した「国家神道」は、ほとんど評価していません。
まあ、そういうブログですので、期待通りの外国叩きや、血湧き肉躍るような過激な論調が出てこなくても許してください(笑)。
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日本の国連安保理常任理事国入り、米英が支持表明
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081019AT2M1800T18102008.html
日本が国連安全保障理事会の非常任理事国に当選したことを受け、米英両国の国連関係者は17日、相次いで結果を歓迎し日本の常任理事国入りを支持する考えを改めて表明した。
米国のウルフ国連次席大使は同日、「日本の常任理事国入りはもちろん支持している。圧勝にも非常に満足だ。安保理では緊密な協力をしていきたい」と記者団に期待を語った。
英国のソワーズ国連大使も「アジアには我々が安保理の常任理事国入りを支持する日本がいる。日本が安保理に戻ってくることは非常に重要で歓迎する」と語った。
こういうニュースが出てくると、脳みその構造が単純な人たちはどういう反応をするか予想してみます。
(1)日頃ブログで「国家主権」とか「靖国」とか「反日」だとか書いている勇ましい人たち
・やっぱり日本は素晴らしい国だ!
・日本は世界の中で重要な役割を果たすべきだ!
・そのためには、憲法を改正して正当な軍備を整えるべきだ!
・国連分担金を2番目(1位の米国は滞納してるので実質1位)に払っているだから当然だ!
(2)日頃ブログで「平和」とか「反米」とか「人権」とか書いているたおやかな方々
・戦争責任や中国韓国に対する謝罪をしていないのに、常任理事国などとんでもない!
・カネの見返りに地位を求めるのは浅ましいことだ!
・アメリカの言いなりになって軍拡をするための憲法改正はやめろ!
・軍事力に頼らない国際貢献の形があるはずだ!
なんというか、いっぱしに政治を語っちゃってるブログというのは、極端な話、こういう「右翼セット」「国家主義コース」「人権平和定食」「平和主義ランチ」みたいに、決まったメニューしか出てきません。
それを、偏食の人たちが料理を持ち寄って、「おたくのは向こうのまずい飯と違っておいしいねぇ」などと褒めあっているのが、政治を扱っているブログだとか掲示板の大半を占めているといっても過言ではないと思います。
たまにそうではないブログがあっても、一般人から見たらどうでもいいようなマニアックな話や、読んでいて頭が痛くなるような知識の羅列だったりします。「エチオピア料理とエリトリア料理の共通点」や、「ウクライナ東部地方のボルシチとロシア西部のボルシチの特徴」を延々と語っているようなもので、マニア仲間のサロンと化しているところが少なくないようです。
このブログは、そういう方々とは一線を引いていきたいので、今回のこのニュースの意味を一言で言っておきましょう。
「ロシア・中国が賛成するわけがないから、いくら言われても無意味」
これだけです。さらに、もう一つ付け加えるなら、
「上の米英代表の狙いは、日本が彼らの要求を断りにくいムードを作ることである」
ということです。
別に私は、だからといって明日から日本政府に反米的な態度を取れ、などと要求したいわけではありません。どの国も自国の利益を最優先に動いているのが国際社会なのですから、アメリカやイギリスが日本を持ち上げるというのは、何か狙いがなければおかしいのです。
それを分かった上で、節度を持って協調するというのなら、全く問題はありません。そうではなくて、こうやって米英に頭を撫でられて有頂天になり、なすべきことを見失ってしまうのがダメだと言っているのです。
せっかくですから、こういう問題を私が考えているときの、根本的なベースになっている考え方を少し紹介しておきます。
なにか、このブログを「反米保守」などという認識をしている方が結構いらっしゃるようですが、あまり良い認識だとは思えません。私は自分の国日本が自国の領土を適切に管理でき、経済や社会保障に関する政策を自律的に決められるようにしていってほしいと思っているだけであって、初めから「アメリカ憎し」という感情でものごとを判断しているわけではありません。
あと、私は別に自分から「保守:」などと名乗るつもりもありませんし、保守的な考え方の人間だという自己認識もありません。サバイバル能力が真ん中より下の(もちろん、自分も含む)日本人が、近い将来の生活に大きな不安を抱えながら生きていくような状態になってほしくないだけです。その中には年金だとか雇用だとかいう経済の問題も含まれていますし、日本人が生きていくための領土や資源の確保ということも入ってきているだけです。グローバリストや自民党を非難しているのも、自分たちの生命や財産を脅かす存在だからというだけです。
よくある「一握りの優秀な人間だけが生き残ればいいのだ」という考えには、私は賛成できません。なぜなら、一握りの人間も、その他大勢が生み出す活力を利用しながら生きているからです。それに、優秀な人間だけが生き残れば、またその中で落後する人間が出てくるだけです(●パレートの法則というものがある)。それならば、全体のレベルを比較的ましな程度に保ちながら、社会を安定的に運営していく方が楽だというものです。
このブログが「自分たちのことしか考えていない外国の干渉」や、その「外国に呼応しておかしな考えをばらまく人びと」(学者やマスコミ)、さらには「自分たちの仲間の血を吸って、使い物にならなくなったら外に出て行く吸血コウモリ」(グローバリスト)や、これらの外敵の攻撃にあっても「宗教戦争に明け暮れている右や左の旦那さま達」(自称保守やヘーワ人権リベラル)を忌み嫌っているのも、彼らが元気よく活動すればするほど、日本人の生活や、日本の社会秩序がおかしくなっていくからです。それ以上でもそれ以下でもありません。余計なことをしないでくれれば、彼らにいちいち文句を付けたりはしないということです。
まあ、宗教戦争しているカルト信者やその予備軍は、実害を及ぼす率が一番低いと言えますが、以前の私のように、何か漠然とした不安や不満を抱えている層を虜にしてしまう困ったところがあります。人間というのは、見たいものだけを見て、聞きたいものだけを聞こうとする弱さがありますから、そういう罠にはまっている人たちも少なくないでしょう。
そういう風になるのは避けて、出来る限り冷静に物事を見ていき、私が気づいたことで「これは使える」と思ったことを伝えたい、と思って、このブログを書いているわけです。
あと、せっかく人に考えを伝えるのだったら、何か柱になるような考え方や論理を持っているといいのではないかと思っています。
私は、●江田島孔明さんのおかげで「地政学」という考え方を学ぶことができました。また、●「晴耕雨読」様で紹介されている一連の「近代経済システム批判」には大いに啓発されています。
こういうことを言うと、すぐに「チュウゴク韓国や反日勢力は憎むべき敵だという認識」(笑)や「アメリカはかけがえのない同盟国だという揺るぎない信念」(笑)や「権力者がやることは全て悪だというあまのじゃく的発想」(笑)をする人がいます。そういうのは考え方や論理とは言いません。「イデオロギー」というのです。
イデオロギーは、大きなものにすがっていると楽だという弱さや、自分がうまく自己実現できない恨みを解消する心理的な動きによって形成されている場合がほとんどです。それにこだわると、現実とずれた時に「現実の方が間違っている」という認識をしてしまうものです。
このブログには、「イデオロギー」というものがありません。あえて持たないようにしているからです。だから、「在日朝鮮人や北朝鮮を利用して中国を牽制しろ」とか、民主党にはクソ政党だが小沢代表の農業政策は支持する」などという発想が出来ます。思想的な一貫性などありません。
逆に言えば、そういう融通無碍な発想こそが日本文化の強さなのではないでしょうか。特殊な教義を持たない神道という宗教が、それを象徴しています。だから私は、天皇をイエスキリスト兼ローマ法王みたいな存在に祭り上げて、神社にランク付けをして役に立たない小さな祠を無理矢理潰した「国家神道」は、ほとんど評価していません。
まあ、そういうブログですので、期待通りの外国叩きや、血湧き肉躍るような過激な論調が出てこなくても許してください(笑)。
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2008.07.12(Sat)
左右の分類ほど無意味なものはないと思いますが…
※自宅のPCから多少付け加えました。(本文は出先の携帯電話から更新したままです)
たまに時間があると、私のブログが他所でどのように取り上げられているか、GoogleやYAHOOなどで検索して遊ぶことがあります(笑)。
そうすると、意外なほど多いのが、『日々是勉強』を、「右派」だとか「右」のブログであると評価されている方が意外なほど多いことです。最近、小泉カイカクや自民党清和会を非難する記事が多いため、いわゆる「左」「平和主義」「反自民党」のブログやサイトでそう評価されることが多いようです。中国を盛んに非難しているからかもしれません。あるいは、「話し言葉で歴史を語る」などで、フランス革命を批判し、年中行事や地方の共同体を尊重しているからかも知れません。
また、私を「経済左派」と呼んでいる方もいました。どうも、共産党の労働政策を評価したり、グローバリスト企業の活動を問題視しているからのようです。
どうも、我が国では、以下のような二分法に従って、イデオロギー的な棲み分けが行われているようです。
【右派】
・親米=反中国朝鮮
・軍備肯定(9条蔑視)
・体制寄り=自民党支持
・「文化伝統」の尊重
・自己責任=政府の役割は小さい方がいい
【左派】
・親中国=反米
・軍備否定(9条崇拝)
・反体制=社民党や共産党など野党を支持
・外国の制度や文化(特に北欧)を日本のそれより評価
・福祉国家=政府による国民丸抱えを肯定
多くのブログやサイト、掲示板の意見が、このどちらかに属しています。
しかし、彼らには意外なほど共通点があったりします。それは、
▲基本的に自分と同じ陣営の人間としか意見交流しない
▲反対陣営の発信する情報というだけで拒絶する
▲情報発信者をどういうスタンスか分類・カテゴライズするのが好き
▲その割に、自分は対立意見を理解する用意があることを表明したがる
▲歴史と国際関係を自分の立場から強引に解釈する。ご都合主義の傾向が強い
▲はっきり言って経済や法制度への具体的理解が乏しい
▲意外なほどグローバルなものに対する警戒感が少ない。あったとしても、表面的な現象しか見えていない
▲政治的スタンスの無い一般人を蔑視している
まあ、そういう宗教戦争をやめろとはいいませんから、私をこういう宗派のどちらかの信者名簿(笑)に無理やり登録しないでほしいものです。
当ブログは、「無宗派」なので、是非その内容を何でもいいのでみなさんの人生に役立てて下さい。
【参照記事】
刑法39条の話~「理念バカ」に陥ることの危険性とは
http://roronotokoro.blog113.fc2.com/blog-entry-38.html
「理念バカ」については、●こちらの用語集もご覧下さい。
【右も左も】茶番劇にはもう飽き飽きなんですが【お腹一杯】
http://roronotokoro.blog113.fc2.com/blog-entry-101.html
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たまに時間があると、私のブログが他所でどのように取り上げられているか、GoogleやYAHOOなどで検索して遊ぶことがあります(笑)。
そうすると、意外なほど多いのが、『日々是勉強』を、「右派」だとか「右」のブログであると評価されている方が意外なほど多いことです。最近、小泉カイカクや自民党清和会を非難する記事が多いため、いわゆる「左」「平和主義」「反自民党」のブログやサイトでそう評価されることが多いようです。中国を盛んに非難しているからかもしれません。あるいは、「話し言葉で歴史を語る」などで、フランス革命を批判し、年中行事や地方の共同体を尊重しているからかも知れません。
また、私を「経済左派」と呼んでいる方もいました。どうも、共産党の労働政策を評価したり、グローバリスト企業の活動を問題視しているからのようです。
どうも、我が国では、以下のような二分法に従って、イデオロギー的な棲み分けが行われているようです。
【右派】
・親米=反中国朝鮮
・軍備肯定(9条蔑視)
・体制寄り=自民党支持
・「文化伝統」の尊重
・自己責任=政府の役割は小さい方がいい
【左派】
・親中国=反米
・軍備否定(9条崇拝)
・反体制=社民党や共産党など野党を支持
・外国の制度や文化(特に北欧)を日本のそれより評価
・福祉国家=政府による国民丸抱えを肯定
多くのブログやサイト、掲示板の意見が、このどちらかに属しています。
しかし、彼らには意外なほど共通点があったりします。それは、
▲基本的に自分と同じ陣営の人間としか意見交流しない
▲反対陣営の発信する情報というだけで拒絶する
▲情報発信者をどういうスタンスか分類・カテゴライズするのが好き
▲その割に、自分は対立意見を理解する用意があることを表明したがる
▲歴史と国際関係を自分の立場から強引に解釈する。ご都合主義の傾向が強い
▲はっきり言って経済や法制度への具体的理解が乏しい
▲意外なほどグローバルなものに対する警戒感が少ない。あったとしても、表面的な現象しか見えていない
▲政治的スタンスの無い一般人を蔑視している
まあ、そういう宗教戦争をやめろとはいいませんから、私をこういう宗派のどちらかの信者名簿(笑)に無理やり登録しないでほしいものです。
当ブログは、「無宗派」なので、是非その内容を何でもいいのでみなさんの人生に役立てて下さい。
【参照記事】
刑法39条の話~「理念バカ」に陥ることの危険性とは
http://roronotokoro.blog113.fc2.com/blog-entry-38.html
「理念バカ」については、●こちらの用語集もご覧下さい。
【右も左も】茶番劇にはもう飽き飽きなんですが【お腹一杯】
http://roronotokoro.blog113.fc2.com/blog-entry-101.html
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2007.11.23(Fri)
「日々是勉強」の歴史(笑)
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